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第10話 人脈と連携
それから村上は出来る限りのことを協力したという。彼女の住んでいるアパートの大家さんとは元々知り合いで、二階から一階の空室の部屋に移動させてもらった。大家さんも同じアパートに住んでいて、移動した部屋はその隣だ。
大家さんは子供好きの人だから、子守りは歓迎と言ってくれた。アパートの住人に、子供が生まれて夜泣きが始まれば迷惑をかけてしまうことを先に伝えるように行った。
これは大家さんの案でもあり、他の住人にも子供がいたり好きだったりするので何かあった時に助けてもらえるからという理由だ。
彼女は子供が生まれてから、村上や大家さんと住人、肉屋の娘に手伝ってもらいながら子育てをした。
その時までの彼女の心には、孤独は無かったという。
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