第32話 ファーマ君、農作業を始める
厨房では65人分の食事を作る為に慌ただしく下準備をしている。
食堂で食事をするのは基本的に一般奴隷だけだ。だから作る物は僕達が食べる物とは違って質素なものになる。今の予定では肉は週に1度にして普段は乾燥ミールワームを戻した物がたんぱく源。
基本一汁一菜と主食、味付けは塩のみ。主食はパンか麺か芋だ。前世で読んだ航海を題材にした小説にビタミンが不足すると壊血病という病気になると書いてあったので、最低1日1食は果物をデザートとして出すようにしている。まあ、この世界にも同じ病気があるとは限らないけど予防は大事だよね。
一般的な感覚で言えば最低限の食事なのだけど、これでも奴隷の食事としては豪華な方らしい。普通は具の無いスープと黒パンだけ、スープに野菜でも入っていれば上等なんだそうな。
流石にそれでは肉体労働は出来ないので、農場の食堂ではちゃんとした食事をさせるようにしている。契約でも毎食お腹いっぱい食べさせると約束しているので量だけは多く作ってもらう予定だ。
作物の生産が成功して収穫できたら、一汁二菜、一汁三菜と増やしていこうと思っているけど、今はこれで我慢してもらうしかない。
「どう? 4人でやれそう?」
「あっ、ファーマ様。これって一般奴隷の人達の分だけで良いんですよね?」
僕が声を掛けるとランカが一生懸命作業しながら質問を投げかけてきた。
「うん、そうだよ。僕達の分は家で作るから、ここでは一般奴隷の人に食べさせる分だけで良いよ。お腹いっぱい食べさせる契約になっているから多めに作ってあげてね。もし作り過ぎて余っても問題はないから」
「はい、わかりました。大人数分の調理は初めてなので、慣れるまで時間は掛かりそうですけど頑張ります。ノルン皮はもう少し薄く剥いて勿体ないから」
「何人か手伝いによこそうか?」
「いえ、暫くは4人でやってみて無理そうならお願いします。あっ、お父さん今日の調理法だとミールワームはもう少し水で戻さないとダメだよ?」
ランカ一家はやる気満々だ。ランカとルインカさんは調理に慣れているので手際は良いのだけど、ベジルさんとノルン君はあまり調理をやった事がないようで、慣れている2人からちょいちょい指導を受けている。
「うん、わかったよ。じゃあ、邪魔しちゃ悪いから後は宜しくね」
──日が暮れ始めた頃、夕食が出来上がり一般奴隷の全員を食堂に集める。席数が足りないので小さな子供はお母さんの膝の上に座っている状態だ。椅子と机を追加しなきゃだな。
「お腹が空いていると思うけど、少しだけ話を聞いてね」
全員を席に座らせ翌日からの日程の説明をする。
朝は8時にここで朝食、9時から作業開始、お昼は12時から食事で1時から3時までは読み書きと算術、それと一般常識の勉強、3時から6時までまた農作業をして、そのあとは自由時間。暫くはこの日程で農作業を行う事を説明。続いて食堂の使い方(セルフサービスのやり方)を教え〝いただきます〟と〝ごちそうさま〟も教える。
「はい、話が長くなったけどさっき言ったように、この配膳板を持ってカウンターに1列に並んで食事を受け取る事。分かった?」
「「「「「はい」」」」」
「じゃあ、食事にしようか」
僕の合図とともに待ちかねたと言わんばかりに一斉に立ち上がり、我先にとカウンターの前に並ぶ一般奴隷の人達。僕が見ている前なのが良かったのだろう、ちゃんと1列に並んで食事を受け取っている。シルとマルネにはベイとコルンが代わりに食事を持って来て手渡していた。
受け取った人から席に座り手を合わせて〝いただきます〟してから掻き込むようにご飯を食べ始め、急いで食べ過ぎて喉に詰まらせそうになっている人も多くいて、落ち着くまでは目が離せなかった。
食事が全員にいきわたったのを見計らって厨房から
「おかわりが欲しい人は、今ある分を食べ終わったらまた取りに来て。料理はまだ沢山あるから焦らなくていいからね」
と、ランカが声を掛けると全員が少し食べるペースを上げ、料理を口に詰め込み無理やり器を空にして、口をモグモグさせながらおかわりの列が出来る。
これが最後の食事かと言わんばかりに、お腹に食事を詰め込み苦しそうにしている人ばかりだけど、みんなとても幸せそうな顔だった。
とりあえず、全員に朝と昼は食べ過ぎて動けなくなると仕事にならないから程々にするよう注意しておいた。
今日、用意した食事は普通の人が食べる倍の量だったらしいのだけど、野菜1切れも残さず全部なくなったそうだ。ランカ一家は休む暇もなくお代わりの列が続いたので、今は調理場の椅子に座って作業台につんのめるようにぐったりしている。
やっぱり4人だときつそうだな……そうだ、シルとマルネはまだ農作業が出来る状態じゃないから座ってできる作業をやってもらえばいいかも知れないな。
と、いう事で食後に相談してみたらやりたいと言ってくれたので、ランカ達に紹介して明日の朝から手伝ってもらう事になった。
翌朝、一般奴隷の人達は7時半に起床して食堂に集まり朝食を摂ってもらった。昨日の注意が効いたのか、今日は苦しむほど食べる人はあまりいない。
食事を終えた後は食休みを入れて予定通り9時に農作業開始だ。とは言っても、やる事は農地の雑草や石の除去。全員に鍬を手渡し、リリが使い方を説明。まだ体力が無いので様子を見ながらコツコツと作業を進めて行く。
15分もすると肉刺を潰す人もチラホラ出始めるけど、肉刺はできて当たり前、潰れて治るを繰り返せば手は強くなるので、手に布を巻いて痛みを我慢しながら作業は進んだ。
神術で治療してあげたい気持ちはあるのだけど、それをするといつまでたっても強い手にならないらしいので、余程酷い状態にならない限り治療はしない事にしている。黴菌が入って膿むといけないので作業後に浄化神術だけは掛けておく。
暫くは休憩を入れながらゆっくりと作業を進め、僕とエミルとリリとミミがみんなの体調を見ながら農具の使い方を教えて、出来る限り一般奴隷の人達の体調や疲れ具合を見ながら指導して、お昼まで作業を続けた。
あまり作業は進まなかったけど、先ずは体力を戻す事と農作業になれる事が大事なので、ダン達が到着するまではこのペースでやっていこう。本格的に始めるのはそれからだ。
昼食後は1時から3時まで勉強の時間。リリとミミも食堂にやって来てみんなと一緒に勉強。勉強時間をどうして昼にしたのか、それは暑い時期の事を考えて一番暑い時間帯での農作業を避けたから。
リリとミミから聞いた話だと、グラダでも暑い時期は真昼にはあまりキツい作業をしないらしいので、その方法を採用したのだ。今は涼しい季節だけど、みんな肉体労働を長時間できるような体力はまだないので、丁度いい骨休めになるだろう。
お勉強タイムが終わると朝と同じ作業の繰り返し、除去した雑草は一か所に集めて乾燥させておく。日那国でやっていたように田んぼを作る時に燃やして肥料にする予定だ。
掘りだした石はリヤカーに乗せて水路の入り口付近に集めておく。元農村だった割にやたらと大きな石がゴロゴロ出てきたのは驚きだ。やっぱり30年近く放置されるとそうなるのか? この石がいったいどこから運ばれてきたのか謎だ。
日暮れ前に作業を止め1日目の作業が終わった。リリとミミは平気そうにしていたけど、一般奴隷の人達は全員フラフラになっている。慣れるのは大変そうだな。
──それから1カ月ほどが経ち12月の中旬。カナイ村のダン達とワックスさん一家を乗せたポー車が農場にやってきた。
「長旅お疲れ様」
「いやー、本当に長かった。でも色々と良い勉強になったよ」
ワックスさんはポー車から降りて腰をトントンしながら疲れを見せているけど、とても良い笑顔だ。
「ファーマ、すっげぇんだぜ? 冒険者の兄ちゃん滅茶苦茶格好いいんだ」
道中何があったのか、ダン達はすっかり冒険者の虜になっているようだ。
「道中、何かあったんですか?」
運び屋さんの親方に話を聞いてみる。
「ああ、何度か魔物や盗賊に襲われたんだよ。まあ、いつもの事さ。今回は熟練冒険者を護衛に付けてくれたから安心して移動できたよ。またよろしくね」
襲われた時に冒険者達が盗賊や魔物を倒す姿がダン達にハマったようだ。襲われたのに誰も怪我すらなく来られたのは冒険者さんのお蔭だ。高ランクの人を雇って良かった。
「それは大変でしたね。冒険者の皆さんありがとうございました」
「いいって事よ。それが俺らの仕事だからな。今回は報酬もそこそこ高いし、旅費を掛けずにアインスに来られたから、いい仕事だったぜ」
冒険者にはあまり良いイメージを持っていなかったけど、今回護衛に雇った冒険者さんは良い人そうだ。
因みにアインスに来られて良かった理由はダンジョンがあるかららしい。アインスのダンジョンはデザリア最古のダンジョンで他のダンジョンより深い階層に行けるんだとか。深層に潜るほど高く売れるアイテムが手に入りやすいそうで、彼らはこの後、数日アインスでゆっくりしてダンジョンに入るんだそうだ。
依頼書にクエスト完了のサインを書いて渡すと、運び屋さんと冒険者さん達はアインスの町に向かって行った。
「先ずはデオドランの新店舗に案内しますね」
デオドラン含め農場の従業員の家は3日前に完成したところだ。あとは持ってきた家具などを運び入れるだけ。ビルダさん達はかなりハイペースで建ててくれたけど、仕事はとても丁寧でしっかりした家を建ててくれている。
「ちょっとファーマ君? 本当にここで間違いないの?」
ん? 何かおかしかったかな? 服屋さんによくある設計を基にして建ててもらったんだけど。
「前の店よりずっと立派な建物だねぇ」
西街にあったデオドランよりは少し狭いんだけど、東街の時と比べているんだろうか?
「1年は無料で住まわせてくれるのよね?」
「こんな立派な家に1年もタダで住めるなんて夢みたいね」
どうやら3人とも新しい店に良い意味で驚いてくれているようだ。
「はい、無理言って来てもらったんで、これくらいは当たり前ですよ。とは言っても、まだ中はほぼ空っぽですけどね」
まだ家には寝具しか置いていない。
「いやいや、充分過ぎるよ。直ぐにでも開業できそうだ」
「部屋数が多いわね。1人1部屋使えそ──あれ? もうベッドと布団があるのね……って、ファーマ君!? これってもしかして魔法道具じゃないの?」
各部屋を覗いて回っていたアンナが、ランタンの代わりに置いておいた照明魔法道具を手に持って、慌てて走ってきた。
「うん、そうだよ。灯りや水回りは魔法道具を設置してあるから、ランタンや薪は必要ないからね。使い方がわからなかったら言ってね」
デオドランだけでなく従業員用の家はオール電化ならぬオール魔法道具化なのだ。因みに地下の保管庫も冷蔵室になっている。
「いやいや、そんな気軽に言ってるけど、私達は貴族じゃないんだから、気軽に魔法道具なんて使えないよ」
そんな事を言われてももう作ってしまったんだから使ってもらうしかない。
「気にせず使ってよ。使ってみると便利だよ?」
ワックスさんとアンナは開いた口が塞がらないようで引き気味に僕の方を見つめてくる。おかしい、喜んでもらえると思ったんだけど……?
「ねぇ、ファーマ君。私も農場で働かせてもらってもいいかしら? 服は作った事ないから店は手伝えないし、やる事ないのよね」
「本当ですか? 是非お願いします」
テシアさんから嬉しい申し出があったので喜んで承諾。話し合いの結果、給金は他のみんなと同じで1日30デニールと食材を配給し、金銭は毎月一日に経理事務所で受け取りもしくは貯蓄、という事で決定した。
全従業員の貯蓄管理までやらないといけない上に勉強まで教えなきゃいけないので、ケイトとミルムはかなり大変だろうけど頑張ってほしい。もし2人で手が足らないようならもう1人経理を入れる事も考えなきゃな。
ワックスさん達はそのまま荷物の搬入作業に移り、次はダン達を家に案内する。
ダン達が生活する家はデオドランからリリ達の家を挟んだ2軒隣り。
「ここがダン達の住む家だよ。隣の家がダン達と一緒に農場で働いてもらうリリとミミとセトっていう人達の家だから、あとで紹介するね」
「おおーでっけぇ」
「教会より立派な家ね」
「みんなー! こっち来て。お風呂が付いてるよ」
「やったぁ、お風呂だー!」
「ほんと!? 嬉しい……もう震えながら井戸の水を被らなくて良いのね」
ダン達が家の中に入った途端、家中を見て回り大騒ぎしている。特にお風呂に感動したようでフーリは涙まで流している。
やっぱり真冬に行水は辛かったんだね……
とりあえずLDK以外に1人1部屋とまではいかないけど、4部屋の個室があるので2人もしくは3人で1部屋使える程度の家にはなった。この家も今のところ灯りと寝具以外の物は置いていない。
魔法道具の使い方を説明しながら家中を見て終わり、落ち着いたところでダン達を連れてリリ達の家に顔合わせに行くと
「あなた達がファーマから聞いていたカナイ村の子達ね。明日から一緒に仕事をするリリです。宜しくね」
「ミミだよ。よろしくー」
リリ達が挨拶をするとダン達も挨拶を返し軽く紹介をすると和気あいあいと話し始めた。のだけど、ダンの様子が少しおかしい。
「どうしたのダン? 少し顔が赤いよ?」
「な、なあファーマ。あのリリって子が俺達の親方になるんだよな?」
デザリアでは農場や工房の一番偉い人を親方と呼ぶ。農場長という役職名にしようと思ったんだけど、それはエルミナさんの役職名と被ってしまうので使えなかった。
「うん、そのつもりだけど嫌だった?」
そう尋ねるとダンは激しく首を横に振る。
「全然嫌じゃない。やる気出る」
リリが親方だとやる気が出る? ああ、そういう事か。でも、7才差って実るんだろうか? リリからしたらダンは子供だよね? まあ、それはダンの頑張り次第だろう。温かく見守っておこう。
みんなの荷物の運び込みが落ち着いてからワックスさん達を農場の全員に紹介した。デオドランには従業員の作業服が破れた時の修復と、修復が出来ないほど破れた時やサイズ的に着られなくなった時の、新しい作業服の補充をお願いする事になる(それらの代金は勿論農場から支払われる)。
支給品以外に服やちょっとした装飾品が欲しい場合も、デオドランに行けば買うことが出来ると、しっかり宣伝もしておいた。これで少しはデオドランの売り上げに貢献できるだろう。
翌日。今日の農作業は休みにして、ステイール領から来てもらったみんなを連れてアインスに行き、住民登録とアインス観光をした。
翌日からはカナイ村のみんなとテシアさんも農作業に加わり本格的に農地開拓スタートだ。
現在の開拓状況は1割弱といったところだけど、一般奴隷の人達には、この1カ月しっかりした食事を摂らせて、少しだけ肉付きは良くなって開拓作業にもそれなりに慣れてきたので、作業ペースは速くなるだろう。
ポークン達も農場の環境に慣れてきたので、今日から太い木や大きな石をどかすのに役に立ってもらうつもりだ。
これまでに掘り出し湖からの水路の入り口付近に集めた石で、石垣造りの段差のある浅い溜め池を製造中。溜め池を作って何をするかと言えば山葵作りだ。
日那国の山葵栽培法を用いて溜め池に砂利を敷いて段差を作って上段から下段へ水が流れるように魔法道具を設置。用水路から汲み上げた水を使い人工の川のように水を流し、また用水路に戻すように制作中。
まだ山葵畑の下地造りの段階なので稼働はしていない。
因みに僕は山葵と読んでいるけど、日那国では水辛草という名前だった。味はほぼ山葵なのだけど水辛草は根ではなく茎を摩り下ろして使う薬味だ。
水辛草は緩やかな流れの川の浅瀬の砂地や砂利の上で生息する植物で、葉は縦長のハート形、茎は麺棒の様に太くバラの様に棘があり、蓮のような大きな花が咲く。
茎の部分は水の中にあるので、水面からは棘が見え難いから収穫する時に気を付けないと怪我する。まあ、日那国の人は素手で無造作に収穫していたけど……植物の棘なんか刺さらないんだよね、あの人達。
山葵畑(水辛草)をここにした理由は湖から引き込んだ水路が最初に通るのがここだから。ここから農地全体に水が行き渡るように用水路を作ってもらったので流れを作りやすいのだ。
とりあえず農地の半分は田んぼにしてもう半分は他の物を育てる畑にする予定だ。その最初の作物が山葵。畑が出来次第種を植える予定。まあ、植えると言っても石垣の段畑の水中に沈めるだけなんだけどね。出来れば年内か年明け直ぐに作り始めたい。茎辛は冬の作物だから。
──年が明け、もう直ぐ入学の日だ。
ダン達やテシアさんが合流した事で農地開拓のペースはかなり上がった。ポークンの乳搾りもスムーズに回している。ミイルクが採れるようになってから、食堂の食事にたまにだけど乳製品が出るようになったので、みんな大喜び。
田んぼ予定地の3割が石のない柔らかい農地に変わり、畑予定地の1割では既に作物の栽培が始まっている。
今は山葵(水辛草)と、餡子の原料になる黒皮豆、それと白糖木を植えている。
山葵は上手く成長してくれれば春には収穫できる予定だけど、植える時期が1カ月ほど遅かったから上手く育つかは賭けだな。
黒皮豆は普通の豆より成長が少し遅いので収穫は夏になる。黒皮豆はその名の通り真っ黒な鞘に包まれた豆で、鞘を開けると白いソラマメのような形の豆が出てくる。この豆の面白いところは過熱すると小豆のように赤くなる事。
蒸して食べるだけでも栗のように甘いのだけど、砂糖と合わせるともっと甘くて美味しい餡子が出来るのだ。薄皮は柔らかいので粒餡にしても漉し餡にしても、どちらでも美味しいのだ。
白糖木の収穫は秋だ。糖木はサトウキビのような大人の背丈ぐらいの長い木に育つ。
雄木と雌木があり砂糖を採るのは雄木だけ、雌木にも糖分はあるのだけど、種を取らなければいけないので、そこまで待つと実と種に養分を取られて木の糖分が失われてしまうのだ。
糖木にはユリのような花が1輪咲き、受粉は人の手でやらなければいけない。野生の糖木は野生の昆虫がやってくれるのだけど、農場に設置されている魔物除けの魔法道具の影響で、受粉をしてくれる蝶や蜂などの昆虫も農場に寄って来ないのだ。養蜂でも始めれば人の手で受粉なんかしなくても良いのだけど、そんな知識はないし昆虫にも詳しくないので下手にやらない方が良いだろう。
糖木の実は見た目がアボカドにそっくりな甘い果実が実る。実は日持ちしないし種を取らなければいけないので、実を出荷する予定はない。収穫した時に農場のみんなで楽しもう。
1本の糖木から採れる実は2つ~3つ、1つの実に種は1つだけ。実を楽しんだ後は種を回収して、腐らないように洗って日陰に晒しておいて、また年明けごろに植える事になる。
雄木と雌木の見分け方は葉の形。槍のように尖った葉が付くのが雄木、先端が尖らず丸みを帯びているのが雌木だ。育ててみるまで雄木か雌木かは分からないのだけど、大体五分五分くらいの確率で育つらしい。
どの作物も上手く育ってくれると良いな。




