身代わり
エンキドゥと勝手に名付けられた彼の運命はいかに
「一人だけいない事もない」「師匠に好かれていない事を知っていながら」
「師匠の元を離れない男だ」「師匠はショタ好きだしシオンの様に
細い男が好きだそれが解っていながら離れず守っている男だ」
とヘル君
マリーネ「そういう男だよそうそうそういう男を私はほしいのだよ」
「でも師匠の元を離れるかがなあいつは...」
「とりあえず俺が呪われない様にお願いしてみるつもりだ」
転送して戻ってきたヘル君は「久しぶりの街なので観光しながら
こちらに向かうそうだ明日の昼には着くだろうって言っていた」
マリーネはもう酔いつぶれて寝ていた。
翌日、昼頃山男がそこにいた。
マリーネ「お前をギルガメッシュとしたら彼はエンキドゥだな」
彼の肩には女性が座っていた彼女が師匠なのだろう
山男はマリーネを見ると踵を返して離れて歩いて行く
マリーネへる君に向かって「返って行くがあれは拒否という事か?」
と思ったが彼だけ歩いて戻ってきた。
彼を事務所に通す
マリーネ「エンキドゥ君は私と一緒に旅をしてくれるのかな」
マリーネの中では彼はエンキドゥで名前が決まってしまった様だ
受付でエンキドゥで勝手に冒険者カードまで作成している
マリーネ「ここに自分の血をたらしてください」
エン君は素直に応じている。
ヘラ君「近頃の師匠の様子はどうだい」
エン君「相変わらずかな、僕たちを育てた後国からの補助がストップしてね」
「どうも冒険者教会が転生者を呼ぶ事に成功したとかで予算を
そっちに取られたってのが本当らしいんだ」
「母はホラショタ好きでしょ?その上お気に入りのミハイル君とかは
あそこを卒業してから一切連絡をしてこない」
「毎日枕を濡らして生活しているっていうのが本当の所かな」
ヘラ君「今回何故一緒に来たんだい」
エン君「口には出さないけど僕がいなくなると思ったらしいんだ」
「尾行しているのは解っていたんだ」「師匠がいつもの様にオークに囲まれて」
ヘラ君「お前が助けた訳か」
エン君「...」
ヘラ君「お前師匠に好かれてないんだろ?それでもいいのか?」
エン君「...」
「この体は彼じゃないんだ実は、彼から分離した僕と言えばいいかな?」
ヘラ君「じゃ師匠の事は関係無しに彼女達についていける訳か」
エン君「そうなるね」
エン君「それにね師匠はそんなに僕をキライでもないと思うんだ」
「個人の感覚の違いかもしれないけどね」
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