表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
冒険者エンキドゥ  作者: 平野貴久
2/35

身代わり

エンキドゥと勝手に名付けられた彼の運命はいかに

「一人だけいない事もない」「師匠に好かれていない事を知っていながら」

「師匠の元を離れない男だ」「師匠はショタ好きだしシオンの様に

細い男が好きだそれが解っていながら離れず守っている男だ」

とヘル君

マリーネ「そういう男だよそうそうそういう男を私はほしいのだよ」

「でも師匠の元を離れるかがなあいつは...」

「とりあえず俺が呪われない様にお願いしてみるつもりだ」

転送して戻ってきたヘル君は「久しぶりの街なので観光しながら

こちらに向かうそうだ明日の昼には着くだろうって言っていた」

マリーネはもう酔いつぶれて寝ていた。

翌日、昼頃山男がそこにいた。

マリーネ「お前をギルガメッシュとしたら彼はエンキドゥだな」

彼の肩には女性が座っていた彼女が師匠なのだろう

山男はマリーネを見ると踵を返して離れて歩いて行く

マリーネへる君に向かって「返って行くがあれは拒否という事か?」

と思ったが彼だけ歩いて戻ってきた。

彼を事務所に通す

マリーネ「エンキドゥ君は私と一緒に旅をしてくれるのかな」

マリーネの中では彼はエンキドゥで名前が決まってしまった様だ

受付でエンキドゥで勝手に冒険者カードまで作成している

マリーネ「ここに自分の血をたらしてください」

エン君は素直に応じている。

ヘラ君「近頃の師匠の様子はどうだい」

エン君「相変わらずかな、僕たちを育てた後国からの補助がストップしてね」

「どうも冒険者教会が転生者を呼ぶ事に成功したとかで予算を

そっちに取られたってのが本当らしいんだ」

「母はホラショタ好きでしょ?その上お気に入りのミハイル君とかは

あそこを卒業してから一切連絡をしてこない」

「毎日枕を濡らして生活しているっていうのが本当の所かな」

ヘラ君「今回何故一緒に来たんだい」

エン君「口には出さないけど僕がいなくなると思ったらしいんだ」

「尾行しているのは解っていたんだ」「師匠がいつもの様にオークに囲まれて」

ヘラ君「お前が助けた訳か」

エン君「...」

ヘラ君「お前師匠に好かれてないんだろ?それでもいいのか?」

エン君「...」

「この体は彼じゃないんだ実は、彼から分離した僕と言えばいいかな?」

ヘラ君「じゃ師匠の事は関係無しに彼女達についていける訳か」

エン君「そうなるね」

エン君「それにね師匠はそんなに僕をキライでもないと思うんだ」

「個人の感覚の違いかもしれないけどね」

投稿します

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ