今さら過ぎますが、用語解説及び人物解説
この世の全てと無関係です
用語解説及び人物解説
トルコ
トルコ共和国
この小説の序盤、主人公が旅をする国。
日本の二倍の面積を有するアジアとヨーロッパの間にある。
有名なシルクロードとはトルコから始まりトルコに戻る昔の交易ルートのことを指しているので、アラビアンナイトの舞台にもなっていた。
現在は渡航警告が各所に出ているぐらい危険地帯となっている。
ニュースは報道管制がしかれている為上層部に都合のよいニュースしか流さなかったりしている。
小説内では仮想現代トルコとしているためあしからず。
トルコ語
トルコ共和国の公共言語。
もともとオスマントルコ帝国時代の文字はトルコ国民のほとんどがムスリムということもあり、難しいアラビア文字を使用していたということもあり識字率は高くはなかった。
帝国崩壊、共和国建立時に初代大統領ムスタファ・ケマル・アタチュルクによりローマ字を使用した現在の形になる。
成田空港
言わずと知れた日本の空港。
国内外問わず多くの人が行き交う空の玄関口。
アタチュルク空港
正式名はアタチュルク国際空港。
トルコ共和国のイスタンブールにあるトルコ最大の国際空港。
イスラム教
トルコの国民が殆ど入っている。
最近教義を勘違いしたおバカさんたちが有名になってしまっているのは遺憾。
確かに多妻制度は奇異に見えるが、イスラム教が産まれた当時は戦乱の世であり戦いで夫や父を亡くした非力な女性が多く彼女たちを守る意味合いでうまれたものであり女性の露出が少ないのもそういった意味により必要だったというのも理解していただきたく思う。
ちなみに、イスラム教の偉い人を政治の場から多数追い出した為ムスタファ・ケマル・アタチュルクは背徳者とも言われる。
ムスリム
アラビア語で「(神に)帰依する者」。
イスラム教教徒のこと。
コーラン
イスラム教の聖典。
生活全般についての詳細な教えでもあり、オスマントルコ帝国の政治が腐敗してゆく一因ともなったという学者もいる。
イスタンブールのバザール
市場を意味するペルシア語のバザール。
トルコにはバザールが多数存在していて、エジプシャンバザールは香辛料メインとか各所に特徴がある。
だがしかし売られていても骨董品は買っちゃいけない。
偽物とかいう問題以前に、トルコは骨董品を国外に多数持ち出されたという苦い経験から例え正式に骨董品を買ったとしてもお土産として持ち出すのが困難なためである。
お土産は御守りのナザールボンジュとかイズニックタイルやスカーフ、絨毯等がオススメ。
ターキッシュエアライン
トルコ航空。
イランイラク戦争の時の美談は映画「海難1890」にも描かれている。
―登場人物
高瀬栄子
主人公。
挫折した元介護福祉士。 トルコの初代大統領ムスタファ・ケマル・アタチュルクのファン。
傷心旅行先にトルコを選んだら似たような近代トルコにトリップした。
ムスタファ・ケマル・アタチュルク
主人公の尊敬するトルコ共和国初代大統領。
サビハ・ギョクチェン
ムスタファ・ケマル・アタチュルクの8番目の養女。
世界初の女性戦闘機パイロット。
主人公と初めて会った「あちらのトルコ」の住人。
施設の人事部長
悲しき中間管理職
主人公の上司で彼女を追い詰めた異動をさせた人
悪気は無かったが、結果的に大切な人員がいなくなり胃薬が増えている。
奥さんにはうだつが上がらず逃げられていてバツイチ。
日々、現場と事務の間で振り回されている。
主人公的に(BLな)受けっぽい人。
土井夫婦
主人公が成田空港で出会った夫婦。
語学堪能な元外資系勤務の優しい旦那さんと、奥さん。
行けなかった新婚旅行を定年退職を機に決意。
トルコへはツアーにて行くことに。
ちなみに、仕事柄海外派遣は多かったもののそれは旅行に含まないとのこと。
裏設定で、二人は幼なじみで小中高大学まで一緒。
元々富裕層出身。
子供は家の事情もありいないが主人公のことを娘がいたらこんなかなと感じている。
高瀬家
母と兄。
やや過保護な主人公の家族。
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