赤裸々21
優しさはか弱い
だからと言って先人たちが血涙にかけて紡いできた
か細い糸を断ち切ってしまってはいけない
未来に向かって伸ばし続けなければならない
この世は全て確率である
自分が苦しみを引き当てた分
誰かを一人救ったことになる
そうでも思わないとやっていけない
人を知りたい、救いたいと思うのに
どうしてこんなに憎いのか
それはどれだけ人を救おうが
自分を救う人はいないからだ
この世の全員が苦しんでいるように見える
相手の立場を自分で置き換えて見ているからだ
自分が苦しければ相手が苦しいことになる
生の虚無と孤独
根源的な苦しみに気付くことができた
悩むことができている
このことに誇りを持っている
約束
自分と他人に対して
誠実に振る舞う
何かが足りない
何かが間違っている
このままでは悩み苦しむ人に寄り添う人間になれない
悩み苦しむ人に「行動しろ」などと言う人間にはなりたくない
苦しみ即希望なのだ
学問のように
苦しみから答えを見つけ
それを伝えることにより
人を救うのが生きる目的
言い換えれば使命である
だから、苦しんでいる時点で
使命を遂行しているのだ
習慣が崩れ去った
幸せの基礎がない
人が否定されるのが嫌なのは
自分が否定されるのが怖いからだ
なりたくてこんな姿になったわけではないから
何もかもが怖い
それに理由があれば楽なのだが
代理人の代理人
苦しみだけがその人をその人たらしめる
魂の負の実感
世界に対する安心感が持てない
苦しみを避けるのではなく
向き合えるように




