赤裸々20
苦しい時に建てた誓いは
堅固なものとなる
半人前でありながら
一人前に涙を流して
自分に希望がないから
他人の幸福に希望を見出す
大層粗悪な苦しみである
苦痛を隠す時に最も辛いのは
その行為自体でなく
それによって生じる孤独感である
自己犠牲は
自分の人生を生きる勇気がないことの証だ
私は生きるのを怖がっているのだ
私は傲慢だ
人間を自分が幸せになることに囚われた動物のように見てしまう
夢の世界まで私を拒絶するとは
人を救おうと思った時点で
その人より上の立場にいると認識する
傲慢が生じる
死ぬ気力もない
lim限界
越えられるのか
耐えられない
結局耐えるのだが
苦しんでいるということは
それだけで諦めていないことの
証拠ではないか
はじめから自分の人生に意味などない
あとから自分で人生に意味を与えるしかないのだ
人生は濁流である
目的地を作るより
流れに身を任せる方が
生存の可能性が上がる
乗り物に酔った後の疲れに似ている
起きたと思ってもそれはまだ夢の中
心臓が重りになったようだ
しあわせは非日常
不幸せは日常
この世に生まれてきただけで
それはもう悲劇である
しかし、悲劇でも幸福になれる可能性はある
それを信じて待つしかない
蝉は危ない
あいつら死ね死ね言ってくるから
希望が失われることはない
どんなに小さくともそこに必ず存在する
教室の声で頭がおかしくなりそうになる
起きていると思ったら夢だったことが多い
皆忙しさに心を食わせているだけだ
だから平常心でいられるのだ
生は苦しみでしかない
それでも使命を全うしようと
生きているから命は尊い
だからこそ生きているだけで美しい
人生は悲劇である
だからこそ「勇気」や「希望」という言葉が存在する




