赤裸々14
冬は夜が長い
いつまでもうつむいていることを許してくれる
体内時計を直す時計屋さんはないのですか?
誰もが見えない不安という
不安定な土台の上で笑っている
過去の自分が信じた自分であるために
苦しみ続けなければならない
受動的な好きならたくさんある
能動的な好きは一つもない
否定されるという苦しみはこういうものなのか
絶望した人のために何ができる
自分のために何ができる
絶望が生きている証だ
誰かを裁く資格など私にはない
希死念慮を抑えながら
希死念慮を誤魔化す術が身に付いただけなのか
あらゆる歌が共感できない
人のためにと行動すればするほど孤独を感じる
自分のために行動してくれる人などいないという孤独
この気持ちを忘れてはならないのだろう
相手は喜んでいる証拠なのだから
アナフィラキシー
助けてほしいときに一人だったことがトラウマとなった
それが孤独感を感じるときにアナフィラキシーのように強烈に蘇り絶望へ引き摺り込まれる
知らない誰かを救えるかもしれないという
夢か幻かもわからない希望
あと少しのはず
あと少しのはず
ここで諦めたらミストの二の舞に
孤独が友となった
絶望が友となった
夜が友となった
しんどそうな感じを出すな
幸せになるのを捨てたのではなかったのか
心配して欲しいなんて微塵も思うな
その苦しみは知らない誰かを救えるのだろう
苦しみ続けろ
自分が苦しむか他人を苦しめるかしかないのか
誰が役に立って誰が役立たずかなんて誰も考えてない
自分が頑張ったということしか考えていない
そうとわかっていても自分は役立たずだったと思わずにはいられない
この程度の苦しみでは誰の役にも立てないというのか




