赤裸々6
たとえ傷が小さいものでも
私にとっては致命傷だ
決して傷の治らぬ体なら
紙を一枚持ち上げることすら
恐ろしいものとなるだろう
自分の魂を引きづりながら歩いている
会話に入るのが難しい
バトル漫画の「はっ、速すぎる!」「目で追うことができない!」「何が起きてるんだ!」状態
フィギュアに物語を作って命を与える
孤独だから友達が欲しかっただけなのか
彼らの重荷にさせるのは良くない
明るいところに人は集まる
暗いところには人は集まらない
だがどうしても暗くならざるを得ない
孤独というものはあらかじめ決められているものなのではないだろうか
それでも人々は孤独な者を笑うが
おかしいのは孤独を恐れて
死にたいとは思うがそんな死に方がしたいのではない
海底
水面が照らされるだけで光は底まで届かない
誰かの声も聞こえない
笑いを交えて文学っぽく表現できないか
背中が重たい
背中の目がメデューサを見てしまったようだ
駅のホーム
心が苦しくてつい死にたいと思ってしまうが
体に少しでも違和感があったら過度に恐れて病院に行くこともある
本当は自分は生きたいと思っているのだ
苦しみから解放されたいという思いを、死にたいと捉えてはならない
苦しみと喜び
それは二つで一つのものだ
片方が消えるともう片方も消えてしまう
わたくしはもう生きるのに疲れましたわ
住宅街がどこを向いても向かい風なのは、人生を暗示しているのか
私は柵の外にいる




