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3

その後俺は山を降りて家に向かった。

俺の家は16才の妹の輝夜(かぐや)が一人いる。親はりえが5才の頃に亡くなった。親はなかなか金持ちだったからその貯金で暮らしている。

輝夜にはこれから俺のせいで始まる虐殺を見せたくない。


()()()()()()()()()()


正直物凄く心苦しい。絶対に殺したくない。輝夜は俺のたった一人の家族で唯一の心のよりどころだ。

俺は家の前に着いた。

扉を開けたくない。心臓の鼓動が早くなっているのが分かる。

俺は意を決して扉を開けた。


「あっ!!お兄ちゃんお帰り!!」


輝夜......


「? お兄ちゃんどうしたの?」

「おう。なんでもない。ただいま。」

「うん!!お帰り!!」


駄目だ。これを殺すなんて出来ない。


「今日はサバの味噌煮を作ったよ!!結構自信作なんだー。」

「そうか。楽しみだな。」


とりあえず......一緒にご飯を食べよう。


俺は輝夜と一緒にご飯を食べた。とても美味しい。やっぱり輝夜は料理がうまいな。本当に。本当に。


「? お兄ちゃん本当に大丈夫?凄く辛そうだよ?」

「!? あ、あぁ。大丈夫だ。」

「本当に?無理してない?何か辛いんだったら相談に乗るよ?」


輝夜...... 君は本当に良い子だ。俺ごときにその命を汚して良いものではない。


「輝夜は、自分にしか出来なくて、しかもそれをやらないと大惨事になることがあったとしたらどうする?」

「うーん。よくわからないけど私なら出来るだけ頑張るな。それでも出来ないことは出来ないことなの。それは無理してやることじゃないからね。諦めるよ。」

「そうか......ありがとう。決心がついた。」


そういって俺は包丁を取り出した。

輝夜は一瞬だけ驚いた表情になったがすぐに少し悲しいような嬉しいようななんとも言えないような顔になった。


「すまない。輝夜。俺はお前を諦める。

これ以上君が居れば俺はなにも出来なくなるだろう。

俺は...俺は出来るだけ頑張ることにするよ。」


俺は輝夜の首に包丁をあてた。


「お兄ちゃん。今お兄ちゃんがすることは本当に正しいことなの?」

「わからない。君のことは殺したくない。けど...やらなきゃいけないことなんだ。」

「そっか......。これだけは言っておくね。」


輝夜は震えながら笑って、こう言った。



()()()()()()()()()()


「っ!!」


俺は包丁を振った。輝夜の首が落ちる。


カチャリ


何かが外れた音がした。


ー条件が満たされましたー

ー個体名 小野輝夜の種族を勇者の巫女にしますー


なんだって!?

輝夜の種族が変更されただって?

つまり...人間特有のカルマが消えるってことか?

それなら...次は輝夜を殺さなくてすむってことか?


......あぁ。最高だ!!神様は本当に居たみたいだ。

今すぐ死ぬか?いや、このくそったれたことの元凶。人間を出来るだけ殺そう。

輝夜への手向けにしてやろう。

俺は夜道を走り出した。

まずは隣の家の家族を殺した。

それに続いて俺の家の回りの家に住んでいる人達を殺した。



ーーーーーーーーーーーーー


ーーーーーーーーー


ーーーーー





「あはははははははははははははは!!!!」


どんどん強くなっている感覚がある。


ースキル 殺人を獲得ー

ースキル 殺人術を獲得ー

ースキル 剣術を獲得ー

ースキル 暗殺術を獲得ー


もっと!!もっとだ!!


「おい!!そのことお前!!止まれ!!」

「あ?」


俺は声の主を見た。警察官だ。あー、誰か通報したな?

めんどくさいなー。普通の人より強いしなー。何より武器を持っている。警棒とかならまだ良いが、銃などを持っていたら危険だ。

あー。生憎銃を持っているな。


「動くな!!動くと撃つぞ!!」


警察官は銃を構えてそう言った。

まずい。

俺はそう思い早く倒そうと警察官に向かって走り出した。


バァン!!


俺の生存本能がうるさいくらいに警報を鳴らす。


「くっ!!」


危ないギリギリのところで避けられた。


ースキル 危機察知を獲得ー


長期戦になるとまずいな。

俺は一気にかたを着けるため素早く警察官の懐に潜り込んだ。そして腹を切った。


バァン!!


切った良いが俺も撃たれたようだ。


ースキル 銃撃耐性を獲得ー


はぁ。撃たれたあとに出てもおせぇよ......。


「はぁ、はぁ、いてぇ!!」


警察官さんよぉ!!殺すならもっと楽に殺してくれよ!!


ースキル 痛覚軽減を獲得ー


痛みが少し和らぐ。

これ前から思ってたけど、痛覚()()じゃなくて痛覚()()だから痛みを感じなくてゾンビみたいに戦えって言われてるみたいなものだよな。

ははっ。俺には人間が悪いのか神が悪いのか分からないよ。まぁ、俺を勇者にしたのが神だとは限らないがな。


輝夜!!待ってろ!!もうすぐお前のところへ行く!!次は必ず助ける!!


()()()()!()!()()()!()!()



_______________________________


小野光太(おのこうた)


(コパー)級5等級


身体力 24

設備力 12

魔法力 3

気法力 10

神聖力 0


スキル


忘れないE 勇者E 記憶力F 身体力F 投擲F 殺人E 殺人術E 剣術E 暗殺術F 危機察知F 銃撃耐性F 痛覚軽減F


_______________________________



ー忘れないー


F.あなたは記憶を忘れません。

E.あなたは感覚を忘れません。

D.???


ー勇者ー


F.あなたは使命を遂げるまでなくなりません。

E.巫女は使命を遂げるまでなくなりません。

D.???


ー殺人ー


F.あなたのを殺人を手助けします。

E.あなたの罪悪感を10%軽減します。

D.???


ー殺人術ー


F.殺人術での攻撃力を5%技術を5%上げます。

E.殺人術での攻撃力を5%技術を5%上げます。

D.???


ー剣術ー


F.剣術での攻撃力を5%技術を5%上げます。

E.剣術での攻撃力を5%技術を5%上げます。

D.???


ー暗殺術ー


F.暗殺術での攻撃力を5%技術を5%上げます。

E.???


ー危機察知ー


F.あなたの危機察知能力を10%上げます。

E.???


ー銃撃耐性ー


F.銃撃での防御力を5%上げます。

E.???


ー痛覚軽減ー


F.痛覚を5%軽減します。

E.???









お読み頂きありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ

面白かったら是非評価、感想、レビューをお願いします。

とても励みになります_| ̄|●土下座ぁ

何とぞ、何とぞぉ



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