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話は終わった。

さぁ、また地獄の鍛練だ!!

前は機動隊の人々に負けてしまった。機動隊の人々に見つからないようにやるっててもあるが、最終的には全員殺すんだから、スキルを上げておいても損じゃない。

俺はそれに輝夜やディファーも参加させるつもりだ。

今回は打撃や刺撃等への耐性も上げておく。さすがに銃撃耐性は無理だが、殴られたり、盾で飛ばされたりするのを防げるかもしれない。

備えあれば患いなしってことだ。



ーーーーー


ーーーーーーーーー


ーーーーーーーーーーーーー


ーーーーーーーーー


ーーーーー




一日、二日、三日、順調に鍛練を続けていき、遂に1ヶ月がたった。

ステータスはこんな感じだ。


_______________________________


小野光太(おのこうた)


(コパー)級1等級


身体力 30 +12

設備力 2

魔法力 0

気法力 0

神聖力 0


スキル


忘れないD 勇者D 記憶力D 身体力A 危機察知C 格闘術C

殺気F 威圧F 耐魔D 剣術C 杖術F 弓術F 盾術E 打撃耐性D 刺激耐性E 痛覚軽減C 再生C 投擲E


プラレールスキル


記憶共有

____________________


今回は色々な武器を使ってみたり、耐性を上げてみたりした。

そして、なんと、身体力のランクがAになった。

かなり上がったからか物凄く強くなった。

そしてもう一つ。プラレールスキルというのが追加されていた。これは俺も知らない現象だった。

調べてみたところ、この「記憶共有」というスキルは自分の記憶を相手に共有したり、相手の記憶を自分の記憶に共有することが出来るスキルだった。これは便利だ。

例えば、輝夜にこのスキルを使えば説明しなくても今の状態になることが出来るし、ディファーに使ったらあの戦闘を回避することが出来るだろう。

なので、一応輝夜とディファーに使っておいた。


さて、じゃあまた()()に行こうかな。


「輝夜。明日から旅行に行きたいんだが......。」

「え!?もう精製しに行くの?」


あぁ。ばれてる。というかあれだけ俺のことを話したのに知らないほうがおかしいよな。


「あぁ。多分もう今から行ったらかなり良いところまで行けるはずだ。今回でかなりの数の人間を精製する予定だ。ステータスもかなり上がったし大丈夫なはずだ。」

「じゃあ私も行く!!ええっと、お兄ちゃんが危険なのに黙って家で待っているなんて出来ないよ!!」


困ったぞ。前回行ったときは旅行だと信じてくれたから着いてこなかったが、俺が危険で、輝夜が助けられるかもと知ったら輝夜はなにがなんでも着いてくるだろう。

どうしようか。


「輝夜。そんなに光太を困らせたらだめよ。光太は貴方に危険な事をさせたくないから、一人で行きたいのよ。」

「ううっ。でもっ。でもぉ!!」


輝夜は言いたいことは分かるが、納得出来ていない感じだ。


「それに、光太は人間を暗殺していく予定らしいから輝夜がいたほうが危険が多くなると思うわよ。」

「むぅ。」


ディファーの言ってることは間違えではない。

正直言って、精製は一人でやりたい。

輝夜に汚れ仕事をさせたくないというのも大きいが、一番は、暗殺がしにくいってことだ。

一人でやる分にはこっそり行けば良いだけだ。だが、二人になると危険度が二倍異常になる。

少しでも音をたてると気づかれて通報されたりする可能性がある。

そうすればこの前よりも早く機動隊の人々が来てしまうかもしれない。

それは避けたい。


「お兄ちゃん!!本当なの!?」

「あぁ。残念ながらな。」

「えぇーー!!」

「すまない。一人で行きたいんだ。それに俺は輝夜に危険な思いをさせたくないんだ。そのためにステータスを上げてもらってるのに、わざわざ危険なところに行ったら意味がないだろ?」

「お兄ちゃんは行くくせに......。」


ギクゥ!!


「まっ、まぁそんなことは良いんだ。輝夜は家に居てくれ。その間はディファーが守ってくれることになってるから。」

「そうなの?ディファーちゃん。」

「コクコク。」

「むむぅ......。」


その後、輝夜は渋々了承してくれた。

しかし、


「絶対に無茶しないでね!!それと、一週間のうちには帰ってくること!!」


条件をつけられてしまった。

一週間で帰るのは出来ないことはないが、本当はもっと欲しいところだ。

だが、輝夜にはただでさえ譲歩してもらったのだ。こちらも答えなくてはならないな。

俺はその条件に了承した。


これで、俺の精製の旅の開始日は明日になった。

今日はたっぷり休もう。

輝夜成分も吸収しておきたいしな。


その後俺はビックリするほどだらけていた。

テレビを見ながらポテチを食って、だらだらだらだら。

そんなことをしていると、ディファーが声をかけてきた。


「ねぇ。」

「ん?なんだ?」

「きっ、気をつけてね!!」

「おっ、おう。ありがとう。」

「っ!!」


バタバタバタバタ!!


ディファーは走ってどこかへ行った。

心配してくれたのかな?

なんにせよ心配してくれる人もいるし、これはいよいよ死ねなくなったな。

俺は安全第一を決意した。




お読み頂きありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ

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とても励みになります_| ̄|●土下座ぁ

何とぞ、何とぞぉ



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