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俺は小野光太だ。
俺は今、感動と恐怖の感情に身を包まれている。
なぜなら...
目の前に大きな火の玉がが迫ってきているからだ。
...ホントにこう言う時って時間が遅く感じるんだな。
今まさに死ぬってのに俺はかなりのんきなことを考えていた。
しかし何なんだろうこの感覚...。前にもこんなようなことがあった気が...。
はっ!!
俺は何かを思い出した。
ー強烈な刺激が加わりステータスが活性化されました。
ースキル 忘れない を所得しましたー
忘れてはいけない。忘れられない記憶がほんの少しだけ蘇った。
あぁ。これは何回目だ?
何回も何回も繰り返しては死んでいく。
すべての苦痛が手に取るようにわかる。
いや、これでも一部なんだよな。
今俺を焼く痛みの何倍もの苦痛が恐怖が屈辱が我が身を支配する。
記憶が蘇る。
そうか。生物とは皆、終焉へと向かっている。
助けなくては
勇者である。この俺が。
お読み頂きありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ
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何とぞ、何とぞぉ