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欲望サプリ

助手「博士、急に呼び出したりして何のようですか?」

博士「ふふふ…助手よ、聞いて驚け!全人類の価値観を180°変える発明品がついに完成したのじゃ!」

助手「なんですって!?一体どんな発明品なんですそれは!」

博士「ふふふ…助手よ、見て驚け!これがワシが起こす革命の序章じゃ!」


助手「…サプリメント…ですか?コンビニで売ってるような物にしか見えないんですが」

博士「ふふふ…助手よ、聞いて驚け。これは人間の欠けた欲望を完璧に補う究極のサプリメントなのじゃ!」

助手「き、究極の…サプリメント…!」

博士「ふふふ…助手よ、考えれ。食欲や睡眠欲、物欲など人間のあらゆる欲望はこの錠剤を飲めば一瞬にて満たされる!まさに革命じゃよ!」

助手「なんということでしょう!やりましたね博士!」


博士「ふふふ…助手よ、最終テストを君に頼みたいのじゃが…」

助手「おことわりします」

博士「ふふふ…助手よ、そう言うと思って元々ワシが実験体になる予定だったんじゃよ!」

助手「ほう、流石博士ですね!では私は博士の欲望が満たされていく様をまじまじと見つめることにしましょう」


博士「ふふふ…助手よ、見て驚け!これがワシが起こす革命の序章じゃ!」

助手「…!」

博士「ふふふ…助手よ、今まさに満たされていくぞ…!食欲…お腹いっぱいじゃ!睡眠欲…眠たくないぞ!物欲…何も集めてないのに満足じゃ!」

助手「これはすごい」

博士「ふふふ…助手よ、ワシはいよいよ人類史にその名を刻む天才科学者になったのじゃー!」









ビュルッ!!

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