遺産遊戯~ベルダネウスの裏帳簿・3~
友人の遺品を届けるためにメルサ王国にやってきた自由商人ベルダネウスとその護衛ルーラ。
ところが、その友人の実家というのはメルサ一の大富豪、しかもその当主グランディスは、ベルダネウスに自分が行うゲームに死んだ息子の代わりに参加するよう命令する。
「滞在費は向こう持ちの上、参加報酬までくれると言うんだ。ゲームに勝つ必要はないんだし、休暇と思ってのんびりしよう」
気楽に構えるベルダネウスたちだが、そのゲームというのは彼の遺産を誰が相続するかを決めるものだった。ゲームから降りたら、その時点で全ての相続権と報酬が放棄されるというので、文句を言いつつもゲームを開始する子供達とベルダネウス。
しかもグランディスに恨みを持つ男・ゼクスが現れ、彼と子供達に復讐すると宣言、姿を消す。
ゲームに勝てば莫大な遺産が手に入る。しかしゲームから降りたり、他人に負けたら無一文で放り出される。
野望と不安の中、ゲームの関係者が一人、また一人と殺されていく。その標的は参加者だけではない。参加者の世話をするメイドや審判にも刃が向けられ、ついにはベルダネウスにも。これはゼクスの仕業か? 彼のふりをした別の誰かか?
なぜグランディスは他人であるベルダネウスを参加させたのか?
なぜこんなゲームを行うのか?
そしてゲームの勝者は?
※2019/04/09に運営から利用規約第14条6項に抵触する部分「18歳未満の閲覧に不適切と判断される性描写が存在すること 」が確認されると注意を受けましたので、4/20に12章終盤と15章冒頭部分を改稿しました。
ところが、その友人の実家というのはメルサ一の大富豪、しかもその当主グランディスは、ベルダネウスに自分が行うゲームに死んだ息子の代わりに参加するよう命令する。
「滞在費は向こう持ちの上、参加報酬までくれると言うんだ。ゲームに勝つ必要はないんだし、休暇と思ってのんびりしよう」
気楽に構えるベルダネウスたちだが、そのゲームというのは彼の遺産を誰が相続するかを決めるものだった。ゲームから降りたら、その時点で全ての相続権と報酬が放棄されるというので、文句を言いつつもゲームを開始する子供達とベルダネウス。
しかもグランディスに恨みを持つ男・ゼクスが現れ、彼と子供達に復讐すると宣言、姿を消す。
ゲームに勝てば莫大な遺産が手に入る。しかしゲームから降りたり、他人に負けたら無一文で放り出される。
野望と不安の中、ゲームの関係者が一人、また一人と殺されていく。その標的は参加者だけではない。参加者の世話をするメイドや審判にも刃が向けられ、ついにはベルダネウスにも。これはゼクスの仕業か? 彼のふりをした別の誰かか?
なぜグランディスは他人であるベルダネウスを参加させたのか?
なぜこんなゲームを行うのか?
そしてゲームの勝者は?
※2019/04/09に運営から利用規約第14条6項に抵触する部分「18歳未満の閲覧に不適切と判断される性描写が存在すること 」が確認されると注意を受けましたので、4/20に12章終盤と15章冒頭部分を改稿しました。
【1・始まりの集い】
2018/01/14 17:44
(改)
【2・ボーンヘッド商会】
2018/01/20 17:00
【3・グランディスの子供達】
2018/01/27 17:00
【4・出発】
2018/02/03 17:00
【5・招かれざる来訪者】
2018/02/10 17:00
【6・ルール】
2018/02/17 17:00
【7・一日目、ゲーム開始】
2018/02/24 17:00
【8・一日目、地下砦探索】
2018/03/03 17:00
【9・一~二日目、探索は続く】
2018/03/10 17:00
【10・二~三日目、惨劇前の宴】
2018/03/17 17:00
【11・三~四日目、解雇と契約】
2018/03/24 17:00
【12・四~五日目、動きは静かに、確実に】
2018/03/31 17:00
(改)
【13・五日目、恥知らず】
2018/04/07 17:00
(改)
【14・五日目、語らい】
2018/04/14 17:00
【15・五~六日目、爆薬と取引】
2018/04/21 17:00
【16・六日目、フェリックスの反撃】
2018/04/28 17:00
【17・六日目、最低の誇り】
2018/05/05 17:00
【18・六日目、クズたちの死闘】
2018/05/12 17:00
【19・七日目、ゼクスの最期】
2018/05/19 17:00
【20・ゲーム終了、鍵はここにある】
2018/05/26 17:00
【21・夜明け前が一番暗い】
2018/06/02 17:00
【22・エピローグ、馬車一台分の荷物】
2018/06/09 17:00