暴露
今回はかなり短め。明日必ず二本は出すんで許してください…。
第9章
はい?
「せんせー!それは強制ですかー?」
1人の生徒が質問する。
オゥ、スチューデント。
いや、今はふざけてる場合じゃない
「これは、魔物や魔族、龍から自分の身を守るためなので、強制です。
これは国の方針です。」
クラスがザワザワする。
「近くの学校が集合して、合同で練習します。
前に、自分のスキルやステータスを書いてもらったのはそのためです。」
拓人くんは席を先生にバレないように隣にしたので、話ができる。
拓人に話しかけてみる話しかけてくる。
盟友の事を書いたか書いてないかだ。
「拓人くん、盟友の事書いた?」
「まさか、書くわけないよ。
バレたらめんどくさそうだしね。」
ああ、そうか。
拓人くんになら魔族のこと話せるかな?
いや、でも向こうは人族だ。
まぁ、いいやここは博打してみよう。
「拓人くん…。
誰にも言わないでほしいんだ。
もし言ったら、俺は拓人くんの盟友の事をバラしてしまうかもしれない。」
「そんなにおおごと?」
うなづく。
そうしたら、拓人くんが真剣な顔つきになる。
あ、やっぱイケメンやね。
「俺は…。」
迷う。
でもここまで言ってしまった。
言わないすべはない。
拓人くんの顔もとても真剣そうだ。
言うか…。
もし拓人くんがバラしたら…。
逃げるしかない。
「俺は魔族なんだ………………。」
拓人くんの顔つきが変わる。