管理者クレイ
リア友に指摘されたので、1時間を30分に編集しました。
【ちょんまげ】さん。
あざーーーーーーす!
あ、【ちょんまげ】の小説みてね。
宣伝とはいうな!
第2章
「私は地球の管理者を務めさせて頂いているクレイと申します。」
はい? デマかい? よくもまぁ、こんな小さな都会でするもんだ。
てか、この人頭…本気で心配になってきた。
こんな事言って大丈夫?
で? なになに?
「私が地球を管理していて思ったのですが、この星には娯楽が足りないと思いました」
おお、ナイスタイミングやね。
てか、こちらは娯楽たっぷりなんですけど。
ゲーム、漫画、動画、最高なんだけど。
「なので私はあなた方のよく読む漫画などにでてくる魔術を導入してみたいと思いました。」
おお!それは!ミーの厨二心をくすぐるワードやね。
はー。 そんなことが本当にあったらいいのにねー。
そしておれはこれはデマだと確信きたときに後ろである声が響いた。
「信用できない方もいるかもしれないので、30分後に魔術、魔素、魔力を導入します。そして、これらのことをシステムと呼びます。
これらのシステムを使い、私を楽しませてください。」
え?
システム? 一気に現実味が増してきた。
確かにあいつは「信用できない方もいるかもしれないので、30分後に魔術、魔素、魔力を導入します」と言った。
30分後って…、ホームルームじゃねぇか!
って! あ! 遅刻する!!!
ダッシュ!ダッシュ!
はぁ、はぁ、きつい。こちとら生粋の帰宅部帰ったらダラダラ生活だからダッシュはきつい。
っと。ギリギリセーフか?
おうふ、むっちゃ皆混雑しとんね。
流れとったのはあそこだけじゃなかったんだね〜。
ん?俺はこの件について話をしなくていいのかって?
安心しろ 話す奴がいないんだ。
仕方ないんだ!だって小学校の頃とか中学校の時とか友達関係のことじゃなくてずっとゲームのこと考えてて、家帰ったらすぐゲームしてたんだもん!
はぁ、むなし。
ゲームが友達、ゲームが友達。
おっけぇ、大丈夫。
「みんないるなー、座れよー。」
お、担任が入ってきた。
健康観察してる。
次は俺か。
「笹原 神居(ささはら かむい)」
「はい。」
俺が言葉を発したと同時にみんなが「お前いたのか!」という顔でこっちを向く。
失礼な! いたわ! 存在感薄くて誰とも話さんだけだわ!
あ、それがアウトなのか。カナシス。
そういえば笹原 神居が俺の名前ね。
「おし、全員いるな。じゃあ、ホームルームを始めるぞ。」
そう言ってホームルームが始まる。
そして事は、ホームルーム中に起きる。
頭の中に響くように声が届く。
『それでは、システムの導入、およびダウンロードを開始します。』
またあの声が響く。
とても綺麗な声だが、恐怖を感じる声だ。