絶望へのカウントダウン
皆さん!どうも!!
黒狐です。
ゲーマーな主人公が悪の味方をするという作者同様頭おかしいないようです。
もし、時間が余ってひまな方はどうぞ見てください
第1章 目覚め
町の人々は叫んでいる。
魔素を浴び、魔物と化した生き物に襲われて。
町の人々は叫んでいる。
聞いてくれるものなど。助けの手を差し伸べてくれるものなどいないのに。
自分の苦痛を、悲しみを、つらさを叫んでいる。
そこに少年はそこに佇んでいた。
青い綺麗な目を輝かせて。真っ赤な髪をなびかせて。
そこに立っていた。
魔王と呼ばれる者と共に。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そして少年は目を覚ます
目を開ければ天井がある。
起き上がって見たら無色で統一された部屋がある。
眠し。
「第一声がそれかよ!」と思う方がいても無理はない。
ヤバい、まじで眠い
原因は机の上にひっそりと置いてある物が原因だ。
奴の名はプレステ。
使用者の時間を貪る奴だ。
まー、使用してる時点で俺のせいか。てへっ☆
あー、あんな時間にすんじゃなかった。
頭いてぇわ。
なんというくだらないこと考えながら、制服に着替えながら家を出る。
親はいない。
とっくの先に家を出ている。
まぁ、全く親とは話さないしまるで同じ家に住んでる他人のような者だ。
やばい、親のことを他人っていうとか我ながら人間終わってる。
それにしても、小さいとはいえ都会。
人が多いねぇ〜。
コミュ障+人見知りのおれにはかなり辛い。
悲しいよぅ。
さっさとこの人混み地獄を抜け出さねば。
精神的ダメージがでかい…。
っと、およ?
広告用のテレビがでっけー音出してバグってる。
故障かな?
あ、直った…って、あれ?
さっきまで映ってなかった女の人が立ってる。
顔は仮面みたいなのしてる。
テロ? テロっすか?
いまから大虐殺始めるとかそんな奴っすか?
怖いねぇ。
顔を仮面で隠してるけど、長い髪があるので女性だとわかる。
誰だろ?