表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

絵のない絵本『小太りじいさん』Do you know BOKASHI ?

作者: 歳三

基本を疎かにして、応用はできないんだ。


中途半端な知識なんてつけるんじゃない。



と言いたい @ケニアの小田舎にて



・・・



『小太りじいさん』   文:歳三




00はじめに


ボカシとは、発酵肥料です。


”BOKASHI”ni mbolea imeyochacha.




むかしむかしあるところに、

痩せたおじいさんと小太りのおじいさんがいました。

2人は畑で野菜を作って生活をしていました。


Hapo kale ,

Babu mwembamba na babu nene waliishi mahari fulani.

Wamepanda mboga katika mashamba yao, wameishi.





ある日、痩せたおじいさんはもっとたくさんの野菜を作りたいと思い、

町へ行きました。そして、ボカシの作リ方を勉強してきました。


Siku moja,

Babu mwembamba alifikiri kutaka kupata mboga ningi zaidi.

Halafu, akaenda mji, akajifunza jinsi ya kutemgeneza "BOKASHI".





痩せたおじいさんは家に戻ると早速、ボカシ作りの材料を集め、

ボカシ作りを始めました。


Babu mwembamba alirudi nyumbani yako,

akakusanya vitu vya kutengeneza "BOKASHI" upesi,

halafu akaanza kutemgeneza "BOKASHI".





痩せたおじいさんは町でたくさん勉強したので、

ボカシはうまく作れました。


そして、そのボカシを畑で使い、

たくさんの野菜を作ることができました。


Babu mwembamba ameweza kutengeneza "BOKASHI",

kwa sababu amejifunza sana.

Halafu, babu mwembamba alitumia "BOKASHI" katika shamba yako,

aliweza kupata mboga ningi.





その様子を小太りのおじいさんは見ていました。

そして、小太りのおじいさんは痩せたおじいさんの真似をして、

ボカシを作ろうを思いました。


Babu nene aliangalia kwamba babu mwembamba alifanya.

Halafu, babu nene alifikiri kujaribu kuiga babu mwembamba,

kutemgeneza "BOKASHI".





「あの材料を、こうやって、こうゆう風にしていたはずだ。」


Babu nene alisema,

"Labda,,, nafikiri alifanya vitu vile kama hii."





そして・・・


Halafu ・・・





ボカシはうまく発酵できず、腐敗してしまいました。


"BOKASHI" haijachacha , imeoza.





「腐ってやがる。早過ぎたんだ。」


それを見て、小太りのおじいさんは、言いました。


"Imeoza, mapema mno."

Babu nene aliona, akasema,




01おわりに


早いのは、お前じゃ。

ちゃんとした知識をつけましょう。




02解説


「ボカシと堆肥の違いについて」を

野菜栽培の協力隊面接で聞かれたことがある。


違いねぇ、違うけどさ、どっちでもいいじゃん。

ボカシだ、堆肥だ、ちゅうより、とりあえず発酵とは何かが大事。

発酵の知識が基本になければ、応用は難しい。


何も知らない人に中途な知識を与えないで欲しいと思う。

後がやりにくいわ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ