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遠い記憶の守人  作者: 名波 笙
幼年期
2/99

1.公爵家の三男





 リスヴィア王国

 この国の有力貴族の一つ、グランフェルノ公爵家。

 既に二男一女がある当主、リガール・レスト・グランフェルノであるが、この日、妻であるシェーナが新たな子を産んだ。男の子だ。

 当然公爵は喜び、子供たちも新しい兄弟に目を輝かせた。今まで末っ子であった唯一の女児であるアルティアだけ、僅かに口を尖らせたが。


「いもうとがよかった!」


 まだ三歳になったばかりの娘は、そんな風に不満を述べる。だが、生まれたての赤ん坊を見ているうちに、どうでもよくなったようだ。飽くことなく、にこにこと眺めている。

 八歳と六歳の兄たちも、早く一緒に遊べる日が楽しみだと、嬉しそうに話す。

 生まれた子はレグルスと名付けられた。




 レグルスは父譲りの青銀の髪と水色の瞳を持つ、母親似の美少年だった。将来が楽しみだと周囲は期待し、愛された。

 そんなレグルスに変化が訪れたのは、三歳の誕生日を過ぎた頃だ。


 ふっと、彼は気付いた。自分の中にある、もう一つの記憶に。

 そちらに意識を飛ばせば、今ある自分の境遇に疑問を覚える。


(れぐるす?ぐらんふぇるの?リスヴィア王国は……)


 己の小さな手を見つめ、溜息を吐く。そして遠い目をしながら、口元に皮肉な笑みを乗せる。


(異世界召喚した国にもう一度転生するとか、どれだけ僕はここに愛されてるんでしょう……)


 思わず溜息が漏れた。

 それを侍女の目撃された。おもちゃを手に、駆け寄ってくる。


「坊ちゃま、飽きてしまいましたか?新しいおもちゃをお持ちしましょうか?」

「ううん。おもちゃはもういい……」

「ではお腹がすきましたか?おやつを用意しましょうか?」

「いらない。おなかはいっぱいなの……」


 レグルスに意識を戻せば、言葉も思考も幼くなる。

 ただ、前世(?)の記憶はそのまま残っているので、背中に残る哀愁は消せなかった……






 幼児は兄の歴史書を捲る。



 前世の彼が死んだのは今から百二十年ほど前。享年五十八歳。

 この世界に不法『召喚』されたのは、彼が十歳の時。その三年後、王国守護隊士に就任。十五で隊長、同時に国王補佐官に就任。

 二十二で侯爵位と領地を賜り、結婚。その後二男二女を儲ける。

 リスヴィア国内では『守護天使』と称えられ、外国からは『死神』と怖れられた。


 歴史書に記載された知識は、彼の記憶と違いはない。

 ちなみに、上記のそれは要約するとそんな感じというだけで、実際はとんでもない美辞麗句に覆われていた。



 幼児はパタリと本を閉じる。そして床に突っ伏す。

 

(だ・れ・で・す・か!これを書いた阿呆は~!!)


 一人悶絶しながら床を叩く。幸い柔らかなラグマットが敷かれていたので、小さな手が痛む事はない。

 その上に影が落ちる。


「レグルス?何をしているの?」

「シェルにいさま」


 見上げれば、長兄が不思議そうに弟を覗き込んでいた。

 長兄は傍らに置かれた自分所有の本に、更に首を傾げる。


「お前にその本はまだ難しいだろう」

「ううん。えがきれい」


 レグルスはにっこりと笑う。釣られて兄も笑う。

 それでも兄は、弟から本を取り上げた。


「綺麗な絵が見たいなら、図鑑を見せてあげる。そっちの方が楽しいよ」

「ほんと?みたい!」

「じゃあ、俺の部屋に行こうか」

「はいっ」


 立ち上がり、兄と手をつないでリビングを出た。

 





   ◆◇◆◇◆◇





 レグルスは外で活発に遊びまわるより、家の中で本を読んでいる方が好きな大人しい子になった。

 長男シェリオンと次男ハーヴェイは外をかけ回る方が好きだったし、そんな兄を追いかけたアルティアも大人しく人形遊びをするような子ではなかった。

 だから物静かで手のかからないレグルスは、この家で少し浮いている。


 今も床に座って、知育おもちゃに向かっている。木製の立体パズルは幼子の手に余るらしく、上手く組み立てられないようだ。

 それでもようやく終わりが見え、あと一歩という所で支えていた手が滑り、一瞬で崩れた。

 「あ~あ」と後ろで眺めていた父公爵は、そっと苦笑を洩らす。

 レグルスは崩れたそれをしばらく見つめていた。が、おもむろにピースの一つを掴むと、思いっきり床に叩きつけた。


 かこんっ


 軽く跳ね返る。ピースが転がる。

 珍しく癇癪を起したレグルスは、そのまま動かなかった。


「レグルス」


 声をかけると、びくりと肩が揺れた。振り向いた顔は驚きに満ちていた。


「とうさま。おかえりなさい」

「ただいま…そのパズルは、お前にはまだ難しかったか?」


 レグルスは首を振った。口を尖らせて、パズルの欠片を集める。


「こんなのかんたんです。くみたてかたに、もんだいがあるのです」

「ははっ、厳しいな」


 公爵は笑い、拗ねる息子を抱き上げる。


「ならば父と遊んでくれるか?」

「はいっ」


 元気のいい返事に、公爵は目を細める。

 物静かとはいえ、子供は子供。はしゃぐ姿は幼子だ。

 四歳になった末を抱えたまま、公爵は部屋を出た。

 明後日からしばらく、国外へ出る。外交の為だが、四ヶ月は帰ってこれない。もっとかかるかもしれない。

 帰ってくる頃には更に一つ、年を重ねている。誕生日は一緒に過ごせない。


「遠乗りに行こうか」

「とおのり!?おうまさんにのせてくれるのですか?」

「ああ。お前はまだ乗せた事がなかったからなぁ」

「それはたのしみです!とうさま、だいすきです!!」


 両手を肩に回して抱きついてくる。

 素直に喜ぶ息子に、父は複雑な思いを抱えた。




 四ヵ月後、この子は自分を覚えてくれているだろうか、と。




 長男五歳、次男三歳のころ、同じように長期で海外出張があった。帰ってきたら息子たちに見事に忘れ去られ、大泣きされたあの日を、公爵は今も忘れられずにいた……

 長女は産まれたばかりで、何も分かっていなかったが。

 初めての乗馬に大興奮の末息子に、公爵は覚えていて欲しいなぁと、切ない希望を抱くのだった。





   ◆◇◆◇◆◇






 父親が出掛けた。

 

(またおうまさんにのせてほしかったです…)


 四歳児はそう思う。

 同時に、五十八歳も父親が恋しくなる。

 前世の彼は元居た世界で、父親に虐待を受けていた。だからだろう。父親に我儘を言うのは気が引け、構って貰えるととにかく嬉しい。

 あの後ようやく完成させた立体パズルを、専用のケースにしまう。


「レグルス。おやつにしましょう」

「かあさま!」


 母に呼ばれ、彼はパズルを机の上に置いた。

 手を繋いで居間に向かう。


「かあさま、とうさまはいつおかえりになりますか?」

「そうねぇ、早くお戻りになってくれたら良いのだけれど、ね。お仕事ですから」

「ぼくのおたんじょうびまでには、もどってきてくださいますよね?」


 母親は眉尻を下げ、困った表情になる。

 瞬時にレグルスは悟った。これは帰ってこない、と。

 だから遠乗りだったのだ。駄々をこねさせない為に。

 レグルスがしょんぼりと肩を落とす。母は焦った。


「大丈夫よ。なるべく早く戻ると仰ってましたし…ああ、そうそう。お土産も買ってきて下さるそうですよ」

「おみやげ?」

「ええ。お父様がお出かけになったフィッツエンド王国は、ガラス細工が有名なのよ」

「ガラス?」

「貴方は綺麗なものを眺めるのが好きだから、綺麗な細工ものを買ってきて下さるといいわね」


 息子の目が期待に輝くをのを見て、母は少し後悔した。

 居間には下の兄と姉がいて、先におやつに手を出している。


「早く来ないと、全部食っちまうぞ」

「だめです!ぼくのぶんはぼくのものです!!」


 ハーヴェイはもりもりとおやつのケーキを食べている。本気で弟の分を取り上げる事はないだろうが、おかわりは全て食べつくしそうな勢いだ。

 慌てて駆け寄って、椅子に上った。フォークを取る。

 侍女がクスクスと笑いながら、レグルスの分を用意してくれる。

 今日のおやつは、ふわふわのシフォンケーキだ。たっぷりのクリームとフルーツが添えてある。

 レグルスは勢い良くフォークを刺す。


「母上?どうしたの?」


 居間の前で笑顔を張り付けたまま立ち尽くす母に、遅れてきた長兄が不思議そうに声をかける。

 母は頬に手を当てた。


「シェリオン、母は間違えてしまったかもしれません」

「はい?」


 長兄は母の言葉にただただ首を傾げるだけだった。




 いかに大人しく賢い子供でも、五歳児にガラス細工を買うだろうか。いや、買わない。あの父親は買わない。

 割って怪我でもしたら大変だ。そう考えるはず。

 数ヵ月後の末っ子の落胆を考えて、母は笑顔を張り付けたまま、溜息を吐いた。






   ◆◇◆◇◆◇





 七歳になったアルティアは、母から刺繍を習っていた。白い布に、針を刺していく。


「そうそう。次は返して、その隣に…ええ、上手ですよ」


 指に刺さないように必死になりながら、一刺し一刺し、丁寧に針を刺していく。

 ある程度形になった所で、アルティアは大きく息を吐き出した。枠を置き、両手を高く上げる。


「あ~、もう!ししゅう、キライッ。つかれたぁ!!」

「まあ。でもティア?初めてにしては、とっても綺麗に出来ているわ。才能があるのね」

「本当?」

「嘘は言いませんよ。だから練習して、もっと上手になりましょうね」


 アルティアは褒められると、素直に頑張る。実際、嫌いとか言いながら仕事は丁寧で、なかなか綺麗に縫えている。

 再び枠を取り、アルティアは刺繍に向かった。だが、不意にその手が止まる。


「でもお母さま?ししゅうって、いつ必要となるの?」

「貴方がお嫁に行ったら、旦那様の持ち物に家紋を縫い取って差し上げたらいいわ。その前に、お父様に何か贈ってもいいわね」

「お母様もやった?」

「ええ、勿論。嫁いできたばかりの頃、旦那様のネッカチーフに刺繍をして差し上げたら、それは喜んでくださいましたよ」

「お兄さまに渡しても、喜んでくれるかしら?」

「心をこめて作れば、きっと大事にしてくれますよ」


 微笑みながら言われて、アルティアは気のない返事をする。それでも少し目の色が変わった。

 必死で縫い取りをする娘に、母は優しい目を向ける。

 薄茶の髪は緩く波打ち、大きな金茶色の瞳は若干つり気味だが、母に瓜二つの娘。可愛らしい娘だが気が強く、兄弟のおまけに見られがちなのが玉にキズ。

 シェリオンが大好きで、ハーヴェイには素直じゃなくて、レグルスには大人ぶる。

 そして母には可愛い娘である。一生懸命な姿に自然と笑みも浮かぶ。

 再び娘の手が止まり、母は首を傾げる。


「これ…レグルスにあげたら、いやがるかなぁ?」

「貴方が贈るものなら、あの子は何でも喜びますよ。でも、あげるならもう少しちゃんとしたものに縫い取りしましょうか」


 今縫っているのは、木綿の手巾だ。それに緑の刺繍糸で蔦模様を縫っている。

 あくまで手習い用で、人にあげるようなものではない。

 母は視線を下げる。


「お誕生日に贈るなら、なおさら、よ」

「…はぁい」


 アルティアは口元に枠を当てた。

 誕生日まで一ヶ月を切った弟を、彼女なりに気遣ったのだ。ちゃんと母は気付いている。

 父は帰ってこない。自分が産まれた時にも帰ってこれなかったと知って、アルティアは少なからずショックを受けた。

 レグルスの五歳の誕生日は、本当ならお披露目を兼ねて、少し盛大に行われる筈だった。それが公爵不在の為、僅かに親しくしている知人を呼んだ家族だけの宴に変更されたのだ。

 弟は分かっているのかいないのか、何も言わない。相変わらず本を読んだり、おもちゃで遊んだり。たまに母に連れられて庭に出て花を愛でたり。

 兄たちも気を使っているのか、勉強や訓練の合間に弟との時間を持つようにしている。



 今もシェリオンと一緒に、テーブルに広げられた地図を眺めている。シェリオンに歴史と地理を教える家庭教師と一緒だ。


「こちらがガルヴァレス帝国。帝国とは過去に何度も戦が起こっております。黎明歴3023年には一方的な宣戦布告の下、コーレィ地方に攻め込まれました。これがコーレィの戦いと呼ばれています」


 レグルスは椅子の上に立ちあがり、家庭教師が指示棒を指す先を見つめる。座ったままではよく見えないのだ。


「ではシェリオン様。コーレィ地方の特産をお答えください」

「え!?え~っと……」


 全く関係ない方向に話が飛び、シェリオンは視線を彷徨わせた。

 すると、隣の弟が笑いながら言った。


「ひつじさん」


 兄が首を傾げ、教師は頬笑む。

 レグルスはなおも続ける。


「レリックおじさまのおうちでしょう?ひつじさんです。あとおうまさんも」

「お見事です、レグルス様」


 教師は惜しみない拍手を送る。それからシェリオンに目を戻し、少しだけ目つきを険しくする。


「コーレィはココノエ侯爵様のご領地です。今の当主はレリック・リム・ココノエ様ですよ。グランフェルノ公爵様とも親しくなさってるはずですが?」

「…はい、よく存じ上げております」


 シェリオンは身を縮こまらせ、隣の弟を恨みがましく見た。

 弟はその視線を受け、顔を歪ませる。

 教師が腰に手を当てる。


「シェリオン様。弟君に八つ当たりをしませんように。貴方がレグルス様とご一緒されたいと申し出て来られたのですよ?」


 大きな眼に涙をいっぱい溜めて、それでも泣かないように堪えている弟に、兄は我に返る。

 気まずそうに眉を寄せ、それから小さな肩を抱きしめる。


「ごめんね」

「あい」


 レグルスは目元を拭い、笑う。

 その可愛らしい様子に、シェリオンは弟の頭をクシャクシャと掻き回す。

 教師も態度を和らげ、授業を再開する。


「さて、レグルス様。コーレィの特産物は羊ですが、馬は良くご存じでしたね?」

「どういう意味でしょう?」

「コーレィの馬は質が良く、軍でも大変重用されています。ですが数が少なく、なかなか出回りません」


 コーレィの馬は基本、野生馬だ。それを捕らえて調教する。

 馬を捕える為には領主であるココノエ侯爵の許可が要り、地元の管理人に頼んで捕えてもらう。その許可はそう滅多なことでは下りないのだ。

 レグルスは口元に手を当てた。うふふと笑う。


「このあいだ、とうさまと、とおのりにいったのです。そのとき、おおきくなったらレリックおじさまからおうまさんをもらってくれると、やくそくしたのです」

「そうでしたか。それは良い約束を頂きましたね」


 心底楽しそうなレグルスに対し、シェリオンは失笑を隠せない。

 恐らく父は、後ろめたさからそんな約束を言い出したのだろう。もし実現できなかったら、この小さな弟がどれだけ失望するか分からないのに。

 弟の頭を撫でながら、シェリオンも質問してみた。


「コーレィは牧羊が有名ですが、毛織物の産地ではないですよね?」

「ええ。羊毛は主に隣のアメットに送られます。そちらで加工されていますね」

「何故ですか?」

「話が最初に戻りますが、コーレィは帝国との国境近くです。いざという時は、戦場になります」


 教師が顔を引き締めた。地図に視線を戻し、街道を指し示す。

 国境には砦があり、近くには騎士団の隊舎もある。カルヴァレス帝国とは同盟を結んでおり、もう百年以上戦争は起こっていない。

 だが、一度亀裂が入れば…あるいは君主の方針が変われば、どうとでもなってしまうのが外交というものだ。

 コーレィ地方には目立った都市がない。街道には宿場町があるし、牧羊に勤しむ住民も大勢いるが、それだけだ。

 万が一、戦争が起こった時に被害を少なくする為だと、教師は言った。


「羊も馬も、身に危険が迫れば勝手に逃げます。終われば戻ってくるように躾けておけばいい。牧草地も、田畑を耕作し直すのに比べれば、ずっと楽です…大きな都市ほど、陥落させられれば脅威になります」


 コーレィ地方はそういう場所なのだと、教師は説明してくれた。

 羊毛を加工する為にはそれなりの人間が必要で、売買するとなれば商業施設も必要となる。それはコーレィにあってはならないものなのだと言う。


「コーレィを治めるココノエ侯爵家の初代当主は、リスヴィアの守護天使と呼ばれた程の人物。先程教えたコーレィの戦いにおいて、最も功績を上げた方です。いざという時には王国の盾となるべく、この地を拝領されたのでしょう」

「…初代当主はそれで良かったのかもしれませんけれど……子孫には重い責任のように感じます」

「それは貴方がたも同じですよ。シェリオン様、レグルス様」


 教師は真剣な表情で、二人に言った。

 グランフェルノ公爵家は、第二の王家とも呼ばれる程、古い名門だ。その嫡男であるシェリオンは勿論、三男であるレグルスも、家を離れない以上責任は付いて回る。

 シェリオンは顔を強張らせたが、レグルスは全くわかっていない。キョトンとして教師を見ている。


「レリックおじさまは、りっぱなこうしゃくさまですよ?」


 屈託のない言葉に、兄と教師は苦笑するしかなかった。





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