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遠い記憶の守人  作者: 名波 笙
幼年期
18/99

17.或いは、逃げられないこと

2日連続更新です





 午後、レグルスは昼寝をしていた。正確には不貞寝なのだが。

 姉が熱を出し、母が看病に付いた為に来られなくなったという。

 仕方ないと表向き納得したが、それ以降誰とも口を利かずソファに転がってしまった辺り、大分ご機嫌斜めだ。

 侍女はブランケットを掛けた。

 扉が叩かれる。侍女仲間が顔を覗かせたので、彼女は素早く口に人差し指を当てた。そして音を立てないように部屋を出たのである。

 すっかり寝入ってしまっていたレグルスは、侍女が出ていった事も、その後窓が開かれた事も気付かなかった。


 侍女が席を外したのは、ほんの数分だ。扉の前で侍女仲間とやり取りをし、すぐに中へと戻った。

 しかし彼女が部屋に戻った時、ソファに寝ていたレグルスが居なくなっていたのである。






 レグルスが気付いた時には、既に何かに包まれていた。担がれて運ばれていると気付き、暴れてみようとしたががっちり抱えられて動けなかった。

 どれほど運ばれたのか、突然の浮遊感に目を瞠ると、次に耐えがたい衝撃が襲ってきた。


「ひぎゅっ!」


 床に叩きつけられ、悲鳴を上げる。痛みに顔を顰めていると、周りから笑い声が聞こえた。


「品のない声だな」

「本当にグランフェルノ公爵家の令息か?」


 知らない人の声。背中に冷たいものが流れる。

 レグルスの上にはまだ、何かの布がかけられていた。それを掴もうとして、逆に引き剥がされた。

 広い部屋。豪華な調度品が並べられている。そこに居るのは、豪奢な衣装を身に付けた若い男女。

 女の一人が扇子を口元に当てる。


「まあ、見苦しい子」

「こんなものを我が子と認めたのか、公爵は?」

「頭がおかしくなってるんじゃないのか」


 それに追随した男たちの声に、嘲笑が起こる。

 レグルスはぐるりと辺りを見回した。打ちつけた肩が痛むが、それを堪えて立ち上がる。入ってきたと思しき扉へ向かう。

 男の一人がレグルスの行く手を阻んだ。髪を掴む。


「いたっ」

「何処へ行く気だ?」


 からかうような声。

 レグルスは眉を潜めた。男を精一杯睨みつける。


「おへやに、かえるの・です!はなして・ください」

「部屋ぁ?お前みたいなガキが居る部屋なんて、あるわけないだろ」


 そう言われ、思いっきり突き飛ばされた。

 細いレグルスの体は、耐える事も出来ずに吹き飛んだ。今度はお尻を打ち付ける。しかも擦った挙句、背中も打った。

 手をついた際、掌も擦れた。皮が剥けて、血が滲む。

 レグルスは両手を見つめ、顔を歪めた。


「…どうして、こんなこと・するの・ですか?こんなこと・したって、いみない・の・です」


 唇を引き結ぶ。視線を上げた先には、朝出会った男がそこに居た。

 カーライル・ビクスビー…確か長兄の幼馴染だった男だ。レグルスとの付き合いは無かったが、何度か屋敷に来たことがあるのを覚えている。その度に、何か厭な事を言われた気がする。

 カーライルは鼻を鳴らした。


「貴様には関係ない。グランフェルノの偽物が」


 レグルスは視線を下げる。

 体中が痛い。少しでも動けば、痛みが全身を駆け抜ける。

 幽閉されていた時は、怪我をすることなどほぼ無かった。否、痛みは全て彼が引き受けてくれていた。

 泣けるものなら、大声を上げて泣きたい。だが、涙は出ない。何処に置き忘れたのか、泣き方が分からない。

 もう一度立ち上がろうとして、再び突き飛ばされた。先程の力とは比べ物にならない、強い力。ローチェストに叩きつけられ、床に落ちる。

 突き飛ばされたのではない。蹴られたのだ。痛みで意識が薄れてくる。

 部屋に響く笑い声に、唇を噛んだ。


(とうさま…にげられないばあいは、どうしたらよいですか?)


 再びカーライルが近づいてくる。

 手が伸びてきて、レグルスの髪を再び掴んだ。

 そこに爆音が響いた。巻き起こった風が室内を荒らす。室内に居た者も全員、なぎ倒された。

 殆ど伏せていたレグルスは、幸い巻き込まれずに済んだが。

 風が収まり顔を上げれば、扉がなくなっていた。扉だったと思しき木端が散乱している。


「…兄上、やり過ぎじゃ……」

「お前はあれを見てもそう言えるのか?」


 顎で示した先に、レグルスが倒れている。

 その髪を掴んだまま茫然としているカーライルを見つけ、渋い顔を見せた。


「手ぇ、放せよ」


 唸るような低い声に、カーライルはびくりと身を竦める。大人しく手を離し、レグルスから距離を取った。

 そして扉を爆破した相手に目を向けた。


「お早い到着だな、シェリオン。そんなにこのガキが大事か」

「大事だよ。何が悪い?」


 臆面もなく言ってのける。シェリオンはうつ伏せになった弟へと近づいた。

 レグルスは自分で起き上がろうとして、手をついた。が、痛みに顔を顰めて、起きる事は出来なかった。


「来るのが遅くなってごめんね」


 優しい声と共に仄かな光がレグルスを包んだ。全身の痛みが消えていく。

 大きな手が頭を撫でてくれるので、しばらくそのままじっとしていた。光が消えるのを待ち、掌を見る。血の跡を残して傷は消えている。

 両手を床に付いて、体を起こす。


「にいさまは、まほうつかい・ですか?」

「あれ?知らなかった?」


 シェリオンは大袈裟に驚いてみせた。目は笑っているから、本気ではないようだ。

 兄に同行してきたハーヴェイが、床に座るレグルスに白いローブをはおらせた。それから抱き上げる。


「シェル兄上は宮廷魔道士に匹敵するくらい、強大な魔力を持ってるんだぞ」

「しらなかった、です」

「うん。覚えてなくても仕方ないね。小さな子を傍に置いて魔法訓練は出来ないからね」


 にこにこと笑ってシェリオンはそう言った。ハーヴェイに視線を移す。


「ここは俺が片付ける。ヴィー、お前はレグルスを連れて、先に戻れ」

「お、おう……」


 眩しい笑顔に対し、ハーヴェイの顔は引き攣っている。

 レグルスはキョトンとしていたが、しっかりハーヴェイに掴まっている辺り、兄の内心は理解しているようだ。

 ハーヴェイはそそくさと部屋を出る。

 廊下には近衛兵たちが控えていた。不安そうな気配が漂っている。


「あー…多分グランフェルノ伯爵がもう一暴れするんで、このまま待機で……」

「了解です!」


 安堵の空気が広がる。

 怒らせると大層怖い兄の傍に、こんな時に近付きたくないのは誰もが一緒。ましてや魔力が暴走気味の兄には。

 レグルスは首を傾げる。


「はくしゃく・さま?シェル・にいさまが?」

「そうだよ。成人して、父上の持つ称号を一つ譲り受けたんだ。だから伯爵」

「ヴィーにいさま・も?」

「オレは先祖が騎士として名を馳せた時に受けた称号、デミトリィ卿を頂いた」


 答えながら、ハーヴェイは足早に廊下を抜ける。後ろから二人ほど近衛兵たちが追いかけて来ていた。

 レグルスは落ちないよう、しっかりと兄の方にしがみ付いた。正面から誰かが来るのに気付き、肩に顔を埋める。

 ハーヴェイはそんな弟の様子に気付き、フードを被らせた。

 誰かは王宮勤めの侍従で、廊下の端に寄って頭を下げる。その前をささっと通り過ぎる。

 あの部屋から充分離れたところで、速度を緩める。

 先程の話を続ける。


「貴族の男子は大抵、成人したら親の持つ称号を譲られる。家を離れたり、死んだら当主に返す」

「しゃくい・いがいの・しょうごうを、もっていない・おうちは、どうするのです・か?」

「自分で獲得するか、家名だけを名乗るかだな。無いものは仕方ない。下位貴族や新興貴族には多いよ」


 爵位や称号がなければ、貴族として認められない。たとえ親が爵位持ちであっても。それがリスヴィアの法だ。

 昔は、貴族として認められなければ、国内で就ける職種に差が出た。周囲の扱いも。

 だから今でも中位以上の貴族は、成人した子供に称号を譲る。

 勿論、女性は違う。誰それの妻・娘・姉妹で、十分なのだ。男子がおらず、やむなく女当主になるものもいるが少数で、たいていは婿を取ってそちらに爵位を譲られる。

 レグルスは後ろの近衛兵たちに目を向けた。


「きしさま・たちも?」


 近衛兵たちは顔を見合わせ、それから頷いた。


「私の父は男爵です。兄も卿の地位を頂いておりますが、私自身は近衛師団に入る際に与えられた、騎士という地位の他は何も」

「当家は伯爵家で、私自身子爵を頂いております。ですが、家に与えられた地位に意味はありませんから」


 近衛兵たちはさも当然と言ってのける。

 レグルスは目を細めた。


「きしさまたち・は、かっこいい・ですね」


 レグルスは素直な感想を述べた。

 突然の讃辞に、近衛兵たちは一瞬呆気にとられた。が、すぐに我に返り、照れたように視線を逸らせる。

 ハーヴェイが苦笑を洩らす。


「オレは?」

「ヴィーにいさま・が・かっこいいのは、あたりまえ・です」

「…お前……」


 自分から聞いておいて絶句したハーヴェイに、今度は近衛兵たちが失笑した。




 王子宮に無事戻ってきたところで、レグルスはようやく疑問に思った。

 腕から降りて、手をつなぐ兄を見上げる。


「にいさま。どうして・ぼくの・いばしょ・が、わかったの・ですか?」


 部屋から攫われて見つけてくれるまで、十分程しか経っていなかっただろう。

 すぐに連絡がいったとしても、見つける時間が早過ぎる。まるで居場所が分かっていたようだ。

 ハーヴェイは何て事ないと言うように、空いていた手を振った。


「兄上の探知魔法だよ。お前、毎朝兄上に支度を手伝ってもらってただろう?」


 レグルスは頷いた。

 シェリオンは毎朝、甲斐甲斐しく弟の世話を焼く。自分でやると言うのに、一切聞き入れずにシャツのボタンを留めてくれるのだ。

 だが、あんな短時間に何の魔法を使ったのか。解らずに顎に手を当てる。


「兄上はシャツのボタンに媒介の魔法掛けてたんだよ。お前が王子宮から出たら、すぐに感知できるように」

「あさも・おさんぽで、おそとに・でましたよ?」

「あらかじめ分かってればいいんだよ。お前の行動は把握されているからな。朝の散歩は予定通りの行動だろう?」


 だが、午後の外出は予定されていなかった。もし予定外の外出が入ったのなら、シェリオンに先に連絡が来た筈だ。

 しかも、本人が歩いていると思えない速度で王子宮から遠ざかっているのだ。ただ事ではないと、説明もそこそこに王太子の傍を離れた。

 一方ハーヴェイは、来れなくなった母と妹に代わり、王子宮を訪れていた。そこで、レグルスがいないと半狂乱になった侍女に遭遇したのだ。

 慌てて兄のもとへ向かえば、鬼の形相で廊下を駆け抜けていく本人を発見したのである。近衛兵たちと一緒になって、必死で追いかけた。

 そして唐突に止まったと思えば、魔法で扉を吹き飛ばしたのである。


 レグルスはほうっと溜息を吐いた。


「にいさまは…ううん。なんでも、ないです……」

「うん。言いたい事は解るぞ……」


 ハーヴェイも遠くを見つめていた。




 部屋に戻れば、目を真っ赤にした侍女が、仲間に付き添われて座っていた。

 レグルスの姿を見た途端、両手で顔を覆って再び泣き出す。


「申し訳ございません!わ、私が、お傍を離れなければ……!」

「ユリアナ」


 ハーヴェイの手から離れたレグルスは、走ればまだ頼りない足取りで、侍女に近付く。

 しゃくり上げる侍女の膝に手を置き、顔を覗き込む。


「ユリアナ。ぼく、ぶじでした・よ?にいさまたち・が、たすけて・くれました」

「ですが…っ、朝の件を知っておりましたのに!もっと気を付けていれば!!」

「なかないで・ほしいです。ユリアナが・なくと……」


 レグルスは侍女の手に触れた。

 彼女の背を撫でていた侍女仲間が、そっと顔から手を剥がす。

 涙やら鼻水やらで、顔はぐちゃぐちゃだ。仲間が慌ててハンカチを取り出し、顔を拭う。

 ふっと、レグルスは目を細めた。


「ごわりましで・ブスです」

「ひどっ!」


 侍女は思わず突っ込んでしまう。

 レグルスは両手で口元を覆い、小さな笑い声を立てた。

 そんな弟を、ハーヴェイが軽く平手で頭を叩く。


「たっ」

「女性にブスとか言うな」


 侍女たちは唖然とした。

 レグルスは頭を押さえて、眉を下げる。いつもより厳しい口調の兄に、怯えているようだ。


「ごめん・なさい……」

「オレに謝ってどうする」


 指し示されたのは侍女。

 レグルスは侍女に向かって頭を下げる。


「ごめんな・さい」

「いいえっ!私がいつまでもめそめそ泣いていたからですね!!もう気にしません!!」


 侍女は大慌てで両手と頭を振った。涙は引っ込み、残っていたものも袖で豪快に拭う。

 すくっと立ち上がる。手をぐっと握った。


「そうっ!今日は料理長にお願いして、おやつを奮発して頂いたんですよ。召しあがりませんか?」


 頑張って笑顔を作る。

 レグルスは驚いたように目を瞬かせていたが、不意に視線を逸らせた。見上げた先は兄。兄の手を握る。

 視線を侍女に戻した。


「にいさまも、いっしょに・たべます」

「はい!今すぐご用意しますね」


 仲間と共に、足取り軽く部屋を出ていった。

 レグルスはそれを見送り、兄の手をしっかり握りしめた。顔がどこか強張っている。

 ハーヴェイは苦笑を洩らす。


「怒ってねぇよ。ちゃんと謝ったら、それでいい」


 レグルスはほっとしたように表情を緩めた。






 弟たちが去るのを確認して、シェリオンはカーライルに向き直った。未だ制御しきれない魔力が、零れて辺りの気流を乱している。

 これだけで圧倒的。実力の差を思い知らされる。

 貴族の子弟たちはすっかり顔色を失くしている。逃げ出したいが、シェリオンの怒気に動く事さえできない。

 カーライルはギリッと奥歯を噛む。

 同じ公爵家の出自。同じ伯爵位を賜っている。それなのに。


「どうしてお前ばかりが…!」

「努力の差だ」


 シェリオンは淡々と言い放った。

 生まれ持った才能の差だとは言わない。カーライルの基本的能力が自分に劣るとは、シェリオンは思っていない。

 ただ、己の立場を正確に理解し、それに準じる為の努力をどれだけしてきたか。その差だけだ。

 シェリオンは醜く顔を歪める幼馴染に、小さな溜息を吐いた。


「どうすれば気が済む?」

「は?」

「お前は、俺に何をしてほしい?何を示せば、お前は俺との差を認める?」


 これはシェリオンからの、最後の慈悲だった。

 恐らく、向かい合って話せるのはこれが最後になる。ビクスビー公爵がどういう判断を示すかは解らないが、グランフェルノ家は生半可な処罰を許さないだろう。

 零れていた魔力が消えた。


 情けない話だが、幼い頃はこれでも仲が良かったのだ。魔力はシェリオンの方が圧倒的に上だったが、武芸はこれっぽっちも叶わなかった。

 いつからか。カーライルが親の権力に胡坐を掻き、横暴な振る舞いをするようになったのは。

 子供の頃から粗暴な行いはあったが、人を傷つけて好むような趣味はなかった。素直に謝れなくて、更に嫌われるような事を言ってしまう事はあったが。

 シェリオンは剣で勝てなくて、いつも馬鹿にされていた。けれど、いつか追いついて追い越してやろうと思うほどに、憧れていたのだ。

 憧憬が失望になり、侮蔑へと変わったのはいつだったか。


 シェリオンは視線を伏せる。


「剣でいいか」

「…何を……」

「確かに俺は、そんなに強くない。近衛兵にだって負ける。三年前には、弟に完全に勝てなくなった。きっといつか、レグルスにも追い越される」


 まだ短剣すら握った事のない末の弟。だが、これは確信だ。兄弟の中で一番武芸の才がないのが、自分。

 シェリオンは理解している。だからこそ、努力は惜しまない。


「表に出ろ。引導を渡してやる」

「はっ…一度もオレに勝った事がないくせに、偉そうに……!!」


 多分、これだけが彼の矜持。シェリオンに剣で一度も負けた事がないという事だけが。

 最後に手合わせしたのは、何年前だったか。レグルスが行方不明になる更に一年前だったか……シェリオンは頭を振る。

 廊下に出ると、待ちかまえていた近衛兵たちに指示を出した。


「ビクスビー伯爵にはまだ話がある。他の奴らは連行しろ」

「はっ」


 近衛兵たちは我先にと室内になだれ込むと、放心状態の令息・令嬢たちを捕えたのである。

 それらを避け、カーライルが出てくる。数名の近衛兵たちが彼を囲んだ。カーライルは彼らを睨んだが、一切退く気配を見せない近衛兵に、とうとう諦めたようだ。

 シェリオンは近くの近衛兵に声をかけた。


「近衛師団の訓練所、借りるよ」

「…はい。お供します」


 どこか疲れたようなシェリオンに、近衛兵も控えめに返事をした。







誤字脱字の指摘、お願いします。


評価やお気に入り登録、ありがとうございます!

よもうの辺境へようこそ!です(笑)

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