なんでマムシに!?
(うぅぅぅかっ体が重い・・・)
私、斉藤雄介は目が覚めると見覚えのない所にいた。
(ここは、どこだ?)
そう思っていたら
「よう、やっと起きたか」
近くから声が聞こえた。そのほうを向くとそこには大きなマムシがいた。
「うわっ!」
「そう驚くことはないだろうなんせオレたちは仲間なんだから」
「え?仲間!?」
近くの水溜りに顔を映すとマムシになっていた。
「えぇぇぇぇ!?なんで!?」
「驚きすぎだろ。おまえ」
驚くにきまっている。なんせさっきまで人間だったのだから。
グゥゥっとお腹がなった
「おまえ腹減ったのか。ならなんか狩って食べないと」
「えっ狩る?なにを?」
「なにってカエルとか」
「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」
驚きで全身が固まった。
そのまま時間が過ぎていった。
がんばれよ~っと言い残してあのマムシは森の中へ消えていった。
ぼくは、しょうがなく狩ることにして森へいった。
まず見つけたのは15センチ以上のトカゲだ。
ぼくは、前から襲い掛かって噛み殺した。
その感触は気持ち悪かったが案外おいしかった。
また食べたいな~っと思いながら進んでいった。
続く