表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
本物と偽物と新種  作者: ヒラ
1/2

初投稿

私の家の周りには3匹の野良猫が住み着いている。白猫が2匹に茶色の猫が1匹。名はホンモノとニセモノそしてシンシュである。

ホンモノは私が幼稚園の頃…10年以上前から住み着いている白猫だ。

もう一方の白猫がニセモノである。小学校低学年の頃に気づいたときにはもうそこにいた。はっきり言って、ホンモノとニセモノの区別は常人ではまったく分からないだろう。微妙に高い声で鳴くのがホンモノ、微妙に低い声で鳴くのがニセモノ。自動車のボンネットで眠るのがホンモノ、その上の自動車の屋根で眠るのがニセモノである。これは長い間、彼らを見てこないと気づかないものだ。ちなみにどちらも雄である。

そして中学生の頃に新しく登場したのがシンシュである。隣人からは、"じゅん"などと呼ばれ親しまれているが、私からしたらシンシュはシンシュである。ホンモノより高い声で鳴き、自動車の横に設置されているブロック塀の上で眠る。

勉強に力を入れていた男子高校に通っている私にとって、下校時に彼らの愛らしい姿を見ることは私の心の癒しであった。

精読だ

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ