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ダンジョン日和!ー最強のダンジョンに至るまでー  作者: 波風 多子
第1章 誕生日和!ー成長するダンジョンー
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仲間日和!ー新たな仲間を探しましょうー

ああああああ!昨日投稿忘れてました!すいませんでしたあああ!お詫びに明日二話投稿すると思うから許してください。

 「貯まったーーー!」


 「良かったな。」


 毎日コツコツコツコツと。貯め続けて遂に!魔物を創れるだけのDPが溜まった!しかし魔物を創るのは初めてだな。高位の魔物を自分で創るのは。うーんどれが良いだろう。今の所持が6000位だから、予算は5000だな。あの後どれだけの冒険者を屠ってきたか。五組だけど…。しかし、人を殺せばけっこうDP入るのな。外ではこのダンジョン、意外と有名になってるみたいだ。


 しかし何を買うか…。せっかくためたDPを、無駄に使うのは嫌だ。なるべくいい魔物を創りたい。うーんどうしようか。まぁ少し見た上で候補を上げてみよう。






 ○○○


            

 ま、こんなもんかなぁ。


 安値だと、

 『グリーピングスパイダーオスメス5つずつ670:爆破する液を吐いてくる、虫型モンスター普通の蜘蛛よりひとふたまわり大きいが、魔物としては小型な方。また、出す糸は可燃性なので、炎は使えない。また、目の周りが硬く、緑色なのが特徴。パーティーが合わないとベテランでもやられる。また、環境に意外と繊細。』


 『シデホスルス3匹980:小さい龍のような形の魔物。通称ドラゴニオル。人間の子供がつかめる位の大きさで、テイムされることが比較的多い中位モンスター。知性が高く、一回の戦闘で急激に成長し、学ぶ。時空をつかさどる魔物。』


 これは結構安値で、たくさん買える。シデホスルスは、異空間攻撃要員としてはとても役に立つだろう。が、一つの階層の主軸にするには弱いよなぁ。


 〈中くらい〉


 『オーウ2350:非常に残忍非道な性格で、牛の頭と鬼の体を持つ。また、魚の体に蝙蝠の羽を生やして現れたという伝説も残っており、特異個体だと食った生物と同化し、独自で進化できる。海や水辺に現れ、毒の息を吐いて人を殺し喰う。好物は人間の子供の指。』


 『ヴェルフ2500:落雷とともに現れると言われる、炎のような赤い目に漆黒の身体を持つ、極めて凶暴な妖獣。その爪には強力な雷をまとわせ、切り裂かれると、一生残り痛みにさいなまれる。また、闇と雷の複合魔法の達人でもある。』


 どちらも凶悪だし、2体呼べる。オーウは水辺、つまり水の多い場所で、ヴェルフは雷鳴のある階層に置いとけばいいだろう。この2つの場所はそこまでコストもかからないのでとても良い。オーウは肉体派。ヴェルフは魔法系だな。


 〈高価〉


 【コカトリス4900:卵から生まれる、尾に鶏を持つ蛇。通称蛇の王。目があった者や触れた物を、石にしてしまう能力を持ち、コカトリスを退治しようと槍を突き立てた勇者が、体を流れる毒素が槍をも通して勇者に伝わり、石像になって絶命させたという神話もある。バジリスクとの違いは、蛇が主体か鶏が主体か。』


 『ウンディーネ5600:水を司る大精霊。性別はないが、美しい女性の姿をかたどっているものが多い。知性が高く博識で、人間との会話が可能。また、水面を挟んでどんな空間にも行くことができる。水精霊の使役が得意。』


 安値の奴らは魔物の群れとして出したいがいささかDP効率が悪い。グリーピングスパイダーは数の暴力戦法とかいけるけども。


 オーウやヴェルフは火力もあって技術もあるので比較的DP効率としてはいい。ただダンジョンモンスターとして、特に俺のダンジョンモンスターとすると相性が悪いか?


 高価はとにかく強い。ただ値段も相応だ。


 う~ん。どうしようか。


 悩んでいると、視界の端にある項目が入ってきた。ん…?これって…。


 神様1000000000000:神様。混沌の神よりも相当力の弱い神ならばどんな神でも呼び出せる。


 …。うわ。桁が違うよ。けたが。そう思いつつ。俺は創る魔物を決めたのだった。



 



 ○○○


 「なに?新しいダンジョンに行ったっきり帰ってこない冒険者多発?」


 冒険者支援団体の、ケルティン支部の支部長であるゲンペラドスは部下の報告を聞き、唸る。


 大柄なゲンペラドスの体格が入っても違和感がない大きな執務室には、大きな机と赤いインクと印。そして羽ペンが備え付けられ、床には彼の荷物が置かれていた。


 十数枚はある紙の一枚に印を押そうというタイミングで部下が入ってきたものだから、ゲンペラドスは、報告の内容を反芻し、心を落ち着ける。


 「あそこには確かテイマーのリューグス使いが行っていたはずだが。そいつも帰ってきていないのか?」


 「ええ。」


 「わかった。行っていいぞ。」


 「失礼しました。」


 報告し終えて帰っていく部下の姿を見送りながら、ゲンペラドスはため息をつく。リューグス使いほどの高位の冒険者が長らく帰ってこないところを見ると、おそらくもう皆死んでいる。これは一度冒険者に注意の張り紙を貼っておくか。と、彼はこぼす。


 冒険者に具体的な格付は存在しない。あいつは強い。あいつは弱い。という成績から自己判断する仕組みなのだ。常に死と隣合わせの仕事なのだ。基本は自己判断にしないと支援団体が崩れてしまうというのが支援団体上層部の考えである。


 (しかし深刻だな)


 状況を再び考え、ゲンペラドスは再びため息をつく。よほどレベルの高い新ダンジョンか、今まで気づかなかってだけか…。そんなことを考え、思考を巡らせながら、ゲンペラドスは本日三回目のため息をついたのだった。

pt評価とかいただけると本当に嬉しいんですけどね、ええ。

感想とかいただけるともっと嬉しいんですけどね、ええ。

ブクマいただくとガッツポーズして喜びますね、ええ。

ぜひぜひ次のはなしも是非お読みくださいね、ええ。

ピラミッドになってますね、ええ。(急な裏切り)

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