名前日和!-メイト、その真の名ー
投稿に時間あいてすいません
「ちゃんと外に纏めるんだぞー?」
「はーい」
「わかってるわ」
「分かった」
さて、と。片付けて準備しろといったが、うーん、なにをもっていこうかな。ダンジョンマスターはダンジョン同士を転移できるから、必要なものは逐一持ってくればいい。ただ、クレセイノ曰く
「ダンジョン転移は便利だけど違うダンジョン同士を繋げると力の七割近くが吸われるわ。しかも開いてる時間は一分だから乱用も出来ないわね」
とのことなので基本的にはこの移動を最後にしたいところもある。七割なら2日で治るのだが、それが最大値ないとダンジョン作成はできないのだ。
ちなみに皆は魔物使役、魔物召喚系はどうしてるのかと聞いたら、普通は魔物を捕まえて手懐けるそうだ。確かにダンジョンマスターは魔物に懐かれやすいものなぁ。もしかしたらペルシャがすぐ信用したのはそういう?
ペルシャはダンジョン的に魔物ならば、ダンジョンマスター本来の魔物になつかれやすい特性が出たとしても不思議ではない。
っと、思考がそれたな。何を持っていこうか?魔物辞書とダンジョン説明書、その他ここらの本は全部いるな。
『ぺルドーナ』
重力と斥力を操作し、本棚ごと浮かせて運ぶ線路の上に滑車を走らせるかんじ。
他にも、魔法の紙束みたいなのも持ってい…
「重!!」
何だこれ。今の今まで見てもなかったがこの束重いぞ?嘘だろ?これそこまで積まれてないぞ?
仕方ないから二、三枚ずつ運んで、移動させる。
……あー、ちくしょー、思った以上に時間を取られたな。
仕方がないのでそれは諦めるとして、ここに置いてあるたからのやまはなんだろう。隣で寝ているドグを見れば想像が容易だ。
……やりがったこいつ。どこからツッコめばいいかわからないしどこから集めたのかわからない。
てか何かうねうね動く鉄くずがあるんだが。闇だ、これはもうがらくたの粋を逸脱し、やばい魔兵器と成り下がってる。
俺の本能が警鐘を鳴らし続けてるのでとっととその場を後にした。さて、メイトの様子を見に行くか。メイトは不死系を生産できる不死系をつれていくつもりらしい。
総勢三十。選抜され抜いた先鋭たちで、前回のダンジョン戦でも大活躍をした奴らだ。。分かりやすく強いな。うん。それ以外は、大して何も持っていかない模様。それは重畳。こいつらに運ばせよう。何をかは言わないどくけど。
運が悪かったと思ってもらおう。うん。
あとはこいつらが上に行ったらクレセイノの回復待ちだな。そういえばさっきアイツ瞑想してたな。……回復手段もわかり易いこって。
「あー。おいメイト!一緒に上まで行くか?」
「あ、主よ。一緒に行こう。そういえば…
我がベルトという名を持っているのは知ってるよな?」
え?
いや、待ってメイトのこと種族名としてメイトって呼び続けてたけどひょっとしてこいつ名前あったの?
いや待てよ。そういえば会ったときに名乗ってたきがしなくもない。
「いっちばん、初めに名乗ったと思うのだが。」
「あー。うん、知ってた知ってた。あの、あれだよ、真の配下となるまで呼び名をこうしていただけだよ。これからはちゃんと呼ぶから、な?」
その後、暫くメイトに言い訳をしていたのは別のお話。




