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ダンジョン日和!ー最強のダンジョンに至るまでー  作者: 波風 多子
第3章 人里日和!ー騒動の始まりー
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ゴブリン日和!ー異常に大きいゴブリンの巣ー

いえええええええええい!


毎日投稿いえええええええい!!!明日((((殴

 ゴブリン村の門から少し距離を取ったところに小さめの仮設拠点を張り、俺は偵察に行く。一応魔法の使えるクレセイノと一緒に。し音を立てないよう注意して近づいて行く。ゴブリン村の門に立っていたゴブリンと接触を試みようとしたところでふと思いつく。実行しようとするもDPが足りない。


 「DPがもうないや。クレセイノ、ちょっと分けて。」


 「え?何に使うのよ。」


 その疑問に俺は思いつきを話す。


 「いや、いちいち鑑定紙を使うのもめんどくさいからスキル覚えられないかなーって。」


 「ん。じゃ200DPで足りるかしら」


 「ありがとな」


 そう言ってDPを譲渡するクレセイノ。うむありがたい。コイツやっぱ便利だわ。DPたくさん待ってるし。・


 「《取得能力鑑定》」


 うん行けた、けどDP残り50だ。た、高いっ!早めにゴブリン倒してDPを増やしちゃおう。っとその前に取り敢えずゴブリンを鑑定してみよう。初めての鑑定に心躍らせつつゴブリンを見る。見える、見えるぞぉ!



 アレッサ:ゴブリン

 ステータス 

 M22

 S35

 A12

 G11

 W53

 スキル

 初級槍術

 頑強



 クテラ:ゴブリン

 ステータス 

 魔21

 速39

 攻13

 守25

 腕24

 スキル

 初級槍術

 快走


 うん。雑魚だね。普通に俺とタイマンで負けるぐらい弱い。交渉とかできるかな?


 「こんにちは」


 「グギョォ!」


 唐突に2体がおそってきた。うん。そっちの方が楽でいいんだけども…。なんて言うかもうちょっと話す余地はあると思う。さっきゴブリンを殺してるやつが言う台詞じゃないけどね。


 「蒼焔的魅力(トールエン・パーキン)


 クレセイノの魅了魔法を受けてゴブリン達が動きを止め、求愛の声をあげる。


 「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ィ゛ィ゛ィ゛ィ゛」


 そうこうしているうちにゴブリン達は俺のレイピアに貫かれて、倒れていく。しっかしいったいゴブリンのどこからそんな淀んだ声が出てるんだろうか。モンスターの謎は深まるばかりである。そのまま農耕地に突入し…って、誰もいないな。ん?見たことない野菜だな。鑑定してみよう。


 ?:ケド

 M0

 S0

 A0

 G2

 W0

 スキル

 良質な野菜


 しかしなかなかできがいいな。いっこ貰っていこう。うーん、だけどあんま美味くないな。もうちょっと美味いと思ってたが。ほかにも試したいのでもうちょっと貰っていこう。

 

 「何してんのよ。」

 

 「実食のため採取してる…ってそれより戻るぞ。こっからはみんなで攻略しよう。数が多い。」


 「わかったわ。」


 頷くクレセイノを連れ帰還する。途中一度戦闘したが、無事テントが見えてきた。が、拠点のリーたちは無事じゃなさそうだ。大き目のゴブリンと戦闘中のようだが、ブロは倒れ、ドグはリーとゴブリンの二人を相手取っているようだ。周りには他のゴブリンの死体も。ブロは気絶しているだけのようだな。とりあえず鑑定してみよう。


 

 ローグ:ゴブリグラム

 ステータス

 魔52

 速23

 攻43

 守32

 腕75

 スキル

 精神支配

 一撃必殺

 剛力

 

 なるほど。リーとドグが闘っていたのは精神支配のせいなわけだ。けどじゃあなんでブロは倒れてるんだ?倒されるような実力じゃな…って『一撃必殺』のスキルか!


 「大丈夫か!?」


 「なんとか!」


 「よし!クレセイノ、リーを気絶させられるか?」


 「任せて!あのゴブリンも倒したげるわ!」


 「ようし。ドグ!一旦離れろ!」


 「りょうかい!」


 「行くわよ!『狂乱洗礼波(ユマ·ソウタス)


 直後リーが地面に倒れ伏し、ゴブリンが苦しそうに叫んだのち倒れた。ゴブリンもリーも死んではなさそうだな。とりあえずゴブリンにはとどめさしとくか。


 「おりゃ!」


 ドグが思い切り腹を叩いて、ゴブリンが血を吹いてこと切れた。ん、うん。ま、まあいいんだけどね?…ちょっと怖いな…。取り敢えず今日は帰るか。あんまり長居するのは不味そうだし。


 「う、うーん。」


 リーもいるしな。










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