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八人の最狂ポンコツヒロイン、最強の絆で世界を護るらしい ~結果的にS級冒険者、でもポンコツしかおらん!~  作者: ざつ
本編

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第28話 魔法学院での特別講義 -3

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6. アキナの高所恐怖症と講義中断

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ルナがフリーズし、講義室が混乱に陥る中、アキナが突如として叫び声を上げた。彼女は、講義室の天井近くに設置された、魔法学院の紋章を見上げていた。


「ひっ……た、高い……!足が……すくむ……!」

「アキナちゃん!まさか、高所恐怖症!?」

「な、なんだこれ……体が……動かない……!」


アキナは、剣聖とは思えないほど怯えきっていた。フィーネは驚いて叫ぶ。アキナの高所恐怖症は、予想以上に深刻だった。


「ったく、こんな時に役立たずね。ほら、シャキッとしなさい!」

「リリア……お前は……」

「あんたが倒れたら、みんなが危険に晒されるでしょうが!」


リリアがツンデレながらも、アキナを叱咤激励する。だが、アキナは顔を真っ青にして首を振る。


「だ、だめだ……足が……震える……」

「無理しないでください、アキナさん」


ルナが心配そうに呟く。アキナは恐怖のあまり、その場で剣を振り回し始める。その剣が、偶然にも天井の魔力ランプに当たった。ガシャン!と大きな音が響き、魔力ランプが砕け散る。講義室は、一瞬にして暗闇に包まれた。


「きゃあああ!何事だ!?」

「暗い!怖い!」


生徒たちが悲鳴を上げる。フィーネは、もはや絶望の顔でその場にへたり込んだ。


「アキナちゃんまでーっ!講義がーっ!私の利益がーっ!」


講義は、アキナの高所恐怖症による暴走で、完全に中断されてしまった。



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7. 講義の混乱と生徒たちの反応

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アキナの高所恐怖症による暴走で、講義室は暗闇に包まれ、瓦礫が散乱するカオスと化した。生徒たちは悲鳴を上げ、パニックに陥っている。フィーネは、もはや絶望の顔でその場にへたり込んだ。


「アキナちゃんまでーっ!講義がーっ!私の利益がーっ!」


フィーネの悲鳴が、講義室に響き渡る。だが、ヒロインたちは、そんなフィーネの絶望を他所に、それぞれの反応を見せていた。


「ひっ……暗い……怖い……」

「ルナさん、大丈夫ですか!?」


ルナは、暗闇と混乱に怯え、セラが心配そうに駆け寄る。


「ふむ。暗闇は、新たな知覚の可能性を秘めているわね。生徒たちの反応を観察する絶好の機会だわ」

「イリス様!データどころじゃないです!」


イリスは、そんな混乱の中でも冷静に分析を続け、目を輝かせている。リリアは腕を組み、呆れたように呟く。


「まったく、こんな騒ぎになって……」

「リリア、これは最高のステージだぜ!」


アリスは、そんな状況でも楽しそうにリュートをかき鳴らす。


「〜♪暗闇に包まれた講義室〜、生徒たちはパニック状態〜、それでも歌は止まらない〜、カオスこそが芸術さ〜♪」

「アリスさん!歌わないでください!」


フィーネの悲鳴にも構わず、アリスは楽しそうに歌い続ける。生徒たちは、混乱しながらも、どこか魅了されたようにアリスの歌声に耳を傾けていた。


「な、なんだあの歌は……」

「でも、なんだか、勇気が湧いてくるような……」


一部の生徒は、混乱の中で、イリスの言葉や、ヒロインたちのめちゃくちゃな行動に、何かを感じ始めているようだった。



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8. アリスの歌と会場の混乱

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講義室がカオスと化す中、アリスの歌声は、その混乱をさらに加速させる。フィーネは、もはや絶望の顔でその場にへたり込んだ。


「もう、めちゃくちゃです!講義どころじゃありません!私、もう泣きそうです!誰か、助けてー!」



フィーネの悲鳴が響き渡るが、アリスはそんなフィーネの様子には目もくれず、楽しそうに歌い続ける。


「〜♪ハチャメチャ講義は止まらない〜、知識は瓦礫の中に埋もれ〜、それでも真理は輝き続ける〜、ポンコツだけど最強の絆で〜、世界を救う物語は続く〜♪」

「アリスさん!歌わないでください!余計な混乱を招かないでください!」


フィーネの悲鳴にも構わず、アリスは楽しそうに歌い続ける。その歌声は、会場の混乱をさらに加速させる。


「な、なんだあの歌は!まるで魔物の雄叫びのようだ!」

「講義室で歌うなんて、非常識だ!」


生徒たちは、困惑と怒りの表情を浮かべ始める。アリスの歌声に、一部の生徒は奇妙なダンスを踊り始め、講義室はさらに騒然となる。


「グギギ……!体が……勝手に……!ノレる……!」

「最高だぜ、みんなー!」


フィーネは、もはや絶望の顔でその場にへたり込んだ。彼女の胃は、すでに限界をはるかに超えていた。


9. 無自覚な連携、生徒たちの覚醒


アキナの高所恐怖症による暴走、エルミナの破壊的な実演、ルナのフリーズ寸前の情報、そしてアリスの歌による魔力攪乱……ヒロインたちの全てのポンコツ行動が複雑に絡み合い、講義室は完全にカオスと化した。


だが、そのカオスの中で、生徒たちは、イリスの言葉と、ヒロインたちのめちゃくちゃな行動から、何かを学び始めていた。


「ふむ。この混乱は、まさに『カオス理論』の具現化ね。不完全な個々の行動が、全体として予測不能な結果を生み出す」

「イリス様、これって……」

「ええ。常識に囚われない発想、そして、どんな状況でも諦めない精神。これこそが、真の魔法使いに求められる資質よ」


イリスは、生徒たちの困惑を他所に、得意げに解説を続ける。生徒たちは、イリスの言葉と、ヒロインたちのめちゃくちゃな行動から、何かを感じ取り始めていた。


「なるほど……常識を打ち破る……」

「これが、本当の魔法……」


生徒たちの瞳に、新たな光が宿る。彼らは、ヒロインたちのめちゃくちゃな行動の中に、真の魔法の姿を見出したのだ。フィーネは、そんな生徒たちの様子に呆然とする。


「えっ……まさか、感動してる……?」


フィーネは、もはや自分の理解を超えた状況に、ただ立ち尽くすしかなかった。



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