丘の上の美術部で 第8話 母と娘
丘の上の美術部で 第8話
母と娘
「ふぁぁぁぁあ 眠」
今は4時間目 先生の雑談中だ 暇な時ってネムクナルヨネ!
「陽 寝ないでよー」
隣の加賀昭人君が注意してくれた
昭人君は小学校の時の数少ない友達でいてくれた むしろ私に味方してくれた子だ
真面目でモテて(私は思ったことはない)このクラスでも人気で多分このクラスで名前を知らない人はいないというくらい知れ渡っている(大体が知らなかったはずなのに)
「ありがとー 目ぇかっぴらいて聞いてるわ」
「それじゃあ先生もやりにくいだろ」
「「笑笑」」
「あ 部活の種類が書いてある紙があったので今から配ります」
丘陵中は1年で全員強制退部させられてもう一度入部届を出します
「悠って何部に入るの?」
「ん- まだ決めてない 陽と華って何部に入っていたの?」
「私は美術部で華が写真部だった」
「へー」
なぜかめっちゃ興味なさそうな返事をされて陽は少し悲しそうだ
「悠は何にするの?」
「うーん まだ決めてない」
「そっか」
「あー で来週の月曜なんだけどなんかクラス対抗でミニ運動会?をやるらしいです 体育着必須だからね」
「「「マジか」」」
陽 華 悠は運動はできないのだ
「「「マジ最悪」」」
「土日明けて早々運動とか終わってんじゃん」
「もう僕等のクラスは終わったね」
「いや でも31分の3だろ? メンバーによっては勝てると思うんだけどな」
「「・・・」」
「とりあえず陽は今日早く寝なよ」
「う...分かってます」
「何その返事は!」
「わーハナちゃんが怒ったー(棒)」
「この野郎 待てー!!!」
「ぷっ ふははははははははは」
「「え?」」
「華と陽がお母さんと娘みたいwww」
「「はあ?」」
「ははははははははははははははは」
「悠 まだ笑うならお前もどつきまわすぞ」
「すみませんでしたー」
「おらぁ待てぇ陽と悠ぁ!!!」
「キャー!!」「わー!!」
こうして2人は30分ぐらい追いかけまわされたとさ
めでたしめでたs
「めでたくねぇよ お前もどつきまわしてやろうか?」
すみませんでしたぁぁぁぁぁ
続く...
1.5週間もちゃんと授業やらない学校ってどうなんだろう まじで考案した人の顔が見てみたいわ(自分)