季節外れの春雪
咲いた桜の花びらが雨で落とされ川を花びらで埋め尽くした。なんとか残った桜は雨から変わった雪をかぶり、桃色ではなく白色に染め上げられる。
葉が芽吹いた落葉樹に雪がかかる景色は、雪の静けさに命の芽吹きと、なんとも言えぬアンバランスを見せつける。
季節は足早に進んだかと思いきや、唐突に数十歩後ろ向きに走り出した。
時は進む中で戻る季節感は、人の阿呆さ、人の歩みそのものを見せられるようで、雪の重みでしなだれた木々のように、眺める私も背を曲げながら白い息を吐くばかり。
人の目に見せられる程度かな?というものが書けたので、とりあえず投稿……。
詩って難しいです。(´ε`;)ウーン…