1枚。未来の始まり(2)。
4)
高校生2年生。
半年後には、19歳、高校生3年生になる。
その意味を学生本人も、家族も、学校も、社会もみんなが知っている。
その時代が人生を生きていくためにどれほど重要な時期なのか。
それからがこの世の中でのスタートという事実を。
"次!"
3組の教室の前方ドアが開かれ、廊下で担任先生の声が聞こえてきた。
彼と同時に後ろドアが開かれ、ある男子学生が頭をしする軍クラブ力なく半、中に入った。
次と呼ばれた学生が椅子を後ろに押して起きて開かれている後ろドアを通じて廊下に出た。
廊下には椅子二つと机一つが置かれていた。
先生と生徒が座るそれぞれの椅子が。
"----。"
後ろの半人2組とこれ半人4クラスの学生たちも準備されている席に座って担任の先生と相談を交わしている。
"座りなさいよ。"
水中に入っている紙を見て、担任の先生はそう話した。
少年が空いた椅子に座ることを確認した先生は見ていた紙を机の上に載せておいて、右手を差し出した。
"一度見ようか?"
担任の先生が見るのとしたのは、少年が、右手に握っている'進路計画書'紙だった。
一ヵ月前、担任の先生はクラスの生徒全体にこの進路計画書を配った。
夏の期末テストを受けること前までご両親に相談して紙を埋めてほしいという言葉を付け加えた後、。
"はい。"
紙の何かをぎっしりと少ない生徒らがいる加えると、名前を書くところにだけ字が書き込まれている生徒もいるだろうし、平凡にいくつかの列を少ない生徒らもいる。
[金台鎬]
少年はすぐれ上手くすることがない。
幼い頃、テコンドーと剣道、囲碁、ピアノをしてあるが、その何一つも人より優れ上手くすることがなかった。
その中で必ず一つを選べるとしたら、剣道を選択するが、それも---その大会までジヨッダ。
自分が持っている才能が何か確保できなかった。
勉強をよくすることも、運動をよくすることも、芸術的感覚が優れたこともない。
自慢できるのなら、優しくて誠実だ、という大人たちの飴もない話だけ。
お上手なことはないが、したい好きなわけはある。
小説家。
それがテホが中学校2年生の時から決めた目標であり、到着地点だと言える。
中学校2年生の時偶然に接した一冊のファンタジー小説。
その前までも本は面白くないし、飽きてだというテホの固定観念を完全に破ったファンタジー小説。
その後学校が終わったら、近所の本屋で小説本を借りて読んだし、インターネット小説サイトで小説も連載し始めた。
誰でもそのように最初は誰も見ず、本全部したかのように悪口のような悪質な書き込みだけだった。
それにも屈せずに他の本を読みながら、、辞書を引きながら文法と用語を修正して、また、修正して小説を書いた。
単に想像することが楽しかった。 その想像を他人に見せる、交流することが面白さと楽しさ、喜びを与えた。
そんなに高等学校2年生になりました、テホは、一つに事実を悟った。
[誰も調べてくれない。]
そうだ。
いくら他の小説本を読みながら、学んで、辞書を引きながら書いて、名言や文句を少なくする習慣をつけて、インターネットに小説を書いた小説家になるための小さな限り努力すると言ってもそれが結果に結びつかなければ、今までやってきた努力は誰も調べてくれなかった。
それでもテホは小説家になりたかった。
(しなくて後悔するよりしてから後悔することがはるかにましだ。)
誰かが語った言葉のように後悔してもやってみたい。
テホの進路計画書を一見した先生は'うん。'という短い言葉はした後、テホを見た。
"先生はきっと両親とまともに話し合ってこの紙を満たすとしたのですが?"
その答えを待っていたようにテホは、あらかじめ準備しておいた大使たちを台本読むように先生の前で自信を持って話した。
説明した。 主張した。
先生は表情一つ変わらないまま、何も言わずにテホの言葉を聞いた。
テホの言葉が終わった後にしばらく二人の間には沈黙が続いた。
担任の先生が淡々とした表情を浮かべて口を開いた。
テホは先生が次に言葉を待っていた。
予想した。 先生が言いたいことを。
覚えたはずだ。 その言葉に適した回答を──
"テホ、お前は何か勘違いをしているようだよ。 それは努力したのではなく、ただ趣味生活を楽しんだのだろう?"
しかし、その話を聞く瞬間──何も思いつかなかった。