↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神にデスゲームで皆殺しにしろと迫られたので、誰も殺さないで生き延びることにした。  作者: 火烏陽太郎
水の咆哮

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

69/222

水の咆哮 第3章-3

妙に長くなってしまったので、今回は3分割です。

→予想以上に長くなったので、4分割になりました。

 午後9時10分。

 職員室から出た神代神奈は、神皆葉のもとへと急いでいた。

(重傷を負わせたというからには、まだ生きている)

 端末から流れてきた、不穏なメッセージに不安を覚えつつも、安心できる材料があることに安堵する。しかし、危機的状況であることには変わりない。

 校舎を出て、学校の敷地を出る。

 商店街を抜け、モノレール駅へと突き進んでいく。その最中、


『——作戦中止。現警戒態勢を維持しつつ、DBに備えろ』


「DB?」

 見慣れない単語に疑問を覚えながらも、神奈は流れてきた情報を麗に転送する。



「反応は……ない?」

 これまでのやりとりだと、情報を転送すれば数分以内に何らかの反応があったが、今回は何も返ってこなかった。

「まさか、返信ができない状況?」

 あわてて神奈は、スマホで麗に電話をかける。


『————神奈か?』

 数コールしてから、相手が電話に出た。

「兄さん?」

『ああ、僕だ。無事か?』

「はい、私は大丈夫です。兄さんは?」

『色々あったが……とりあえず、僕も麗さんも生きてる』

「そうですか」

 ほっと息を吐く神奈。

「それで兄さん、そちらの状況はいかがですか?」

『あまり良いとは言えないな。

 僕はそれなりに消耗したし、麗さんも動ける状態にない。

 メイちゃんとの戦いまでまだ3時間ぐらいあるから、できれば休息をとりたいところだけど、そんな余裕があるかどうか』

「それなら、多分大丈夫だと思いますけど。今送った情報は、見ましたか?」

『情報——ああ、これか。作戦中止……ねえ。このDBというのは?』

「分かりません。何らかの人物なのか、現象なのか」

『そうか……警戒は必要だけど、とりあえず休息はできそうかな』

「そうですね。それで兄さん、今どちらにいますか?」

『僕は、商業区のモノレール駅の駅員室にいる』

「わかりました、今から向かいます。情報は自動転送するようにしておきますので、何かあれば連絡してください」

『ああ、分かった。気をつけてな』



「……良かった」

 無事な声を聞くことができ、神奈は安堵する。

「さて、行くと言ったものの、どうするか……」

 モノレール駅に着いたものの、現在は運行が停止されている。徒歩で移動するとなると、大きく時間をとられてしまう。

「何か使えるものが……これなら」

 あたりを見渡すと、神奈はある物に目を付けた。警戒態勢によってあわてて放置されたのであろう、オートバイに。

続きは、なんとか今日中に上げたいと思います。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。