男装女子のデビュー
今回の話の登場人物。
ス・・・スカウトマン
優・・・優輝(男声)
葉山優輝として活動している俺・・・
いや、私は葉山 華衣。
胸はペッタンコ。中二の時から気にしだした。(早く気づけよっ!)
医者に行っても原因不明←
それから、男勝りになってきて・・・
だったら男になりきればいいじゃん!?となり・・・、
女物はほとんど捨てた。
友達はいないから、驚きもしなかったけどな。
っで、そんな俺・・・私が歌手になったきっかけ。
あの日は一人で買い物に行ってた。(もちろん、男物。)
駅から50mくらいのアクセサリー屋。
ピアスを買いに行ったんだ。
それは行く途中だったかな?
駅前によくいる売れない歌手・・・。
その日は特別だった・・・、
売れない歌手と一緒に歌える日・・・。
興味もないのに、なぜか立ち止まったんだ・・・。
一緒に歌う人は、売れない歌手が指名することになっていたらしく、
見事、指名された。(はっきりいって、いやだった。)
何を歌えっての・・・。
でも、耳打ちで『好きなの歌っていいよ。』なんて言われた。
ッチ・・・。
舌打ちと共に曲が始まった。
~♪
‘‘愛してる、そう伝えたかった。たった一言それだけでいいの。
それだけなのに、鼓動が早まって言えそうで言えないんだ・・・。’’
普通に歌ったから女声。
見た目は男子。
誰もが驚いた。
・・・歌い終わったあと・・・。
ス「すいません。」
優「あ?」
ここは男声じゃないと・・・怪しまれるよな・・・?
アルトでよかったーーーーーっ!って本気で思ったわ。
ス「私、こうゆうものです。」
サッと出した名刺を見てびっくり。・・・スカウトマン。
いやぁーほんとにびっくりだぁ。((´∀`))ケラケラ
優「どういったご用件で?」
平然を装って・・・、でも嬉しいっ(*'▽'*)♪
ス「歌手になりませんか?」
優「はぁ?」
いや、マジでビックリ。
単刀直入すぎて←
こんな俺・・・私が歌手!?Σ(´∀`;)
そんなこんなで女声を出せる男性歌手として活動を始めた。
母に言った時は大変だったな・・・。
‘‘給料はどれくらいなの!?’’
‘‘これまで育ててきたんだから、少しちょうだいよ?’’
はいはい。しか言ってなかったな・・・。