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破壊者_全ての敵を破壊せし復讐/デストロイヤー_ペネトレイト・ヴェンジェンス  作者: D-delta
第一章 世界の裏と奥底の真実に隠れた憎き仇敵、復讐すべし

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▽5・2 プランヴェル軍・甘い誘い、求めた力は破綻して

 進み続けた末にプランヴェルは一つの自動扉の前で止まった。


「さて、ここだよ」

「到着か?」

「そうだ。入りたまえ」


 到着が告げられ、二人はその自動扉から部屋の中へ入っていく。


「ここは?」

「ラブラブ部屋だよ」


 プランヴェルの言う、ラブラブ部屋。

 ヨシノリの目に映る室内は通路と同様に薄暗く、人の身長よりも大きい培養カプセルがズラリと並べられていた。更に奧には『真龍』のコックピットの座席と同じものがある。

 ラブラブ部屋という言葉通りの雰囲気ではない。


「これから実験でもされそうだな」

「私はマッドサイエンティストではないよ。とりあえず奥の席に座りたまえ」


 プランヴェルがなにを考えて、奥にある座席に座れと言うのか?

 ヨシノリは嫌な予感を巡らせながら座席に近付く。


「どうした? 緊張して座れないか?」

「座るさ。どうせ従わないと、なにかするんだろう?」

「もちろん。あの二人を裸にして引っ叩くとか、そういうペナルティをさせてもらう」


 天秤の上にはまだユリとノアの命が掛けられている。


「やっぱりな。今はお前の言う通りにするよ」


 ユリとノアの二人を守るためには従うしかなく、言われた通りに座席に座った。

 すると途端に座席の機能が稼働。

 座席の後ろに備え付けられた謎のヘルメットが動き、ヨシノリの頭を覆う。


「おい、なにが始まる?」

「なにって? 私たちのラブラブだよ。これから私たちの関係は夫婦になるのさ」

「夫婦!? お前、一体なにをする気だ!」


 視界がヘルメットに完全に覆われて、身体が固定される。


「おい!」


 説明を求めても返ってくる言葉は「安心したまえ」の一言。

 訳の分からない機械に頭を覆われている状況で安心など出来ない。


「クソッ!」


 なにかの作動音。

 始まる排気音。

 良くないことが起こると判断したヨシノリは、力任せに離れようとするが――


「さぁ、私のところにおいで」


 プランヴェルの甘い誘い。

 直後、意識が勝手に揺り動かされて手足が動かなくなる。


「うっ、くぅ……!」


 ヘルメットから走る電気刺激。

 意識をかき回される。

 脳を直接いじくられているようで、頭に異様な感覚が広がる。


「貴様はドンドン私が好きになる」


 認識が上書きされる。

 プランヴェルへの気持ちが憎しみや敵意から、親しみや好意に変えられていく。

 そして消される。

 ユリと戦場を共にした記憶、訓練時代にノアと過ごした二年間の記憶、父親と過ごした思い出の記憶が頭から離れていく。


「違う……!」


 まさに洗脳。記憶も思い出も消され、相手に都合の良い存在として脳を上書きされる。


「俺は、違う!」


 だから抵抗する。上書きされまいと、消されまいと。

 離されていく記憶を必死に掴み、頭の中に詰め込まれてくるプランヴェルへの愛を拒絶する。


「抵抗しないで受け入れたまえ。そうすれば楽になる」


 抵抗するほどに頭が絞られ、肉を引き剥がされるような激痛が走る。


「嫌だね……俺は!」


 苦しんでまでも抵抗をやめない。


「まだ抵抗するか。だったら拡張メットの出力を上げるまでのこと」


 拡張メットと呼ばれたヘルメットから脳に送られてくる電気刺激の出力上昇。

 ヨシノリの意識への干渉を強める。


「うぐっ!」

「他の全てを忘れて、私だけを見てよ」


 思い出も記憶も、なにもかもを引き剥がそうとしてくる甘い声。

 強引に詰め込まれるプランヴェルへの愛情。

 感情も認識も、ヨシノリの中にある全てを上書きしようと苦しみが迫る。


「私だけのものになってよ」

「嫌だと……言った!」


 それでも抵抗をやめたくない。

 大切な人と過ごした思い出も、知った顔を殺してしまったことも、父親や教官が死んだ喪失感も、両親にもう会えない辛さも、全てを失いたくない。


 失いたくないから、ヨシノリの身体は今を乗り越えることにした。


「なんだ!? 奴の脳が拡張メットの干渉を消し始めている!?」


 人ではない身体が起こす超回復。40mmライフルに腕を欠損させられた時と同じ。

 刻まれた痛みを身体が覚え、覚えた痛みに対して無敵になる。

 今まさにヨシノリの脳は更なる強靭(きょうじん)さを得ていく。


「プランヴェル、テメェ!」


 拡張メットの干渉が徐々に効かなくなって、ヨシノリの意識は回復していく。

 後少しで力任せに抜け出せる。


「こうなれば計画変更だ」


 しかしそこで拡張メットを最大出力。


「うぁ、ぐっ!」


 脳を破壊する勢いで意識回復を妨害。その間にヨシノリの肉体から採血を始める。


「なにを、する気だ!?」

「お前の秘密だ」

「ひ、秘密……?」

「アギタ中尉とやらが言っていただろう? 貴様は突然変異体なのだと……ならば、その無敵で超人的な力を得るまでのこと!」


 ヨシノリの力の秘密――突然変異体。

 人の心を持ちながら、人の皮を被ったままでいられる化け物の力。


「私は欲しかった。貴様の超人的な力を、いや貴様自身を!」


 クーデター勢力とプランヴェルを魅了する、破壊者(デストロイヤー)の力の根源。


「それが今、私の手の内に!」


 丸出しになる欲望。


「従わない貴様の代わりとなる力を我が手にするためにな!」


 座席横にある機械から自動操作で動く注射針がヨシノリの腕に差し込まれ、力の根源が潜む血を()っていく。


「フフフ……フハハハハハ!」


 注射から容器に移され、機械の中に入れられるヨシノリの血。

 これでプランヴェルは最強の力を手にした、その時に――


「プランヴェルッ!」

「っ!?」


 ヨシノリが力任せに座席から立ち上がった。

 もはや最大出力の電気刺激など効かず、頭を覆っていた拡張メットを投げ捨て、その目にプランヴェルの姿を映した。


「まさか最大出力にしても、これほど早く復帰出来るとは……だが、もう遅い。私は既に貴様の力の根源が手元にある!」

「で、なにをする気だ?」

「フハハハ! 聞かせてやろう、これからやることを!」


 洗脳に殺意を抱きつつも、興奮気味なプランヴェルの言葉に耳を貸し、そして――


「核兵器の放射線被曝で最強の存在へと突然変異した貴様の力、タキ・ヨシノリという個体で軍隊を作るのだ!」


 これかやることがプランヴェルの口から暴かれた。


「貴様はまさしく偶然の産物、奇跡の体現、世界の宝物なのだよ。そしてこの力は破壊者(デストロイヤー)の運命、その証明という訳だ」


 プランヴェルは高揚しながら室内の中央に歩き、そこにある装置にヨシノリの血と細胞が入った容器を入れる。


「俺はここにいるぞ、軍隊なんて作れるのかよ?」

「フフフ……もちろんだ!」


 全ての培養カプセルが動き出す。

 中では泡立って赤子らしき肉塊、新しい同じ命が急速で出来上がっていく。

 なにが出来上がるのか?


「これは!」

「分かるか? これがなにか?」

「俺か! 軍隊を作るというのはこういうことか!」

「ご名答! 服従しない貴様の代わり――つまりクローンで軍隊を作るのだよ」


 培養カプセルの中で出来上がるもの――タキ・ヨシノリのクローン。

 ヨシノリの血が入った中央のコントロール装置から全ての培養カプセルにヨシノリの血が行き渡り、その血と細胞を元にクローンが作られていた。


「貴様のクローンを量産して、服従するように教育! 貴様の血がこちらにある今、一人一人が貴様と同じ一騎当千の力を持つ最強の軍隊が完成出来る!」


 プランヴェルの高揚した振る舞い。

 その様子からヨシノリは察して「お前は戦争をまた始める気か!」と問う。


「残念だったな。もう始まっているよ!」

「なに!?」


 問いに返ってくる言葉は衝撃の一言。

 既に始まっている戦争。

 そこから頭の中に巡るのは現体制派と反乱軍の内戦。


「まさか、現体制派と反乱軍の戦争は……」

「私が望んだ内戦だ」

「じゃあお前、まさか計画とやらに協力しているのか!」


 ヨシノリは再び問い、機嫌の良いプランヴェルは「協力?」と教えたがりな口を開く。


「あぁ、協力していたな。だけど連中は権益を独占しようと私を裏切った。その証拠が貴様という訳さ」

「だから計画の中心にいる俺を奪おうって訳か。自分の戦力にするためにも」

「フフフ……元を正せば計画を立案したのは私なのだ。計画を奪われたのなら、奪い返すのみ。貴様のおかげで私の計画の奪還は近いよ」


 次々出てくる真実。それを二人だけの空間にばら撒いて、プランヴェルは楽しむ。


「さて、ここからは貴様という存在が量産される様子を見ようじゃないか?」

「悪いが、見物には付き合えない。今はお前の全てを壊したい気分だからな」

「ふむ、二人の命がどうなっても良いのか?」

「…………クソ」


 二人の命はまだプランヴェルの手の中にある。

 下手な行動は二人の命を危険に晒すことから、ヨシノリはなにも出来ない。


「フフフ、フハハハハ! さぁ記念すべき量産の時だ!」


 このまま手出し出来ず、プランヴェルの思惑通りに行くとクーデター勢力の〝計画〟を通り越してプランヴェルに都合の良い世界が出来てしまう。

 更にその過程で戦災孤児も犠牲者も増え続ける。


「なにも出来ないのか……」


 ヨシノリはそんなプランヴェルの〝計画〟など肯定出来ない。

 だとしても二人の命を危険に晒す以上、下手な身動きは出来ない。


「フハハハハハ! たった一人で百を圧倒し、千を潰して、万を超え、億を突破した先に無数の銀河を宇宙の闇に葬り去った力!」


 並行世界のヨシノリの力を羅列して高揚し続ける、プランヴェル。

 培養カプセルの中で複製される命。

 肉塊の赤子からヨシノリと同じ人の形へと姿を変えていく。

 なにも出来ず、ただ笑うプランヴェルと培養カプセルの中でクローンが作られる光景を眺めていることしか出来ない。


「私の手元にそんな破壊者(デストロイヤー)の力が加わる! 嗚呼、まるで夢のようだ!」


 何十人、何百人もの破壊者(デストロイヤー)で構成された軍隊。

 そんな軍隊が完成すれば誰も太刀打ち出来ない最強の軍隊となるのは明白。

 これにはプランヴェルの高揚は収まらず、ハイにすらなっている。


 だが、忘れてはならない。

 タキ・ヨシノリという存在は普通じゃないということを。その複製ですら。


 直後、培養カプセルの全てがエラーを吐き出す。


「な、なんだ!?」


 突然の異変。正常にヨシノリの複製が出来ない状況になっている。


「どういうことだ、これは!」


 異変を引き起こしているのはヨシノリの変異した細胞。

 その先にあるのは複製された命の変異。

 全てのクローンがタキ・ヨシノリという形を捨て始めている。


「変わっている、全ての俺が……」


 変異して翼を生み出す個体、尻尾を生やす個体、名状しがたい形状の個体。

 培養カプセルの中で多種多様な突然変異が進み、全ての複製された命はタキ・ヨシノリという形を通り越して人の形さえも捨て始めていた。

 まさに化け物。人の言葉など通用しない様子で、培養カプセルを叩き始める。


「俺はやはりそういう存在なのか」


 化け物に変わっていく自分のクローン。

 それでも産声は伝わり、全てが自分と同じ産声で自分と同じ命。

 ヨシノリは実感する。本当に自分が化け物であることを。


「私の望みまで、あと一歩というところで!」


 その一方でプランヴェルは悔やむ。ヨシノリの力を一つも正しく量産出来ず、全て失敗作になったことを。


「ならば失敗作を破棄して、もう一度!」


 培養カプセルの中のクローンを船外へ放出。

 誕生途中の命たちは母親のお腹にも等しい培養カプセルから追い出され、この世に目を開けることもなく破棄される。


「今度こそ、今度こそは成功するはずだ!」


 そうして破棄を終え、再生産。

 培養液で満たされた培養カプセルの中、先ほどと同じくヨシノリを複製していく。

 全ての培養カプセルで再びヨシノリと同じ命を誕生させるが、結果は変わらない。


「どうしてだ!」


 途中からタキ・ヨシノリの形を捨ててしまい、全ての命が突然変異を始める。

 二度目の量産も失敗だ。


「なぜ失敗する……いや、だからか! タキ一等兵のクローンがいないのは!」


 再び失敗を悔やみ、そしてプランヴェルは気付く。


「ずっと疑問だったが、こんな結果があったからか! だからオリジナルのタキ一等兵を実戦に投入したのか!」


 ヨシノリの複製がまともに出来ない。

 つまりこんなにも軍事利用出来る貴重な存在を利用しなかったのではない。

 利用出来なかったのだ。


「それならば!」


 三度目の量産はない。

 プランヴェルは量産を諦め、培養カプセルを動かす装置からヨシノリの血が入った容器を抜き取る。


「プランヴェル、諦めろ。危害は加えないから、少尉と軍曹を解放しろ」

「いや、まだだよ」


 ヨシノリの力、破壊者(デストロイヤー)の力を手にする手段はまだ残っている。


「ここにはまだ私がいる! 私が直接変異体になれば良いのだ!」


 プランヴェルは残った手段を実行。

 ヨシノリの血が入った容器を開き、その血を浴びながら口へと入れていく。


「これで私にも破壊者(デストロイヤー)の力が――」


 血を飲み、力の根源たる変異した細胞がプランヴェルの肉体に駆け巡る。


「――ぐぉ、おぉぉ、がっあぁ!」


 そして変異が始まった。

 人として正常な細胞、血肉、遺伝子、あらゆるものが変異に侵されていく。

 しかし広がっていく感覚は力が湧き上がるものでも、頭がスッキリするものでもない。

 プランヴェルの中で広がるのは四つん這いになるほどの苦しみ。


「くっ……なんなんだ、これは……苦しい……私の全ての意識に広がっていく」


 肉体が新しい形に変わろうとする痛み。脳が作り変えられ、全ての身体と共有する意識が混濁。


「誰かの気持ちが、流れ込んでくる……!」

「プランヴェル?」


 自分という存在とは違うものに繋がる二つの意識。

 片方の意識は今まさに苦しみに染まり、もう片方の意識は戸惑いと静かな激情が混ざり合うもの。


「これは、お前なのか?」

「そうか……! 貴様か、貴様なのか、これは……!」


 繋がる二つの意識――ヨシノリとプランヴェルの意識。


「ぐっ……!? なにか、出てくる……!」


 完全に変異体になるまで後少し。化け物が化け物らしくなるために背骨に沿って、植物の茎のような物体が背中から衣服を破って飛び出す。


「があぁっ! ぐぅ!」


 背中から生えた赤い血肉の茎。葉もなく、根もなく、咲く花もない。

 その姿はまさに人の形を保ちながら新しい形を得た化け物。


「んっ……ンフフ、フフフ!」


 プランヴェルの感じる苦しみが次第に消えて、微笑む余裕さえ出てくる。


「気分がとても良くなってきた」


 それまで苦しみ一色だった意識が高揚と興奮に変わっていく。


「これで私も同じになれたな。なぁ、タキ一等兵?」


 これ以上の変異はない。

 プランヴェルは完全に変異体となった。


「その力でなにをする気だ?」

「そうだな。まずはこの力を試させてもらおうか、貴様の体でな!」

「来るか!」


 問いへの回答。

 変異体となったプランヴェルの暴力的感情に対して、ヨシノリは身構える。


「おっと、抵抗はするなよ? 私は二人の命をおもちゃに出来るのだからな」

「くっ……!」


 しかし身構えたところでユリとノアを盾にされている今、抵抗を許されない。

 許されるのはただ一方的に殴られることのみ。


「そのまま大人しくしているのだな!」


 だから大人しく動かず、殴り殺したい衝動も抑えて、プランヴェルが意気揚々と近付いてくるのを見ているだけ。


「さぁ試しに殴り砕いてやろう!」


 目の前に来たプランヴェルが握る拳。ヨシノリの顔を見据えて大きく振りかぶる。

 次の動作で殴られるだろう。

 その間にヨシノリは思う。

 ユリとノアを助けたいと。今すぐに相手の動きを止めて反撃してやりたいと。


「ぬっ!?」


 プランヴェルは力を入れる。

 だが、その拳はヨシノリに届かない。


「なんだこれは!」


 一時停止したかのようにプランヴェルの動作が止まっている。


「思ったから、なのか?」


 相手の動きを止めたいと思うと、それが現実になった。


「それなら!」


 そこでヨシノリはプランヴェルの次の動作を考える。


「な、なぜだ!?」


 その結果、プランヴェルはヨシノリが考えたように殴りの体勢から直立になった。

 殴るには丁度良い姿勢である。


「なにをした、貴様!」

「さぁな。ただ俺は思考しただけだ」

「思考? まさか貴様、他の変異体を制御下に置けるのか! だから貴様と同類の別個体が誰もいないのか!」

「そうっぽいな。まぁともかく、その体は破壊する。お前が望む戦争を止めるために!」


 常人ならざる力を込めた怪力の拳。


「待て、やめろ!」


 今度はヨシノリがプランヴェルの顔を見据えて大きく振りかぶる。


「私の体を好きなように使っていいから! せっかく手に入れた、この体だけは殺さないでくれ!」

「俺がそう言っても、お前は止まらないだろう。だから俺も止まらない!」


 制止を振り切り、顔面目掛けて拳を思いっ切り突き出す。


「やめろぉぉぉぉ!」


 プランヴェルの顔面、こめかみにヨシノリの拳が激突。そのままめり込んで皮膚と頭蓋骨を貫通して、拳がプランヴェルの脳みそに触れる。


「なっんだ!?」

「入られる……ッ! 私の中にぃ!」


 プランヴェルの脳に触れた瞬間、ヨシノリの脳になにか流れ込んできた。


「なにか、見える?」


 脳内で再生される映像。流れ込んでくる自分の知らない出来事。


「覗くな、私の中を覗くなぁぁぁぁ!」


 それはプランヴェルの記憶。

 偶然共有された記憶を、いくつもの真実を隠した記憶を、ヨシノリは覗く。

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