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魔法使いちゃんの予定無き旅  作者: ウラエヴスト=ナルギウ
第二章 ギルド
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日記29 青薔薇の女王 ③

注意※分かりにくい表現、誤字脱字があるかもしれません。そして唐突な戦闘などがあります。「そんな駄作見たくねぇよケッ!」と言う人は見ないでください。


ご了承下さい。

 フロリアンはチィちゃんの枝を魔法で伸ばし、敵にそれを向けた。


 彼女は魔人であった。褐色の肌、そして額に目立つ角。何方かと言うと彼女は半魔に近い魔力を持っていた。


 彼女はこの場に相応しくは無い肌の露出が多い服装をしていた。いや、あれは服なのだろうか。大事な部分はきちんと隠されているが、谷間は見せ付ける、背中は大きく見せびらかし、腹部も露出している。


 ファルソはそんな魔人の姿をあまり見ない様に少々顔を赤らめながら僅かに空を見上げていた。


「何で私まで連れて来られたんですか!?」


 フロリアンの小脇にはニコレッタが抱えられていたが、彼女の言葉に彼は耳を貸していなかった。


「フロリアンさん!? そろそろ離してくれませんか!?」

「……ファルソ、どう思う」

「無視!? 無視ですか!?」


 魔人は山毛欅の木を削って作った短い杖を左手で包み込む様に持ち、ファルソに向けていた。


 少々不愉快そうにフロリアンが顔を顰めると、その女性の魔人に声を出した。


「色々聞きたいことはあるが、まあ今はこれだけにしよう。このガキよりも俺の方が強いぞ」

「馬鹿かお前」

「殺すぞ貴様」


 ニコレッタは「口が悪い……」と僅かに思ったが、それを口に出すと、この状況なら一発殴られそうだと思い言葉にはしなかった。


「それとも何だ。魔力量だけで判断してるのか?」

「当たり前だろ。馬鹿かお前」

「殺すぞ貴様」


 ファルソは「繰り返してる……」と僅かに思ったが、それを口に出すと、この状況なら一発殴られそうだと思い言葉にはしなかった。


「自分の過大評価か?」

「事実だ」

「馬鹿かお前」

「殺すぞ貴様」


 この膠着状態に流石に飽きて来たのか、ファルソは我慢出来ずに魔力の塊を放った。


 実に拍子抜けな行動だったが、これは開戦の合図となってしまった。


 フロリアンはそこら辺にニコレッタを放り投げ、その片方の瞳を金色に輝かせた。そして一束の髪は白色に変わった。ファルソの瞳も髪も同じ様に染まっている。


 女性がその杖を一振りすると、僅かながらの何かが破裂した様な音と共に、フロリアンの腹の肉が裂けた。


 その箇所からは不思議と血は流れない。不気味にも痛みは無い。ただ静かに体温が外へ出ている感触だけは理解出来る。


 もう一度女性が杖を振ると、同じ様に何かが破裂した様な音と共に、ファルソの胸部が斜めに裂けた。


 やはりその傷からも血は流れず、ただ体温を奪い去る。


 二人の傷は、白い光が包み込み徐々に癒えていった。全属性の魔法が扱えないフロリアンでも、エーテルを魔力に混ぜればその傷は治る。


 ニコレッタがようやく立ち上がった頃には、フロリアンとファルソ、そして魔人の女性との戦いは苛烈を極めていた。


 互いの魔法が互いの魔法を打ち消し、作り出したその一抹の隙だけを狙う。どうにか魔法の一撃を入れても、互いに体の傷を魔法で治す。


 フロリアンのチィちゃんが裂けた瞬間、ニコレッタもその戦いに参入した。肌に突き刺さる強大な魔力、傍に寄るだけで身の毛がよだつ程に、彼女にとっては害となる非常に危険な魔力の本流の中に飛び込んだのだ。


 実際、カルロッタの契約で縛られた状態での魔力の放出だけで意識が飛びそうになっていた。その時から魔力量は増えて自己免疫は強くなったが、それでもまだ辛い物がある。


 ニコレッタはその杖を女性に向け、動きを縛った。その杖を振る腕の動きが静止した。その隙にファルソが"偽者(ファルソ)"を使い、自分の偽物を何十も作った。


 それぞれがファルソから別けられた魔力を保有しており、少しの魔力操作を可能にしている。


 その数十のファルソは、その体に宿している魔力を全て費やし単純な魔力の塊を何個も放った。


 結果としてそれは連続して放たれる数百の塊となり、擬似的ではあるがカルロッタの戦法と非常に似通っていた。


 しかし、その塊は裂け、そのまま魔力は形を保てず霧散した。


 女性の腕は静止したままだが、その動かない手を基点に体を回し、ニコレッタが向けている杖を蹴り落とした。


 魔法の拘束は解け、そのまま動いた腕を振ると、破裂した様な音と共にニコレッタの右腕から左腰下まで肉が裂けた。


 その裂けている場所にあった内蔵すらも裂け、痛みは一切無いが、ニコレッタの生命の火が消えてしまう程の傷になるのは、自明の理だろう。


 彼女は、その小さな意識を手放してしまった。


 彼女に、魔法の才能は無い。いや、一般人よりかは羨望の眼差しで見られる程にはあるのだが、研修生の中では、最も才能に恵まれていない。


 何も出来ない訳では無い。何もかもが中途半端で停滞してしまう。ニコレッタはそんな女性であった。


 ヴィットーリオはそんな彼女を哀れんでいた。同時に、そんな彼女に魔法を教える祖母を疎ましくも思っていた。実際、ニコレッタが祖母の仇を討つと息巻いていた時、ヴィットーリオは心底祖母のことを恨んだ。


 せめてもう不自由無く暮らせる様に。中途半端でも決して不幸では無い生活の為に。ニコレッタはそんな兄の思惑を知ってか知らずか、恐らく知らないが、漠然であり、不器用な愛を感じながら育って来た。


 だが、結果はこれだ。


 才能の差を思い知り、結果として何の役にも立たずに、気を失い邪魔者になる。始めから決まっていた様な物だ。


 彼女は勝利を手にしたことは何度かある。踏み止まり杖を振ったことも何度かある。だがやはり、彼女の全ては彼女の理想を叶えてくれない。


「起きろニコレッタ!!」


 フロリアンの怒声に近しい声が、ニコレッタの頭の中を木霊した。


 ニコレッタの体はチィちゃんの枝に包まれていた。


「まだ俺を超えるどころか匹敵もしていないぞ! ここで倒れている暇は無いはずだ!! ニコレッタ!!」


 チィちゃんの枝の先から聖浄魔法に酷似している魔法が、少しずつではあるが、ニコレッタの臓腑の傷を直していた。


 フロリアンは全集中力をニコレッタの生命維持の為に費やしていた。理由は知らない。フロリアンも分かっていない。


 もう理由すらもいらないのかも知れない。


 その間、ファルソはあの魔人と交戦していた。彼の姿は大きく変わっており、吸血鬼族の様な蝙蝠の翼を生やし、二本の蛇の様な尻尾も生やしていた。そしてその口の中から三本の舌をだらんと伸ばしていた。


 彼は人差し指を魔人に向けると、彼女の左胸が弾け飛んだ。その部分から発火が起こったが、すぐにその火は鎮火してしまった。


 むしろその傷が治り始めると、そこが盛り上がり、肉の触手が伸びた。


 その触手の先には歯と唇、そしてそれに隠される舌を作った。その口は嫌らしく開き、それは詠唱を始めた。


「"星の獣""魔の王""そして世の王""やがては全てを統べ""その高名な者の足元に跪く""弾ける刃は生命を消し""その魂は引き裂かれる""別け""裂け""消え""弾け""終わる"」


 その詠唱を聞いたフロリアンは、何か嫌な感触を感じた。


「ファルソ!!」


 その声が届いたファルソは、すぐにフロリアンの傍まで下がった。直後に自分達の周辺に結界魔法を張り、それを"偽者(ファルソ)"で何十にも作り重ね合わせより強固にさせた。


 フロリアンの嫌な勘は、見事に当たっている。実際、彼にとっても、これからの出来事は想定外で、予想外であった。


 まさか――。


「『()()()()』」


 流石の彼も、『固有魔法』を扱える相手だったとは思わなかったのだ。予想以上の実力者、それでいてこちらを確実に殺す意思。


 彼は、久し振りに死の悪寒を感じてしまった。


「"皮裂き殺人(ホワイトチャペル)"」


 景色は一変した。黒くくすんだ灰の色と、辺りに漂う嫌な葉巻の匂い。衛生管理の行き届いていない塵が散乱している地面。


 曇り空が広がる暗い暗い空は、不気味にも蠢いていた。


 結界に覆われ、その内側に新たな世界の法則が刻まれた。その新たに刻まれた一つの法則は、とても単純である。


 この場にいる『固有魔法』を使った彼女以外の全員の喉に、十字の傷が深く深く刻まれた。


 その傷はより大きく下に裂け、全員の胸を切り裂き、その心臓を割いた。


 やはり出血はしない。むしろ心臓からも血は溢れずに、全身の血液の流れが止まった。


 ただ、意識を手放した。酸素は脳へ送られない。細胞はもうすぐ死に、腐り落ちる。


 魔人は勝利を確信した。最早それ以上の攻撃も、意思も必要は無い。魔力を動かす必要も無い。


 しかし、何故だろうか。この貧民街の香りが漂う場所で、自分では無い魔力が流れた。


 眼鏡の彼女は何故か杖を握っていた。左手で杖を握り、右手でフロリアンとファルソの手に触れていた。


 何故だろうか。ニコレッタの魔力は、フロリアンとファルソに与えられている。杖先から周囲の魔力を集め、その魔力を二人に流していた。


 それをする意味はあるだろうか。ただ魔力を渡すだけで、気を失っている彼等を治すことは出来ない。だからこそ、魔人である彼女は疑問を浮かべていた。


「……私は、やっぱり何も出来ません」


 ニコレッタは何故か言葉を発せていた。その喉は裂け、肺に空気を通すことは出来ないはずなのに。


「……でも、何ででしょうね。フロリアンさんはそんな私をこんな場所まで連れて来てます。……だから、だから私は――」


 ニコレッタはその場から立ち上がった。魔人を見るその瞳の片方は、銀色に輝いていた。


「せめて、彼の期待に添える様に、頑張らないと。……"全ては(ニーケー)勝利の為に(・ラーオス)"」


 この周辺の魔力は、勢い良くニコレッタの杖先に集束を始めた。『固有魔法』は、魔力で構築された結界の内側に自分だけの世界を作り出す魔法の極地。


 つまり、その結界を構築し、維持する為の魔力すらもニコレッタの下に隷属し、集まる。結果として起こることは単純明快。


 汎ゆる魔法の維持が困難になり、やがて崩壊する。


 すると、『固有魔法』の結界の頂点から硝子が割れる音が響いた。直後に結界に罅が広がり、『固有魔法』は崩壊した。


 それと同時に、フロリアンが立ち上がった。


 裂けた傷は過剰な程に回復し、すぐに万全な状態に変わった。


 フロリアンはニコレッタを一瞥すると、僅かに口角を上げた。


「ニコレッタ、良くやった」

「……少し、慣れませんけど」

「今は成長を噛み締めろ。それだけで良い。……そのまま俺に魔力を流し続けろ」

「……全部ですか?」

「全部だ」


 "全ては勝利の為に(ニーケー・ラーオス)"、ニコレッタが死の間際に掴んだ自らの魔法的特徴に沿って生み出した独自の魔法。


 周辺半径100m圏内の魔力を集収し、その魔力を自身もしくは他者に譲渡する。但しその他者は、自身が心から信頼している者しか渡せない。


 しかし、本来これは非常に危険な行為である。空気中に漂う魔力は均一の密度で満たされており、勿論多く放出すれば人々に害を齎し環境を変える。


 その逆に、空気中に漂う魔力が低下した場合、そこは無へと変わる。生命の発展は無くなり、ただそこに存在するだけの不毛の地へと成り代わるのだ。


 木は生えず、草も生えず、それを食す草食動物も来ず、肉食動物も来ない。外部から魔力が流れ込んだとしても、そこに生命の息吹きを感じ取れる様になるのは、恐らく数百年後になるだろう。魔力が完全に失くなってしまえば、そこに再度魔力が結び付くのは時間が掛かるのだ。


 しかし、この場所は青薔薇の女王による魔法で十三年間ずっと凍り付いた場所である。十三年間恒久的に青薔薇の女王から発せられる冬の魔力に浸され続けた場所である。


 魔力は、大量に余っている。


 魔人は杖を一振りした。破裂する音が聞こえたが、その魔法はニコレッタ達に届かなかった。進めば進む程に、その魔力は解け、やがて霧散し、ニコレッタに集束される。


 魔人は焦燥感を抱いていた。いや、不気味に感じる恐怖を焦燥感で誤魔化している。


 何かおかしい。特にあのニコレッタとか言う人間は軒並みおかしい。狂っているとさえ言える。


 そうだ。狂っている。人間は狂気を身に宿した狂人の集まりである。


「ああ、ようやく掴んだ。ようやくだ。……覚悟は出来た。受け入れる覚悟はもう出来た」


 彼はニコレッタを気にかけていた。弱者にはそこまでの興味を抱かなかった彼が、初めて顔を合わせた時から妙に親近感を感じていた。


 彼は全てを受け入れた。たった一つ過去だけは、受け入れることが出来なかった。だが――。


「ニコレッタ」


 フロリアンは微笑みながら彼女の名前を呼んだ。


「……俺の為に生きてくれるか?」

「……貴方がそう望むのなら」


 ニコレッタは笑顔で返した。


 フロリアンはまだエーテルを充分に扱えない。それが、彼が『固有魔法』を扱えない大きな理由の一つであった。


 ならばどうすれば良いのか。結論は出ている。過剰な程の魔力を使用し、無理矢理それを展開する。


 彼は思い出と人生を受け入れていた。だが過去だけはどうしても、直視したくなかった。迷っていた。分からなかった。


 だが、もう迷いは無い。


「"精霊は芽吹き""川は流れ""葉は実り果実は結ぶ""焼かれ""討たれ""滅び""枯れ""終わり""やがて土となれ""我は守り人""聖樹の守り人""七つの大枝は別れ""器は破壊された""二百八十八の神聖なる火花が散る時""硝子の目が反射する"」


 フロリアンの両目は金色に輝き、その髪色は全て白く染まった。


「『固有魔法』"聖樹の(フロリアン・フォン)植物誌(・フローラ)"」


 辺りの景色は一変した。


 フロリアンの手に乗せられていたチィちゃんは消え、彼の背後には聖樹の大木が鎮座していた。七つの大枝を伸ばし、そこから何千もの枝を伸ばし陽の光を遮っていた。


 周りには様々な植物が生い茂り、足元さえも隠れてしまう程に草も生い茂っていた。


 フロリアンの目の前には、女性が立っていた。耳がつんと長い女性だ。つまりエルフ族だ。


 その女性はフロリアンよりも背丈が高く、丸い眼鏡をかけていた。彼女はフロリアンに微笑みながら、彼の頬を撫でていた。


「……そうか。ずっと傍にいてくれたのか」


 だが、フロリアンは横にいるニコレッタを一瞥した。


「……もう、大丈夫だ。"()()()()"」


 フロリアンは横にいるニコレッタを抱き寄せ、前方にいる魔人に言った。


「祝福しろ。この世界に」


 植物は騒ぐ。そして揺れる。静かに鳴く。そして慄く。やがて従い、そして精霊は集まる。


 彼の周囲に、精霊が集まった。それは光り輝く小さな小さな球体で、本来生物の目には入らない。この世界には、どうやら精霊が好む魔力が満ちているらしい。


 魔人の彼女が杖を振ろうと構えた直後、辺りの植物は一斉に動き出した。魔人を押し潰そうと、そして縛り殺そうと自らの意思で動いていた。


 だが、その植物達が一斉に裂けた。魔人の魔法だ。


 しかし、首に突き刺さった植物の根が彼女の栄養を啜り、茎を伸ばし枝を伸ばした。


 それ以上、反撃の余地さえも渡さなかった。フロリアンの周囲に色とりどりの花が咲いた。それは全て魔人へと向き、ニコレッタから渡された魔力が集束を始めた。


 無数に向けられた花から、集約された魔力が光線となって放出された。その全ては魔法兵器の威力と同義であった。


 その光線が魔人の体を貫くと、それは辺りの植物の枝に当たり、吸い込まれた。その植物は自身の身体を通し、分かれた枝から魔力を放ち、それがまた周辺の植物に当たり、それがまた、と言う様に繰り返し、やがては数千の光線へと変わった。


「もう充分だ。さっさと死ね」


 数千の光線は再度一つに集まり、まるで大樹を模しているかの様な形へと変わった。


 魔人は、その大樹を模した形の魔力の中で溶ける様に崩壊していった。


 フロリアンの『固有魔法』"聖樹の(フロリアン・フォン)植物誌(・フローラ)"、その中では、彼の記憶にある全ての植物が生い茂る。


 その場での植物は全て彼の腕であり、指であり、爪であり、杖である。この場での植物は、全て彼である。


 フロリアンが一息吐くと、結界は崩壊した。


 彼の手にはチィちゃんが握られており、氷の地面に横たわっていた。


「……疲れた」

「……大丈夫ですか?」

「俺はな。ファルソを見てやってくれ。……あいつなら、まだ生きてるだろうが……」


 ニコレッタは未だに気を失っているファルソを抱えると、無理矢理体を揺すって起こした。


「……あぁ……終わったんですね」


 ファルソはフロリアンの姿を見てそう言った。


「……そうだな。シャーリーとエルナンドの所にでも手助けに行ってやれ。あそこは苦戦しそうだ」

「フロリアンさんとニコレッタさんはどうする気ですか」

「……少し、休んでジーヴルのところに行く。魔力を使い過ぎた……」

「……そうですか。……まあ、その、式には呼んで下さいね」

「何の話だ」

「……さあ? 何と無くですよ」


 ファルソはそう言って飛行魔法でシャーリーとエルナンドの手助けに向かった。


 その姿を見送り、フロリアンはもう一度息を吐いた。


「……あの、フロリアンさん」

「何だ」

「……あの、エルフ族の女性は?」

「……忘れてくれ。ただの初恋だ。……お前みたいに杖で打ん殴って来る奴だった」

最後まで読んで頂き、有り難う御座います。


ここからは個人的な話になるので、「こんな駄作を書く奴の話なんて聞きたくねぇよケッ!」と言う人は無視して下さい。


フロリアンがエルフ族に対して深いトラウマを抱えているのは、これが原因です。何があったかは、明白ですね。


ニコレッタを気にかけていたのも、これが理由です。初々しいですね。


いいねや評価をお願いします……自己評価がバク上がりするので……何卒……何卒……

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