表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/28

第4話 神様 地球に立つ

 私はオタの星、地球に降り立った。


 この星のある国のオタの聖地アキバに来てから、もう1カ月が過ぎた。私の研究は始まったばかりで、終わりはまだまだ見えない。

 次々と新しい創作物が世に送り出され、私は全身全霊で立ち向かっているが、毎日が驚きと感動の連続で、毎日唸ならされている。


 ここでの住居や生活費、研究資料や制作素材の購入費用は昔の馴染み達が用立ててくれた。

 昔、育ててもらった恩返しだそうだ。それぞれ出雲?伊勢?で立派に身を立てて、生活出来ているそうなので、私も安心だ。


 彼らは、私が無職であると体裁が悪いという事で職も用意してくれた。本来であれば、今ある組織のトップにと、強く勧められたが断わらせてもらった。そんなことになったら、本業の研究が疎かになってしまう。


 すったもんだの末に行きついたのが、飲食業(仮)のオーナーである。従業員とお客は用意してくれるらしいし、店舗は自由に使って良いとの事だ。


 この辺が落としどころか。でも人が来ると嫌なので人払いの細工をした。もうここに来る者いない。おかげで研究が捗り、ポテチが美味い。

 

 

 この国の御飯が美味しくて、最近は少し太った気がする。ゆえに意識して運動不足の解消を兼ねて、舞いの修行を始めた。まだまだ私の桜華の舞いにはキレがない。まだ舞いに対して私の全てを注ぎ込めていない証拠だ。


 もっと精進せねば。




 ここに来てからの私の生活は、非常に質が高く充実している。



 運命の神様、この運命の出会い(オタ道)に、



 心よりの感謝を。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ