表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

夜間1人でいってはいけない温泉

作者: チェインストークス

大学生最後の夏に

旅行へいったのだが、

とても忘れられない思い出となる。


これは私が22歳の大学生最後の夏に

友達と旅行にいった出来事の話です。



元々温泉好きだった私は

友達と旅行にいく計画を立てており、

ある有名な24時間入浴可能な屋外温泉を見つけたのです。



そこは屋外の川沿いにある温泉で、

いわゆる混浴であり、誰でも入ることが可能と書き込みがありました。



しかし、

混浴には抵抗があったのです。

た、だ、24時間入浴が可能なため夜中であれば

他の人と遭遇しないのではないかと思い、夜中に入りにいけば大丈夫だと思いました。



そして、

旅行当日。

友達と県外旅行にいき、満喫。


それから宿に泊まり、

夜屋外の温泉へ行こうと友人と話していましたが、

旅行疲れもあったのか、友人は体調が悪くなり、旅館で休むと。



せっかく、

楽しみにしていた温泉だった為

夜に1人でいくことに。



そして、

出発する際

2時回っており、

さすがにこの時間に入浴している人は

いないだろうと思いました。



屋外のお風呂は旅館から15分ほど歩く距離にあり、

夜道は街頭も少なく、とても恐怖を感じておりました。



このときから、

誰かに見られているような感じがあったのですが、

気のせいだと思い、温泉へ向かいました。



温泉へ到着すると屋外の川沿いに本当にあり、

街頭もなく、暗闇で携帯のライトを使用しなければ

まったく見えないレベルでした。



お風呂へ向かうと人の気配は感じませんでした。

そのため、ライトを消して入浴。



お風呂はとても気持ち良かく、

やはりこれてよかったなと思いました。







目を閉じて入浴していると、


遠くで誰かがお風呂に飛び込んだような音が聞こえました。

慌てて、目を開けて周囲を見ますが人の気配はありませんでした。



なにかの勘違いかと思ったのですが、

私の足元付近に違和感がありました。

なにかが絡まりだしたのです。


何かと思い、手探りで掴むと

大量の長い髪が出てきたのです。


私は動揺し、慌てて

髪の毛を引き離そうとしますが

絡まっており、中々離すことができませんでした。



そうこうしている間に

再度、人が飛び込むような音がなりました。





私は一瞬止まりました。




その後。

あたりを見渡すと周囲に黒い影のようなものが見えました。暗かったのではっきりと見えませんでしたが、人が10人近くいたと思います。



それらは近づいてくることはありませんでしたが、私を見続けるだけでした。


そしたら、

髪の毛が絡まっていた手をお湯の中からつかまれました。

お湯の中から長い髪の者が現れました。





私は恐怖のあまり、、



気絶してしまいました。




その後朝方になり、気がつきます。



周囲を確認しますが、

髪の長い者や周囲にいた黒い影も消えていました。



しかし、

身体のあちこちに

ねばねばした液が大量についていました。



怖かったため、

即座に旅館へ戻りました。




後日、有名な霊能者の方に聞くと

それはその温泉で亡くなった女の霊だと聞きました。

その女性は入浴中に男性達に暴行をされたのだと。




これを聞き、

今となっては、

1人で混浴へ来てはならないという

警告だったのかもしれません。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ