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忘却の詩

作者: 煉瓦

忘却の詩を

歌い上げよう

心が泣きだす前に


絶縁を歩み

嘲笑を避けた

机の並んだ日々は

思い出したくない


愚痴なんてこぼしたら

舌を刈り取られそうだけど

いいわ

喋る相手なんていないから


一抹の不安に

答えも下さず

笑っていられるのは

今のうちだけ

叫んでしまいましょ

笑えなくなる前に


虚空に仰いだ夢の祭りの後

画面にへばりついた心は二次元

動転しているのかい

そこに答えがだせないから

起き上がれないまま


くだらない人間で

過ごしていく

飾った心が醜いなんてへりくだって

無味の食事を食い続けた


絶対領域はご機嫌いかがです

なんて守れない趣向をぶつけたって

いつの輪になってタバコの煙に消える


カーテンんは閉じたままです

明日が来たことなんて知りたくありませんから

夢にふけって

回れたの子供の頃だけでした

大人になって夢は通用しなくなる


虚勢を学んだ

いつの時代の声も

変わらないみたい

どうせ色じみたものだけ追いかけた


無色 だから


投げ打った会社

拝んだのは神より人のほうが多かったから

辺境で満足ですか

そこが居場所ですか

なるべくしてなった


賞賛とは違う一瞥されて笑われる今


忘却の詩を歌い上げよう

心が鳴き出す前に

そんなの一言でいい


カーテンを開けてみろ。

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