表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ファンタジーと銃のVRMMOでやりたいことだけをしていくゲームライフ  作者: topps
第一章 ファンタジーと銃の相性は?
3/33

1-3 大学生、水元散歩3


テストの日程が全て終わり、例のファンタジーゲームこと『Operation Dragon Sage』こと『ODS』の発売日が翌日に迫る土曜の夜、ベータ版やPV、公式の公開したプレイ動画を元にしたまとめサイトなど流し見していると、インターホンがなって宅急便がきた。

どうやらまどかからODSのソフトとフルダイブ型VRギアが送られてきた。

なぜパッケージ版なのかというとフルダイブ型VRタイトルは全てパッケージ版での販売になっているからだ。

さらに、サービス開始は発売日の朝11時になっていてフラゲを抑止している。


「さて、とりあえずネット接続にインストールして、キャラクターメイクまでは出来るらしいからそこまではやるかな」


送られてきた段ボールの箱にはヘッドギアとソフトの入ったクリアケース、それとまどかの親父さんからの憎しみを込めた手紙が入っていた。

手紙はそのまま段ボールの中に戻し、ヘッドギアにソフトを入れて部屋のルーターからLANケーブルを引っ張ってきてヘッドギアに刺す。

このまましばらく放置すればインストールは終わるだろう。


「さて、またまとめサイトでも見てるかな。」


そう言ってまたあゆむはベットに横になり携帯をいじっているのだった。



△▼△▼



ジリジリジリジリジリジリッ!!


気がつくと日曜の朝になっていた。

けたたましくなる目覚まし時計は九時半時を指していた。


「んんっー!」


のびを一つして家の諸々のことを済ませてからゲームをしようと考え、とりあえず朝食をとることにした。


それから一時間後家事をあらかた済ませ、ベットに横になりヘッドギアを被るそしてVRの世界に飛び込んだ。


▼△▼△▼△


ようこそ『Operation Dragon Sage』の世界へ


と言う文字が真っ暗な視界にどでかく表示された。

そこからはプレイヤーデータを決めるのだが、体の設定は、VRギア本体の設定で行う事にした。

プレーヤーネームは普段ゲームとかをする時に使う「ウォーカー」にした。

他の事務的な質問をいくつか終え、ジョブを選ぶことになる。

このゲームはジョブを選び、それに伴った武器やスキルを選ぶシステムになっている。

そして俺はジョブの一覧を表示する。

△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△


タンク

STRが高く、前衛を張り味方を守ることが多い。軽機関銃ライトマシンガンや大盾と短機関銃サブマシンガンを装備することが一般的であり、スキルも軽機関銃ライトマシンガンや盾、短機関銃サブマシンガンに関係するものや味方を守るものが多い。


ポイントマン

AGIが高く、前衛を張ることが多い。タンクとは違い先導役を主に行う。短機関銃サブマシンガン散弾銃ショットガンを装備することが一般的であり、スキルも短機関銃サブマシンガン散弾銃ショットガンに関係するものや、罠の解除や地図に関係するスキルなど先導役に必要なスキルがそろっている。


ライフルマン

平均的なステータスをしており、主に攻撃の中核を担う。小銃ライフル馬上銃カービンライフル短機関銃サブマシンガンを主に使い、攻撃や味方への指示に関係するスキルが多い。


メディック

INTが高く、チームのヒーラーポジション。小銃ライフル短機関銃サブマシンガンを主に使い医学、薬学の知識に優れ医薬品などを使い味方を治療する。


マークスマン

MINに優れた選抜射者マークスマン。主に狙撃銃スナイパーライフル小銃ライフルを使う。遠距離からの索敵や狙撃による一撃必殺の攻撃をする。スキルも索敵や狙撃に関係するスキルか多い。


スミス

DEXが高く、防具や回復アイテム、などの消耗品等を生産する生産職。

全てのプレイヤーを支える兵站の要



▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽


初期のジョブはこれだけだが、ここから派生させていくことも出来る。

俺が選んだのは『マークスマン』である。

ショットガンと言う言葉に惹かれてポイントマンも考えたが、どうやらジョブに関係なく銃を持つことが出来るらしく、しかも主武器プライマリーウエポンはスキル次第で2つ持てるらしいので狙撃銃と散弾銃の二丁持ちをしたいと思う。


さて、次にプレイヤーが考えるのはスキルである。

1人のプレイヤーにつき初期スキルを10個まで選ぶことが出来る。

ちなみにこのスキルなのだが、例えば狙撃銃を扱うには【狙撃銃】のスキルが必要になる。

このようにプレイする上で必須になるスキルもあるのでそこそこの下調べがないとキャラクターメイクで軽く詰みの状態になるので気を付ける。

そうして俺が選んだスキルは、


△△△△△△△△△△△


【狙撃銃 Lv,1】【スミス:狙撃銃Lv,1】【散弾銃Lv,1】【スミス:散弾銃Lv,1】【拳銃Lv,1】【銃剣Lv,1】【ダブルウェポン】【鷹の目Lv,1】【スポット】【隠蔽Lv,1】


▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽


なぜスミス系スキルが入っているかというと、このスミス系スキルを持っていると武器の耐久値の減少をある程度抑えることが出来るということ、もう一つは武器ごとにスミス系スキルが設定されているのでプレイヤーの運営する武器屋がほぼ無いと言うことが理由として挙げられる。

なのでこのゲームでは自分な武器は自分でどうにかすると言うのが不文律のようになっている。


そして、スキルを決めると初期アイテムの配布がある。

SMLEショートマガジンリーエンフィールド狙撃カスタム:Lv.1』『Sスミス&Wウェッソン M10:Lv.1』『バックパック:Lv,1』『初期装備:頭』『初期装備:上』『初期装備:下』『初期装備:靴』『3000G』を支給します。


SMLEのチュートリアルを行いますか?

と言う質問にNOを選ぶ。

一応他のゲームやサバゲーでも使ったことがあるので大丈夫だと判断する。


S&W M10のチュートリアルを行いますか?

これもNOにする。


それでは『Operation Dragon Sage』をお楽しみください。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ