カゴメカゴメ
籠目囲めでいなくなった男の子と、それを覚えていない人々。木下ゆき美は男の子の青い靴がどうしても忘れられなかった。大学生になり地元を離れてからはや2年、一度も帰省していない理由はそのことを思い出したくないからと言っても過言ではなかった。しかし所属する映画サークル合宿で怖い話をすることになり初めて他所の人に話してしまう。
偶然にも合宿先はゆき美の地元の近く、ミステリーとホラーが大好きなヒデとアキ、渚が現場でショートホラームービーを撮ると言い出し…
偶然にも合宿先はゆき美の地元の近く、ミステリーとホラーが大好きなヒデとアキ、渚が現場でショートホラームービーを撮ると言い出し…