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婚活戦線異状あり 冬の陣  作者: 玲於奈
21/23

謝罪

なし

「それでは、

 この講座をすすめましょう。

 しかし、講座を始める前に

 お並びいただいた皆さんに私は

 謝らなければいけないことがあるのです。


 今回は私が担当の方にお願いして

 男性と女性の出席者が

 合わなくなるようにしてもらったのです。


 そして皆さんには、

 本当に失礼な質問をしたかもしれません

 しかし、私は皆さんに

 自分の置かれた位置を

 わかっていただきたかったのです。

 そして、会場にいらっしゃる皆さんにも

 改めて自分がどうして婚活しているのか

 考えてもらいたかったのです。」


なぜかわからないが

赤ドレスは

私の方を見て話をしている氣がした


最後まで抵抗を示した賊軍。

今考えれば

そこが自分の意地だったかもしれない


そんなことを考えていると

赤ドレスが頭をさげた


その突然の謝罪は、


テレビに流れる、隠蔽や不正。

それらからの謝罪とは

まったく違う

心のこもったものだった。


顔が上がった赤ドレスは

爽やかな顔をしていた。

そして、私を見ながらきりっと言った。


「趣旨を理解しお待ち頂いた

 女性受講生をお呼びします。

 さあ、どうぞ」


赤ドレスが手を挙げると

眼鏡のっぽが戸を開けて

女性陣10名が入ってきた


後で伝え聞いた話では、

この様子は

別室でモニターしていたそうだ。


謝罪の力か

人間素直な氣持ちには

素直になるのか


前方の男性陣は

全員入ってきた女性に

次々とプロポーズ

いやペアになってくださいとたちどころにお願い。

先ほどの効果。


ただ、私一人を除いては。


なし

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