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ドラゴン・リヴァイバル〜伝説の代償  作者: nekorovin2501


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第10話:変異の大群と、援軍の影

深淵の谷から上がる道は、急峻だった。

岩肌を掴む手が擦れ、血が滲む。

風が渦を巻き、埃と霧が顔を叩く。

俺たちはロープを頼りに、這い上がる。

カイルが先頭で道を切り開く。

「上は……静かすぎるぜ。

嫌な予感がする」

エラが杖を握り、光を強める。

「変異種の気配……濃くなってるわ」

ミアが薬瓶を数える。

「みんなのバフ……持つわよ」

谷の縁に到達。

平原が広がる。

だが、空が暗い。

雲が低く垂れ込め、赤い稲妻が走る。

遠くから、翼の音。

無数の影が、街の方へ向かう。

変異種の群れ。

影翼蝙蝠、血鱗狼、腐敗樹竜の混合。

数百……いや、千を超えるかも。

「これは……街を狙ってる!」

俺は槍を構える。

「急ぐぞ!」

馬車を飛ばす。

車輪が土を蹴り、揺れる。

街の壁が見える。

門が閉ざされ、衛兵の叫び声。

空から、蝙蝠が急降下。

毒針が雨のように降る。

ギルドの門前。

冒険者たちが防衛線を張る。

受付の女性が、血まみれで駆け寄る。

「あなたたち……来てくれたの!?」

「援軍は?」

俺が問う。

女性が頷く。

「他のギルドから……もうすぐ!」

空が裂ける。

巨大な影。

腐敗樹竜の群れリーダー。

体長15m、根が無数に伸び、酸ブレスを吐く。

地面が溶け、煙が上がる。

「いくぞ!」

俺は槍を振り、突進。

【竜封じ突き】

槍先が輝き、根を斬る。

樹竜が咆哮。

酸が飛ぶ。

エラの【氷の絶壁】

巨大な氷壁が酸を防ぐ。

壁が溶け、蒸気が上がる。

カイルの【影分身矢】

分身の矢が群れを貫く。

蝙蝠が落ち、地面に血が広がる。

ミアの【緊急蘇生】

倒れた冒険者を光で癒す。

「みんな……持って!」

戦いが激化。

狼群が門を破ろうとする。

俺たちは前線に立つ。

汗と血が混じり、視界が赤く染まる。

突然、援軍の角笛。

馬の蹄音。

他のギルドのパーティ。

十数人。

リーダーの男が叫ぶ。

「援護する!

俺たちは『鉄壁の盾』だ!」

援軍が盾を構え、門を守る。

魔法使いが火球を放ち、狼を焼く。

弓手が蝙蝠を落とす。

俺たちは樹竜リーダーに集中。

エラの氷嵐連鎖が、根を凍らせる。

カイルの罠で、動きを封じる。

ミアの集団バフで、俺たちの攻撃力が上がる。

俺の【群れ斬り】

槍が回転し、複数の根を切る。

心臓部に突き刺す。

ドスン!

樹竜が倒れる。

群れが乱れる。

残りが逃げ始める。

勝利の叫びが上がる。

息が荒い。

体に光。

【リオン / レベル13 / 新スキル:連携突撃】

全員アップ。

エラ:【氷雷の渦】

カイル:【毒影連射】

ミア:【全体回復】

リーダーの男が近づく。

「君たち……噂の四人パーティか。

英雄たちの遺産を継ぐ者たちだな」

俺は槍を収め、問う。

「街は……?」

「守れた。

だが、これは前兆だ。

大陸の奥で、古龍の復活が囁かれてる」

エラが顔を上げる。

「ヴォルガノス……?」

男が頷く。

「英雄たちの封印が、完全に解けつつある。

次の依頼……大陸同盟の会議。

君たちを、推薦する」

ミアが本を握る。

「真実……もっと知らなきゃ」

カイルが笑う。

「面白くなってきたぜ」

俺は空を見る。

遠くに、赤い光。

まるで、目覚めの炎。

「なら……行く。

四人で……世界を止める」

(次回予告:大陸同盟の会議。

新たな敵の影。

そして、英雄たちの最後の遺言が……!?)


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