幼なじみ再び
「雅夜、今日の帰りは喫茶店に行こう~。」
「いいぜ、里枝美。」
「私、喫茶店でケーキが食べたい!」
「よしっ、じゃあ行くぞっ。」
「おぉ~!」
「雅夜~、雅夜は何のケーキを食べる?」
「俺はショートケーキだな。」
「ケーキの王道だね。私は……モンブランにしよう~。」
「よし、じゃあ決まりだな。」
「お客様、注文はお決まりでしょうか?」
「えーっと、ショートケー…………、ってひかり!?」
「ま、雅夜!!それに里枝美さん!?」
「ひかり、お前ここでバイトしてたのか?」
「そうだよ。雅夜は、今日里枝美さんとデート?」
「おう、そうだ。」
「そ、そうなんだ…………。それで注文は?」
「ショートケーキとモンブラン。」
「かしこまりました。しばらくお待ちください。」
「ひかりちゃんのウェイトレス姿、かわいかったね。」
「そ、そうかなぁ~。」
「雅夜、ちょっと見とれてたよ。浮気はダメだよっ。」
「浮気なんてしないよ。」
「ならいいんだけどね…………。」
「お前は心配しなくても大丈夫だよっ。」
「雅夜…………、ありがとっ☆」
「おう。」
俺たちはケーキを食べたあと、店を出た。
そして、それぞれの家へと帰った。