幼なじみと彼女
「やっほ~☆雅夜、遊びに来たよぉ~。」
「来たか、里枝美。」
「雅夜、今日はどこに行く?」
「今日は一緒に買い物にでも行くか。」
「やったぁー、雅夜と買い物だっ。」
「よし、じゃあ行くか。」
「雅夜に似合いそうな服だね。」
「そうかなぁ~、俺にはちょっと派手すぎるような気がするぞ。」
「かなり似合ってるよっ。」
「じゃあ、この服を買うよ。」
「今度遊びに行くときに着て来てねっ。」
「おう、わかった。」
「あぁ~っ、雅夜~っ。」
「うわぁっ。」
(バタッ)
「いたたたた。いきなりなんだよ~。」
「雅夜、久しぶりっ。」
「ひ、ひかり。どうしてお前がここにいるんだ!?」
「どうしてって、引っ越してきたんだよぉ~。」
「雅夜、この子だれなの?」
「里枝美、この子はひかり、俺の幼なじみだ。」
「ひかりで~す。よろしくっ☆」
「里枝美です。こちらこそ、よろしく。」
「ところで雅夜とは、どういう関係なの?」
「えっ、雅夜と私は付き合ってるの。」
「へ、へぇ~、そうなんだぁ~。あっ、そういえば用事があったんだ。それじゃあまたね。」
「お、おう。じゃあまたな。」
「まさか、あのひかりって子、昔雅夜のことが好きだったりしてね。」
「まさかな、そんなことありえねーよ。」
「そうなのかなぁ~?今も好きなのかもしれないよ?」
「そんなことはないだろう。」
「そうだといいんだけどね……。それじゃあ、帰ろうか。」
「そうだな、帰るか。」