2人目の彼女
ひかりは雅夜の彼女になった。
雅夜は、ひかりと付き合うことで、里枝美との過去を忘れようとしていたのだ。
「雅夜~、どこかに遊びに行こうよ。どこに行きたい?」
「どこにしようかなぁ……、ひかりはどこに行きたいんだ?」
「雅夜と一緒ならどこでもいいよ。」
「そうか……、じゃあ映画でも見に行くか。」
「うん、そうしよう。」
[映画館]
「雅夜、何の映画を見る?」
「うーん、迷うなぁ~。」
「こっちラブコメとかどうかな?面白そうじゃない?」
「そうだな。これにしよう。」
映画を見終わった雅夜とひかり。
「ラブコメのはずなのに、最後のシーンには感動しちゃった。」
「ひかり、号泣だったもんな。」
「あのシーンで泣かない方がおかしいよ。」
「確かにな……。」
「せっかく雅夜の泣くところが見れると思ったのに。」
「残念だったな。」
「まっ、いっか。次はどこに行く?」
「とりあえず、ご飯でも食べに行くか。」
「うん、じゃあ行こう。」
「さっきのファミレスのハンバーグ美味しかったね。」
「そうだな。また食べに行こうな。」
「今度は……私が作ったハンバーグを食べて。」
「ひかり……楽しみにしとく。さっき食べたハンバーグよりも美味しいのを作ってくれよ。」
「任せといて☆」
「じゃあ、そろそろ帰るか。」
「うん、そうしよう。」