3/36
真夏の彼女
「明日から、やっと夏休みだな。里枝美、どこか行きたいとことかあるか?」
「私は雅夜とだったら、どこでもいいよ☆」
「そうか、なら明日は海に泳ぎにでも行くか?」
「えっ!!う、海?」
「そうだ、海だ。海は嫌なのか?」
「う、ううん。海行きたい!」
こうして俺と里枝美は海に行くことになった。
[海]
「今日は晴れて良かったな。」
「そ、そうだね。」
「里枝美、あんまり嬉しそうじゃないな。」
「ううん、嬉しいよ。」
「そうか、じゃあ泳ごうか。」
「う、うん。」
〔里枝美の水着姿、かわいい!でもなんか変だ…………。ま、いっか(笑)。〕
泳ぎ疲れた俺は、電車の中でぐっすりと眠っていた。
『雅夜~。』
『里枝美、どうしたんだ?』
『実はね、私、〇〇〇〇〇〇なの。』
「えぇーっ!!!」
「ど、どうしたの?」
「なんだ。夢か~。」
「雅夜が急に大声出すから、ビックリしたよぉ~。どんな夢を見たの?」
「と、とっても怖い夢だ…………。」
この日の夜、俺は寝ることができなかった………………。