17/36
導き出した答え
ひかりは家に帰ってからずっと考え事をしていた。
〔私はどうすればいいの?雅夜にこのことを伝えるべきなの?〕
ひかりは一晩中悩み続けた。
翌日
〔私が出す答えは、ただ1つ〕
1つの答えを導き出したひかりは、ある場所へと向かった。
(ピンポーン)
「はーい。」
(ガチャッ)
「こんな朝早くにごめんなさい。」
「ひかりちゃん!!………………どうして私の家を知ってるの?」
「そんなことはどうでもいいの。それよりも大事な話があるから、ちょっとついて来て。」
「何かとても大事な話のようね。…………わかったわ。」