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◯◯な彼女シリーズ  作者: わたちゃん
4/6

貴族の僕と商人の彼女

2024・03 作者・わたちゃん


僕と彼女は、とある鉱山跡地の洞くつに来ていた。

「ちょっと疲れたな・・ここら辺で休もうか?」

「う~ん、そうね、80Rくれたらね。」

僕は、彼女に80Rを財布から、てわたした。

他には、色々とあったのに・・・。

彼女は、この奥深くにある銀水晶を掘り出したいみたいだ。

2週間前、僕は彼女と初めてであった時も

こんな感じだった。


僕は、大きな沼に両足を突っ込んでいて、

動けないじょうたいで、彼女が、ちょうど

とおりかかった・・・。

「そこのおじょうさん~~助けてください~」

「助けてあげてもいいわよ、100Rくれたら。」

え?お金取るのか?しかたがない・・・払うか。

「ロープ代、35Rするけど買う?」

「さっきの100Rは?」

「人件費・・・。」

僕は、ロープ代35Rを彼女に支払った・・・。

定価の2倍じゃないか・・。(泣)

彼女が、ロープを僕に投げてくれたのはよいが・・後、もうちょっとで届かない・・。

「そんなはじっこにいないで少し沼に

入ってくれれば、とどくんだけど。もう一つ

ロープ持ってないの?」

「持ってないわ」

「僕がもし払わないといったら、どう

するんだい?」

「このロープしまっても良いかしら?

それともクリーニング代・・310R払う?」

「うん、わかった・・・払うよ」

こうして僕は彼女にたすけてもらった。


こういう人もいるんだな・・・さすがに商人

血筋だけあるなあ・・。なんて惚れた人に

言えるかな?彼女はどうするんだろう?

考えは銀水晶を手にいれてからだ。

「さてと、そろそろ,出発よ。」

僕と彼女が、奥の入口と進んだ。

そしてその奥には、なんとほこり苔だらけではあるが、たしかに銀水晶が小さいのが、

たくさんあった。リュックにつめるだけつめ

出口近くで、彼女のリュックから銀水晶の形がどんどん大きくなりゴーレムの形になって暴れ出して、このまま洞くつは崩れ、彼女はリュックにつぶされてしまう。僕は外にぎり

ぎりでようやく通れた。彼女はというと、

まだリュックを出そうと苦戦している。

彼女が転倒しとっさに僕は、彼女をスライ

ディングのいきおいで外に出ると同時に

洞くつは、ガラガラとくずれさった。

「・・・助けてくれて、ありがと☆勇気のある人なのね、でも銀水晶はとれなかったけど、

それよりも私の事こんなんでもいいかしら」

「その・・僕も、君のことを・・・。ずっと・・」

「良いのね?手出して」

「いいよ?それから?」

「サービス☆手と手をつなぐの」

「そういうことかあ・・・なるほど・・・」

ぼくらは、貴族の館へ帰るのであった・・・。


FIN

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