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真・三国志  作者: ティラノ先生
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第一話・始まり

 夫婦は赤ん坊を撫でていた。

 決して豪勢とは言えない麻屋の居間で、生まれて一ヶ月くらいの赤ん坊を撫でていた。

 母親らしき若い女は、夫に聞いた。

 優しい口調で。


 「名前はもう決めてくれた?」

 

 その言葉に、夫もまた優しく微笑んで答える。


 「ああ、決めてあるさ。備だ。劉備。どうだ?」

 「いい名前ね。神様に、感謝しないとね」


 全ての物語は、ここから始まることとなる。

 中華史上最高の英雄譚であり、至極の人間ドラマ。





 真の、「三国志」が。


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