弥栄
秋篠宮悠仁親王殿下の御生誕日を言祝ます。
我が国が男系継承を維持して、少なくとも千五百年以上、神武天皇の即位を紀元前七世紀とする皇紀を基準とすれば、実に二千六百八十年もの長きに亘って皇統を維持して来たのは人類の至宝と言えます。
そしてこれから先も未来永劫に亘って男系継承を維持してゆくのは疑いようも、揺るぎようもない我々日本国民の責務です。
この責務を放棄するような憲法違反の輩は、早々に他国へ帰化して頂くのが自明の理です。
この男系継承で最も長いとされたのがエチオピア王朝でした。
昭和二十年代に革命が勃発して王朝は倒れましたが、実に四千年近い歴史がありました。聖書に記載されたソロモン王の時代から連綿と続いた王朝が滅びたことで、エチオピアは国際社会の中で保っていた地域を失ってしまいました。
我が国も、仮に女系になって国が滅びれば、国際社会での地位は失われ、マイナスからの再出発となります。
先祖代々、血と汗と涙を流して確立した地位を投げ捨ててまで、国を滅ぼしたい気持ちは全く理解できません。
イギリスなど西欧諸国が国際社会での地位を保っているのは軍事力と、雑系継承により王室の権威がさほど重要視されていない状況があります。
我が国が国際社会で今までのように影響力を行使したいならば、アメリカ並みの軍事力を備えるしかありません。
我が国を平和国家に留め下さっているのは、天皇陛下の御威光に拠る部分が大きいと我々国民は知らなければなりません。
その平和国家を継続可能として下さっている、悠仁親王殿下の御生誕は、誠に国民として感謝申し上げるしかありません。
親王殿下の健やかなるご成長を願い、本日は過ごしたく存じます。