狼少年
今月の流れではライカンスロープと同類に誤解されそうですが、狼少年とは「狼が来た」と嘘ばかりついていた少年が、本当に狼に襲われて助けを求めた時に、「どうせ嘘」と誰にも相手されずに死んでしまうイソップ寓話です。
イソップ寓話の成立は長い期間を経て蓄積された物語を、イソップという人物に仮託している形態です。
「狼少年」は「嘘をつく子供」という題名のようです。
類似の説話に古代中国の周の幽王の逸話があります。
幽王が二番目の后として召したのは褒姒と呼ばれる美女でした。
ところが彼女は全く笑うことがなく、王があれこれ手を尽くしてもその笑顔を見ることはできませんでした。
そのようなある日、緊急事態を告げる烽火が上がり、兵の招集を意味する太鼓が打ち鳴らされました。
すわっと諸侯が軍勢を率いて王宮に集まるものの、何事もありません。
困惑している諸侯らを見て、褒姒が初めて笑います。
王はその後も彼女の笑顔を見ようと何度も緊急招集を繰り返しました。
更に太子を、褒姒が産んだ子に替えたことに諸侯が激怒して叛乱を起こします。
王は緊急招集しますが、他の諸侯は「いつもの空招集」と思って誰も救援に至らず、王と褒姒は殺害されてしまいました。
普段、嘘や捏造、偏向した記事ばかり配信するマスコミは現代に於ける「狼少年」と言えましょう。
そのようなマスコミの嘘に踊らされてばかりいる野党議員が憐れでなりません。
虚偽、捏造を発信する人物に対して責任を負わせる法令が必要ですね。
例えば、我々日本人を変態と報道した毎日新聞と記者に対して、一切の情報発信を禁止する措置や、日々捏造と偏向に汗水垂らす朝日新聞も情報発信禁止とするのが妥当でしょう。
最近では「前の戦争が侵略戦争か否か」と執拗に繰り返し質問した共同通信も、情報発信停止とする処分が必要です。
個人にも適用できれば、ネット上で誹謗中傷を繰り返すことが減少して、自殺に追い込まれる被害者も減るでしょう。
当然ながら、真実に対して虚偽と誣告した場合は倍返しの厳罰が妥当です。
嘘をつくのは、やめましょう。




