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人頭獣身
獣の身体に人の頭、または上半身が載っている存在はほとんどが怪物扱いです。
獅子の身体に人の頭はスフィンクスです。
スフィンクスは街道に出没して謎掛けを出願し、答えられない者を食べてしまう怪物でした。
オイディプスはスフィンクスの謎掛けを解いて、この害を除きました。
一方、エジプトでは王権の守護者として神聖な存在です。
スキュラは、美しい少女の上半身の下に犬の身体、或いは無数の蛇が触手のように生え姿をしています。
邪智があり、人を襲って食べる習性があります。
ラミアは美しい女性の上半身の下に、蛇の胴体という姿です。
背中に翼が生えたエキドナはギリシア神話に登場する魔物の母親でもあります。
中国の神話でも伏羲と女媧は人頭蛇身とされています。
セイレーンは当初、鳥の身体に人の頭を持つ存在でしたが、中世以降は人魚のような姿になりました。
歌声で水夫を惑わし、船を難破させる化け物とされています。
ハルピュイア、ハーピーもまた鳥の身体に女性の上半身という姿です。
意地汚い存在で、食料を貪り、残飯や汚物を撒き散らす不潔な習性を持ちます。
他にも想像次第では多くの種族を作り出せるでしょう。




