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若鷲の歌

 『若鷲の歌』は西条八十作詞、古関裕而作曲で、昭和十八年九月に公開された映画『決戦の大空へ』の主題歌です。

 明るい曲調に、海軍航空予科練の勇ましさを乗せた歌詞が当時の日本男児の心を捕らえて爆発的人気を得ます。

 戦後も歌い継がれるほどの人気ぶりでした。

 元々は全く別の旋律で作曲していたそうですが、海軍航空隊の体験入隊に赴く途上で作曲した旋律が採用されました。

 二曲作曲して、実際に予科練生に両方を聴かせて決を採り、決めたと言われております。


 帝國軍の航空隊は荒鷲と呼ばれ、『荒鷲の歌』、『海の荒鷲』などの戦時歌謡曲もあります。

 海軍航空隊は航空母艦での移動が多く、荒鷲と総称されましたが、それでも前線基地近くの飛行場に配備された場合は、そこの地名、或いは隊長の名前を冠して呼ばれたようです。

 『ラバウル海軍航空隊』、『加藤隼戦闘隊』などがあります。

 異色の存在としてはパレンバン空挺作戦を成功させた落下傘部隊(挺進第二聯隊)を讃える『空の神兵』があります。

 それら並み居る正規兵を歌った名曲に肩を並べる一曲が、正規兵ではない予科練生の歌というところに、この曲の深さがあると思います。

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― 新着の感想 ―
[一言] 燃える血潮の予科練の…でしたか。
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